灯明が点灯し、木鷽の底に貼ってあるシールを確認します。
進行役の神職が語る話に耳を傾け、当たり言葉がなにかに注目
しています。
一番目の当たり言葉は、九州国立博物館で開催される「古代日本
と百済の交流」にちなんで『石上(いそのかみ』。
一年の大幸運を当てた方は、用意された紅白台の上で賞状授与が
行われ、住んでる地方と名前、今年の抱負などが質問・披露され
ました。
この後、当たった方は巫女さんの先導で、本殿に向かい、お祓い
の後金鷽が授与されます。
さてつぎに2度目の鷽替が開始されます。
灯明が消された境内には、老若男女の「替えましょ、替えましょ」
の声が響き…。
どんどん木鷽を替えあいます。
マイクを使い、巫女さんたちが声を揃えて、「替えましょ、替えましょ」
巫女さんたちの横で太鼓をたたく進行役の神職さん。
およそ6分後、連打する太鼓の合図で灯明に明かりがつき、次の当たり
言葉が発表されます。
つづく…。