かえるネット木津川南

大阪市南西部で活動する日本共産党の青年後援会のブログです。

麻生氏の過去の発言 ナチズムと酷似

2013-08-02 13:34:01 | 政治

麻生氏の過去の発言 ナチズムと酷似

「一国家、一文明、一言語、一文化、一民族…ほかの国にはない」

誰にも気付かれないうちに“改憲”したナチスの「手口」に学べという麻生太郎副総理兼財務相の暴言(7月29日)が内外から批判を浴びています。同氏は「発言を撤回したい」と言い出したものの、過去の発言には、ナチズムと共通する思考が表れています。

 「(日本は)一国家、一文明、一言語、一文化、一民族、ほかの国さがしてもございません」。2005年10月15日、福岡県太宰府市で行われた九州国立博物館開館記念式典での麻生氏(当時=総務相)の祝辞です。

 麻生発言で想起させられるのが、「一つの民族、一つの帝国、一人の総統」というナチスの有名なスローガンです。「純粋なアーリア人国家」の建設を目指したヒトラーは自著の『わが闘争』で「同一の血を持つ民族は共通の国家に属する」と強調。アーリア人優位主義や排外主義のもと、ホロコースト(ユダヤ人などの民族大量虐殺)を進めたほか、「精神病」(認知症)患者や障害者に対する「断種」や「安楽死」まで強行しました。

 麻生氏は2007年の参院選中、国内外の米価を比較して「7万8000円と1万6000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもわかる」と発言。また、かつての自民党の実力者について「出身者を日本の総理にはできない」と発言していたことも明らかにされています。弱者を切り捨て、差別を助長し、“優秀な遺伝子”だけを残すという発想も、ナチズムと酷似しています。(林信誠)


日本共産党・大阪3区(住吉区・住之江区・大正区・西成区)国政対策委員長 

      わたなべ結
        

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ブラック企業 根絶へ

2013-08-02 08:26:32 | 労働・雇用

ブラック企業 根絶へ

被害救済・調査 対策弁護団が結成

労働者を酷使して使い捨てにするブラック企業の被害者を支援しようと、全国各地の弁護士が参加する弁護団が31日、結成されました(写真)。相談活動や裁判支援を通じて被害救済にあたるほか、ブラック企業の根絶に向けて社会への問題提起や実態調査に取り組みます。

 結成したのは、「ブラック企業被害対策弁護団」(31日現在、弁護士52人が参加)。全国的なネットワークで情報収集や対応策の研究につとめ、労働組合やNPO法人などとも連携します。

 同日午後、東京都内の会見で、代表に就いた佐々木亮弁護士(日本労働弁護団事務局長)は、「参院選でも政党がブラック企業対策を政策とするなど、認知されてきた。若者をつぶす大問題だ」と専門家による対策の必要性を強調しました。

 事務局長の戸舘圭之弁護士は、労働者の権利を擁護する労働組合の役割を強調したうえで、「労組につながらない若い人の最初のチャンネル(とっかかり)にしたい」と弁護団の意義を語りました。

 会見には、被害者も同席。入社9カ月で安売りコンビニの店長にされ、残業代ゼロで長時間労働を強いられた男性(33)は、「会社の居直りや不誠実な対応に苦しんだ。専門的な支援が必要」と弁護団への期待を語りました。

 弁護団は今後、被害者を対象にした勉強会や相談会を実施。活動予定はホームページ(http://counsel.mithra.jp/)で公開します。電話での問い合わせは、03(3379)5211(代々木総合法律事務所、戸舘弁護士)で受け付けます。