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かえるネット木津川南

大阪市南西部で活動する日本共産党の青年後援会のブログです。

福島第1原発 タンク堰内の水1130トン放出

2013-09-19 06:37:54 | 原発・エネルギー問題

福島第1原発 タンク堰内の水1130トン放出

放射能、以前から流出か

東京電力は17日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、台風18号の影響で大量の降雨があった16日、汚染水を貯留しているタンク群を囲む堰(せき)にたまった水の排出量は1130トンに上ったと発表しました。

 また、堰の排水弁を通じて、以前から放射性物質が外部に流出していた可能性があることを認めました。

 東電によると、台風の影響で降雨があった15日、タンクの堰内に水がたまっていたため、堰で仕切られた区域ごとに、水に含まれる全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)の濃度を測定。19区域のうち12区域の水はくみ上げてタンク内に移すことにしました。

 7区域では、全ベータの濃度がストロンチウム90の告示濃度限度(環境への放出の上限を定めた国の規準)である1リットル当たり30ベクレルを下回っているとして排水弁を開けるなどして堰外に排水しました。

 排水した水は、周囲の土に染み込んだり、排水溝を通じて海に流出した可能性が高いとみられますが、東電は「明確に言えない」といいます。

 水を移送した12区域のうち1区域ではくみ上げが間に合わず、堰からあふれたといいます。全ベータの濃度は1リットル当たり37ベクレルで、告示濃度限度を超えていました。

 8月19日に大量の汚染水漏れが見つかった区域で、堰内の水に含まれる全ベータが同17万ベクレル検出されました。

 ほかに同3700ベクレル、同2400ベクレルが検出された区域は2012年1~2月にタンクから汚染水の漏えいが見つかっています。堰の排水弁は、8月19日以前は開けっ放しで、漏れた汚染水がコンクリートに染み込んだ後、雨が降るたびに流出していた恐れがあるといいます。

 一方、全ベータが1リットル当たり17万ベクレル検出された水などは近くのタンクに移送。移送量は排水量と同程度で、東電は「タンクを圧迫していく」と述べ、雨どいなどを通じて堰の外へ雨を流せるように対策を検討するとしています。

 

日本共産党・大阪3区(住吉区・住之江区・大正区・西成区)国政対策委員長 

      わたなべ結
        

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たまった雨水 17万ベクレル

2013-09-18 08:04:48 | 原発・エネルギー問題

たまった雨水 17万ベクレル

福島第1タンク群の域内

ストロンチウム

東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)でタンクから大量の放射能汚染水が漏れた問題で、東電は16日、台風18号の接近に伴う豪雨の影響で、漏れたタンクを設置した「H―4」エリア(区画)北側にたまった雨水(15日に採取)からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質(全ベータ)が1リットル当たり17万ベクレル検出されたと発表しました。東電はせき内に残っていた放射性物質が雨水に混ざったのではないかとみています。

 同じエリアの東側で同2400ベクレル検出したほか、「H―3」「H―2」と呼ばれるタンクエリアのせき内でも、それぞれ同4600ベクレル、同3700ベクレル検出。「H―3」では3日、タンク底部で毎時2200ミリシーベルトの高線量が計測されていますが、「H―2」は高線量が計測されていませんでした。また、15日にたまっていた水がせき外にあふれていた別のタンクエリアの水を調べたところ、全ベータは1リットル当たり37ベクレルでした。東電は「H―4」のたまり水を15日夜までに周辺のタンクに移し終え、ほかの高線量箇所のたまり水も順次移す予定です。

北側井戸 17万ベクレル

トリチウム

 東京電力は16日、福島第1原発で放射能汚染水が漏れたタンク北側約20メートルの場所に掘った観測用井戸で14日に採取した地下水から、これまでの最高となる1リットル当たり17万ベクレルのトリチウム(3重水素)が検出されたと発表しました。8日に採取した水と比べると約40倍に上昇。東電は漏れた汚染水の影響とみています。タンクに入っていたトリチウムの濃度は同二百数十万ベクレル。

 この井戸から約40メートル東の建屋側に近い場所に新しく掘った観測用井戸でも、15日に採取した地下水から、全ベータが1リットル当たり1300ベクレル検出。タンク北側の観測用井戸と同じレベルで、汚染が建屋側に広がっている可能性が出てきました。この井戸から建屋側に、地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」計画に使う12本の井戸があり、最も近い井戸とは距離が100メートルもありません。計画の見直しを迫られる可能性もあります。

 一方、漏れたタンクのそばを通り、直接外洋に通じている排水溝で、外洋から約150メートル上流で15日午後に採取した水から、全ベータを1リットル当たり280ベクレル検出し、前日より約4倍に上昇しました。また外洋への流出の恐れがあります。

 

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福島 汚染水流出 1日300トン

2013-08-09 07:30:34 | 原発・エネルギー問題

福島 汚染水流出 1日300トン

東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で放射性物質に汚染された地下水が海に流出している問題で、政府として汚染水対策にあたる経済産業省は7日、海に流出している汚染された地下水の量を少なくとも1日当たり300トンと見込んで対策をとることを明らかにしました。汚染地下水をくみ上げるなどの対策自体は、東電がすでに発表しているもので、同日開かれた国の原子力災害対策本部会議で茂木敏充経産相が報告しました。

 同省は、福島第1原発1~4号機には山側から1日1000トンの地下水が流れてきており、うち400トンが原子炉建屋地下に流入し、残り600トンの一部が配管内にたまった高濃度の放射能汚染水に触れて、汚染水として流出しているとみています。

 東電が、護岸近くで上昇している地下水の水位を下げるため、1カ所当たり1日100トンの地下水をくみ上げる検討をしていることから、汚染が見つかっている3カ所の領域で合計同300トンの地下水が流出していると見込んでいます。

 しかし、同省は、「正確に測ったデータがあるわけではない」とし、3カ所の領域以外から地下水が流出しているかどうかは分からないとしています。また、いつから流出しているかも不明で、事故直後から続いている可能性を否定していません。

 護岸近くで計画されている汚染地下水のくみ上げについて、くみ上げる量は来年9月までに約4万トンに上り、地上タンクに保管する考えだといいます。同省は、本紙が“休業状態”と指摘した政府の汚染水処理対策委員会を8日にも開きたいとしました。

 

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原発関連作業 未払い賃金払わせた

2013-08-01 07:38:31 | 原発・エネルギー問題

原発関連作業 未払い賃金払わせた

福島第1元作業員 違法労働訴え / 多重派遣に改善命令

原発関連作業に従事する労働者が、賃金未払いやピンはねなどの違法労働を告発、未払い分を払わせるケースが相次いでいます。 (山本眞直)


「ピンはね」

 長崎県佐世保市の建設会社に雇われた大川幸二さん(40代、仮名)は、2011年7月から8月にかけ、東電福島第1原発で汚染水処理作業に従事しました。日当は1万1000円。1次下請け関係者に聞くと「日当が1万6000円、危険手当もついている」。

 大川さんを雇用したのは5次下請けでしたが、現場では2次下請けで佐世保市にある大和エンジニアリングサービスの作業グループの一員として働きました。元請けは日立GEニュークリアエナジーでした。

 「大和」側に5000円ピンはねされ危険手当も支払われていない、と説明を求めた大川さん。同社は、「業者間の暗黙の了解事項で話せない」。

 大川さんはその悔しさ、怒りをメールで福島県いわき市の渡辺博之・日本共産党市議に訴えました。本紙は11年11月9日付「レベル7 原発作業員の抵抗」と報道しました。

 渡辺市議、いわき市労働組合総連合、弁護団と連携して労働局に告発。雇用主の建設会社や「大和」と交渉を重ね、大川さんは、未払い分の10万円を20日、受け取りました。

 長崎労働局は4月、大和などに対し、大川さんら延べ341人を建設業務である配管工事に従事させたのは労働者派遣法違反、そのうち133人を「大和」の指揮命令のもとで配管工事に従事させたのは職業安定法が禁じる「多重派遣にあたる」として改善命令を出しました。福島原発事故での初の行政指導でした。

 大川さんは「(東電、元請けらの)違法行為は作業員を雇用する資格もない」と力を込めました。

労基署に告発 泣き寝入りしたくない

抗議に解雇

 福島労働局によると事業者の68%が「危険手当不払い」など何らかの労働基準関係法令に違反しているという「除染業界」。そんな中、賃金差額分を取り返した作業員グループがいます。

 福島県郡山市内で除染作業についた関西出身の17人です。代表格のAさん(60)によると郡山市から受注した元請け(ゼネコンの佐藤工業)の2次下請けのY社(千葉県)に誘われ日当1万7000円で5月14日、雇用契約を結びました。

 ところがY社は工事最終日の6月15日午前、「日当は1万3000円だ」と言い出し、「納得できない」と抗議するAさんらに解雇を通告。Y社からの使いという暴力団風の男2人がAさんらに「すぐに寮から出て行け」と威圧してきました。

 Aさんらは「泣き寝入りしたくない」と6月16日、郡山労働基準監督署に解雇無効、賃金未払いなど労働基準法違反として告発しました。同労基署は今月、元請けの佐藤工業、下請け各社を呼び事情聴取、未払い賃金の支払いを指導。Y社は「今月中に支払う」と回答しました。

 

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原発事故の収束宣言を撤回し、再稼働をやめるべきだ

2013-07-29 07:19:40 | 原発・エネルギー問題

原発事故の収束宣言を撤回し、再稼働をやめるべきだ

TBS系番組 小池副委員長が主張

日本共産党の小池晃副委員長は27日、TBS系番組「サタデーずばッと」で、原発、北朝鮮、消費税増税問題などをめぐり5党代表と討論しました。

原発

電力会社のおごりを助長

 福島第1原発の汚染水流出問題での各党の賛否が問われ、「(東電の隠ぺいを)政府が助長している面がある。収束宣言を撤回すべきだ。今まさに事故の真っ只中なわけで、収束宣言を出すから東電のような無責任なことが許されてしまう。もう一つは(政府は原発を)再稼働する方針だ。電力会社のおごりを助長し、つけあがらせているのは政府の姿勢だ。収束宣言撤回をはっきり言い、再稼働をしないで事故の収束をすべきだ」と主張しました。

 司会の、みのもんた氏が「小池さんが言うように政府が収束宣言撤回をはっきり出したらどうか」と自民党の平沢勝栄政調副会長に問いました。平沢氏が「収束していないことは事実だ」と述べたのに対し小池氏は「だったら、『収束宣言を撤回する』と言うべきだ」と批判しました。

拉致問題

とにかく命あるうちに…

 朝鮮戦争休戦60周年の行事が行われている北朝鮮をめぐり、みの氏が「現安倍内閣で北朝鮮の拉致問題は解決できるのか」と各党に問い、野党の中で小池氏が「YES」のパネルをはっきりと示したことが注目されました。

 小池氏は「(解決)できるかといえば、それはわからないが(政府に)やってもらわないといけない。昨日(26日)、横田めぐみさんのご両親が国会に来られた。2002年の日朝平壌宣言から11年たっており、とにかく命あるうちに…と本当に切実だ」と指摘。「安倍政権は、日中、日韓の間にささったトゲを抜くべきだ。歴史問題を解決しなければ、アジアが結束して北朝鮮にことをあたることはできない」「日本軍『慰安婦』問題や侵略戦争の問題について間違っていたことを認めることが土台になる」と述べました。

消費税

景気を直撃増税中止要求

 みの氏が「来年4月からの消費税率を何%にすべきか」と質問。消費税率8%への引き上げを自民、公明が「国際公約だ」と明示。民主党や日本維新の会も「8%」としたのに対し、小池氏は現状の「5%」を示したうえで、「社会保障のためだといいながら、実際は今年10月分から年金が下がり、さらに連続削減も計画されている」と批判しました。

 小池氏は、大和総研の調査を示し、現役世代で年収500万円の4人家族で、年金の保険料が上がり、消費税が上がると可処分所得が30万円減るとの結果を紹介。「(消費税増税は)景気を直撃するし、財政再建どころか、こんなことをやったら税収が減ってしまう。デフレ克服といっているときに、なぜこういうことをやるのか」と批判し、増税中止を求めました。

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