森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

秋薔薇&バラバラとお喋り

2017-11-14 01:56:17 | 梢は歌う(日記)

 

秋散歩の記事の続き。

(画像はちょっとイマイチ)

 

十月桜を見に行くときは、何時も秋薔薇はまだ咲いているかなと薔薇園ものぞいてくることが常です。

かなり寂しげではありましたが、ちゃんと綺麗に咲いてくれていました。

香りも良くて、本当に薔薇の香りは幸せな気持ちになれますよね。

 

薔薇のお話は、これで他に語ることもないので、ついでながら日記などを・・・・。

 

ひとつはね

「百均ばんざい」と言うお話。

 

先日、この今アップしているお散歩の翌日に腰痛になってしまいました。

湿布とか貼ってみたけれど、やっぱり腰痛ベルトをした方が良いなと思って、数年ぶりに箪笥の奥から出してきました。

ところがこの数年ぶりと言うのがアウトで、その数年で風船のように膨らんでしまった私にはかなりギリギリな感じです。

かがんだはずみでマジックテープが外れでもしたら大変です。

仕方がないのでワンサイズ上のやつを買おうかなと思いました。

腰痛ベルトは普通レベルのもので4000円ぐらいするのではないかと思います。

痛い出費です。

でもこの文の最初にオチが分かるタイトルを付けてしまいましたね。

 

そうなんです。

ふと気まぐれに入った百均で

あるかしら。

まさかね。

あらっ、

あった~ !

となったわけなんです。

 

それから私、

そこで帽子も買ってしまいました。

帽子なんてものもあるのねなどと思いながら、見てみると

私好みのやつがあったものですから。

 

昨日今日と、その帽子を被ってお出掛けしています。

黙っていれば良いものを、

「これ百均で買ったんだ。」と

なんでか自慢しちゃいます。

 

これは女性のサガみたいなものですよね。

安くて良いなと思える買い物をすると自慢したくなってしまうって。

 

だけど100円の帽子が似合っているんだ、と言ってるようなものでして

少々アホかとも思ってます^^;

 

 

薔薇と言えば、「与野本町」の駅前の薔薇も秋薔薇は咲いているのでしょうか。

 

埼芸の「ムサシ」チケット、苦戦中でいまだゲットならずです。

申し込める日にちが一日限定なので厳しいのかも知れません。

しかもこのチケットは友人に頼んであるので、きっと今頃はやきもきとしているかなと思うと、

申し訳ない気持ちになります。

 

 

だけどとりあえずは18日0時からの

「7つの海を楽しもう!世界さまぁ~リゾート【ドバイ・藤原竜也】」

を楽しみにしたいと思います。



ちょっと不思議だなと思った。

 

今日、自治会のある書類を作成したので、それを会長の家の集合ポストに入れようと、エレベーターで下に降りて行きました。

そこでばったりと、犬の散歩に行く途中の自治会役員メンバーに会いました。

そしてポストにインしようとしていた所に、

また別のメンバーが習い事から帰って来た所と遭遇。

短い楽しいおしゃべりをしながら、帰りのエレベーターをご一緒しました。

これでもう一人と会ったら、凄いなと思っていたら、その人がまさに階段を下りてくるところだったのです。

お仕事がお休みだったから、これからお風呂に行くのだと出かけていくところでした。

会長には会っていなくても、そこに用があって出向いたら、役員メンバーと全員に会ったのですよ。

 

他の人には誰にも会わずに、この人たちとだけ会ったのです。

これに意味があるのかない事なのかは分かりません。

だけどそこに意味を考えるか否かは、その人の習性のようなものですよね。

私は考える方の人です。

 

今日は私も、友人とランチで楽しい時間を共有したのでした。

昨日は共に一つの事に向けて

力を合わせた人たちが、今日は別々の時間を楽しんでいるー。

客観的に突き放して見てみると、

なんだかドラマの一部のような気がします。

 

そしてまた、そこには縁と言うものが確かに存在しているのでしょうか。

 

 

今日、嫌な事が二つありました。

 

だけどとんがっても仕方がないし、落ち込んでも仕方がない。

「リセットする。」

使い方によっては良い言葉にだってなりますよね。

深く反省もしないし何も学ばないようにしようってのも、時には大事だと自分に言い聞かせ、

そして単純にそれを切り捨てよう。

 

ぱちっ。

終了~。

 

 

今日と言うのは13日。

昨日と言うのは12日。

日付が変わってしまっていて、ややこしい^^

 

と言うわけで、明日も良い日でありますように。

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秋散歩2 北原白秋は

2017-11-12 02:39:38 | お散歩&写真日記

歩いていたりすると

いろんなことを考えてしまう。

 

ずっと昔の思い出や

あまり意味もなさないことなども。

 

 

秋の日の風景は

やっぱり

北原白秋

なんかを思い出すよね。

「からまつの林を・・・」ってね。

 

 

だけどさ、

なんで白秋は、白秋って名前にしたんだろう。

歳を行ってから改名したわけじゃなくて、最初から

若い時から白秋。

 

なんでだろう。

 

ああ、凄いな、ネットって。

今調べてみたら見つかったよ。

「『評伝北原白秋』(藪田義雄著 玉川大学出版部 1978)
 p35 「この冬(明治34年)、友人たちとはかって回覧雑誌『蓬文』を発行することになったが、
(略)あたまに『白』という一字を載せることとし、その下に付ける字をくじ引きしたところ、
白秋には『秋』があたったというのである。」

『北原白秋 新潮日本文学アルバム 25』(新潮社 1986)
 p15 「三十四年の冬、白秋のよびかけで中学の有志が文学回覧誌『蓬文』を出した際、
あたまに『白』の字のつく称号をつけようという話になり、くじ引きの結果、
隆吉に『秋』の字が当ったというのが実情らしい。」

こちらからリンクさせていただきました。

 

なーんだ。そうだったのか。

チョピッとがっかりしたなあ。

青春・朱夏の時代を経て、白秋は何かを思っていたのかななんて

ちょっと思って見たものだから。

 

だけどさ、そんな白秋は

白秋の時代を待たずに57歳で亡くなっているんだね。

 

   一 
   からまつの林を過ぎて、
   からまつをしみじみと見き。
   からまつはさびしかりけり。
   たびゆくはさびしかりけり。

       二  
   からまつの林を出でて、
   からまつの林に入りぬ。
   からまつの林に入りて、
   また細く道はつづけり。

       三 
   からまつの林の奥も
   わが通る道はありけり。
   霧雨のかかる道なり。
   山風のかよふ道なり。

       四 
   からまつの林の道は
   われのみか、ひともかよひぬ。
   ほそぼそと通ふ道なり。
   さびさびといそぐ道なり。

       五
   からまつの林を過ぎて、
   ゆゑしらず歩みひそめつ。
   からまつはさびしかりけり、   
   からまつとささやきにけり。

       六
   からまつの林を出でて、
   浅間嶺にけぶり立つ見つ。   
   浅間嶺にけぶり立つ見つ。
   からまつのまたそのうへに。

       七
   からまつの林の雨は
   さびしけどいよよしづけし。
   かんこ鳥鳴けるのみなる。
   からまつの濡るるのみなる。
  
       八 
   世の中よ、あはれなりけり。
   常なけどうれしかりけり。
   山川に山がはの音、
   からまつにからまつのかぜ。


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十月桜と秋散歩

2017-11-11 01:23:08 | お散歩&写真日記

11月8日、この日は薄曇り。

でも今日行かないと、また行く日が無くなってしまうと

毎年見に行っている十月桜を見てきました。

 

どんなに曇っていても良いのです。

だって十月桜には曇りの日が良く似合うと思っているからです。 

 

秋に咲くこの花はいつも寂しげです。

十月桜の良いところは、「可愛い」と言う点と、

何よりも咲いている期間が長い事ですね。

 

毎年見ている十月桜。

「今年も来たよ~。」

「今年の私は、お気楽な人だよ~。」

などと、心の中で語りかけたのでした。

 

そして

ある時まで同じ桜かと思っていた・・・↓

 

こうしてみると、まったく違うのに隣同士で並んで咲いていたものだから 、思い込んでいたのですね。

それに今となっては分からない事ですが、木の表札が掛かっていたかどうか、

そこから怪しいと疑っています。

あー。

今気が付きました。

木の表札が新しくなっていますね。

昔はもっと素朴なやつでしたから。

 

その後は、公園内をぐるりと周って帰ってきたのですが、

それでも12000歩ぐらい歩きました。

 

日本と言う国は、本当にいつの季節も美しいと思います。

春には春の絢爛な花の祭りがあり、夏には夏の空気を染めるが如くの緑がそよぎ

また何もない冬でさえ、木々たちはその裸体を競い合うのです。

秋の日は寂しい。

だけどこの秋と言う季節の芸術家ぶりはどうなのでしょうね。

 

ほらほら、君たち、見たまえよ。

などと誇らしげなような気さえしてしまうのです。

 

ふと

秋好む姫の庭は如何なるものであったのか、

などと思ってしまったりもするのです。

 「秋好中宮」については→ここ

しかしこんなニックネームを、紫式部ではなくのちの読者が付けていったなんて、

そこが素敵ですよね。

 

―ああ、京都にも行きたいものだね。

京都の秋は真っ赤だものね。―

 

 

薄曇りの日の秋散歩。

寂しげな風景画像を、またたくさん撮ってしまいました。

気まぐれに、また載せていくと思います。

 

昨年の十月桜の記事は→十月桜2016

それ以前の十月桜の記事は「十月桜と共に

上の記事は、まとめ的リンク記事ですが、私にとっては家族の大事な事が書いてありました。

それを読むと、直接は関係のない事でも、人々との大切な絡み合いによって

自分の生活は支えられているのだとしみじみと思います。

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相棒16/第4話「ケンちゃん」

2017-11-09 08:35:51 | ドラマ(相棒)

∅ →「空集合」

勉強になりますね

因みに → 「サヴァン

こちらは映画の「レインマン」や、中居君の「ATARU」などで知っている方も多いかもしれないですよね。驚いたことに、リンクしたウキペディアにもう「相棒16の4話」の事が載っていました。お仕事が早いですね。


事故に遭って、いきなりサヴァンになってしまうのかとか、あなただけが空集合と言ったのであなたが犯人って言うような事を当然のように言った右京さんに唖然としてしまった事などを抜かせば、なかなか面白かったです。

最近犯人役の人が最後に頑張る演技をしてくれるから、良いですよね~。

人を自分勝手に殺すような奴は狂った人のように描くべきなんだって、本当に思いますよ。

説得力が増します。


お兄ちゃんの悲しい嫉妬も、ほんのちょっぴり分かるような気もしないでもないです。だけどその反面、地べたを転がり土をつかむほどの嘆きっぷりぐらい見せて欲しかったです。

その両方が存在して、兄と弟には短絡思考では考えられない複雑な感情が存在し、それが伝わってくるものではないかと思うのですよ。

あっ、何気に偉そうに演出に文句を言っちゃったかも^^;


「優しいだけが取り柄の…」ってお兄ちゃんは言ったけれどね、優しさが取り柄って、今の世の中では最高じゃないですか。

たくさんの花がそれを物語っていましたよね。


いずれにしても良き人、また未来に希望を持っている人の続くはずの人生を終わらせてしまった犯罪は憎むべきものであり、悲しい事件だったと思います。


Season16の「相棒」、なかなか面白いですね。次回は警察学校が舞台。米沢さんも出てくるので楽しみですね。

                            ※

真夜中に続けて三つ「相棒」の感想を書いて、朝読み直したら、誤字や言い回しが酷く少々書き直しました。

ついでなので書き加えると、私も素数とぞろ目が大好き。見つめたら素数の数字が光るなんて、そこはなんか憧れます。でもサヴァンはそんなに甘いものではないですよね。本音を言えば、サヴァン症候群の描き方には、ちょっと疑問を感じました。

ただ事故によって、脳に損傷を受け徐々に何かが変わって行ってしまった人を、周りで二人も知っています。サヴァンになるほどの衝撃があったならば、ケンちゃんはそれと引き換えに、きっと何かを失ったはず・・・・と言う深みがあっても良かったかも。

あっ、そう言えば、上記の文で演出に文句と書いてしまいましたが、ついでのついでなのでさらに本音を言っちゃうと、最後の献花のシーンは、あの柵を右から左までずらっとというほど並べて頂きたかったな。そこに驚きと感動が生まれたと思うのです。

そして「優しさだけが取り柄だった」の力を感じる事が出来たと思うのです。

まっ、個人的感想ですのであしからず。




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相棒16/第3話「銀婚式」

2017-11-09 01:48:51 | ドラマ(相棒)

※ 「第4話」の相棒を見て、シマッタ、まだ感想を書いてなかったと「2話」から感想を書き始めました。

 

     ※           ※

銀婚式の話を嬉しそうな顔で話す男に、不快感が微妙に漂う姿にこの秘書は愛人だなとすぐ分かりました。

「銀婚式」と言うタイトルはしみじみと考えてみると、そうとう辛い物語だなと感じました。25年と言うのは、簡単な年月ではありません。嘘をついたとしても、その嘘を25年つき通したら、真実にさえなってしまう歳月なのではないかと思うのです。

だけど・・・・・。

 

夜遅くに届いた銀婚式の招待状。

「思っていたものとちがかったものですから。」と言うような事をぼんやりと呟くように言う妻。

思っていたものと違う、それはすなわち、思い描いていた25年目ではなかったと言う事だと思うのです。

想い思われてありがとうと言いあうような25年。周りの人々にも、「本当に仲が良くて羨ましい。」と言われるような25年を想い描いていたのかもしれません。

それでも妻は夫の為に別れてあげようと思ったと思うのです。子供のいる人生を彼は望んでいたのかと思ったから。

だけれどもさらに夫は、妻を殺してその財産すら奪おうとしたのです。

そしてその未遂に終わったその事件で、妻は25年前の、自分が半身の障害を負った落馬事故の真実を知ることになったのです。

ちゃんと今では、妻と離婚してもその実力が認められていて地位を失う事はない夫でしたが、かつてはどうしてもその会社の中枢に入り込みたかった彼は、社長令嬢に近づき落馬事故を起こし、そのせいで半身マヒになった彼女と一生を償うと言う形で結婚したのでした。

 

あっという間の25年だったなと夫は言いました。

嘘をつき通し、ずっと嘘だった25年だったのですね。

だけど妻にとっても長き年月の25年だったのです。右京たちに助けを求める事も出来たのに、自分の手で裁いてしまったのは、その長き年月の重みだったのですね。

「相棒」はキャストの演技力によって、お話がぐっと面白く感じる時がありますよね。

しっとりと悲しい妻を菊池桃子が好演していて、とっても良かったです。そして最後の乳母のすがって泣く姿にジーンとしました。

乳母と言い、自分をかばってくれた介護士と言い、味方はたくさんいたのにクズ男の為に人生を犠牲にしてしまって、本当に悲しい事だと思いました。

 

そうそう、この物語を見ていて、私はアガサの「終わりなき夜に生まれつく」と…あるアメリカ映画を思い出しました。そのアメリカ映画のタイトルが分からなくて、かなりの時間を費やしてしまいました。結局、分からない(ノД`)・゜・。

(その会社の一族になるために、そこの会社の令嬢に近づき、最初に近づいた娘は妊娠させ、親に反対されて家を捨てて男の所に飛び込んできたために、利用価値がないと密かに殺し、その娘を心配して一緒に探すふりをしながら次の令嬢に近づき、まんまとあと一歩の所まで行く男の話。子供の時から、家の窓からその会社名が入った列車を見て育っていた。って言う話、誰か知ってる?)

自分の野望の為に女性に近づき利用しようとする男は、本当に最低ですね。

 


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相棒16/第2話「検察捜査~反撃」

2017-11-09 00:02:10 | ドラマ(相棒)

※ なんとなく後で書けばいいやと思っていたら、どんどん日にちが経ってしまいました。何気に「相棒」の感想はずっと書き続けて来てるので、今回もその惰性的な習慣は続けていきたいと思います。

だけれどあまりにも日にちが過ぎていて録画を見直しての感想でもないので、記憶の中にある本音の感想のみを簡単に書いておきたいと思います。

 

1話、2話で今回の「相棒」の初回と思えば、これは仕方のない事なのかも知れません。要するに、今回のシーズンを通しての方向性を示してラストに向かっての矢印のようなものを示しておく。それは、ほぼ1話完結の推理ドラマには必要なものだったのかもしれないと思いました。

ただその示した方向性の物語が、1話でも触れたことですが、本当に自分の好みには合わなかったのです。

違法捜査云々と言うのにもうんざりだけれど、今までの事件解決の実績無視と言う態度に面白さを感じないのです。

私はやっぱり大河内ラムネ氏のような、特命係を疎ましく思いつつ実は認めていると言うようなのが好き。

 

推理ドラマが見たいのであって、社会派ドラマが見たいわけじゃないので、ある種の爽快感って必要なんじゃないかなって思うのです。

特命係は警視庁の片隅のポジション。だけれど底辺の底の部分では、本当は皆ちゃんと繋がっている。だからなんとはなしの味方がいっぱいいるんだって言う風なのが面白いに決まってるし、事実今までは結構そうだったでしょ。権力闘争的なものは、本当につまらないからやめて頂きたい・・・・と思っています。

この第2話では、この矢印の方向性のせいで、せっかくの事件の面白さがちょっと勿体なかったように感じたのでした。

今、リアルでとんでもない事件が世間を騒がしているので、ちょっと書きづらい部分があるのですが、あくまでもドラマと言う仮想空間でのお話と思っていただきたいのですが、この2話のゲストの中村俊介は癖の強い犯人役平井を好演していて、本当に良かったです。それなのに中村ゆり演じる自分の弁護士が捕まってしまった後、平井はいきなりのトーンダウン。

ああ、この事件は終わりかと、なんとなく腑に落ちない感じと中途半端な感じがしてしまったのでした。

3人の妻殺しの犯人からの挑戦としての推理劇、又犯人像も深く掘り下げて欲しかったです。

田辺誠一の田臥検事はたぶんまた出てくるのでしょうね。

 

簡単に書こうと思ったら、だんだん記憶が蘇って来て、普通になってしまいました(^_^;)

あと一つだけ書いておきたいと思った事は、石坂浩二の甲斐峯秋の存在です。

彼を甲斐享の父親として石坂浩二をキャスティングした時は、ここまで使えるキャラになるとは思っていなかったのではないかと思うのです。

これは私の勝手な思い込みですが、それでも彼の存在は、「相棒」と言うドラマにとっては思わぬ拾い物ではなかったのでしょうか。

 

と言うわけで、2話の感想は終わりです。

続けて第3話の感想も書く予定です。きっと次は短いです・・・・たぶん^^

 

 

 

 

 


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のだ温泉「ほのか」

2017-11-08 02:09:35 | お出掛け日記

なんたって日帰り旅行の記事を9つも書いていたわけで、押せ押せとなって、

まだ10月の出来事をお話させてくださいね。

日光ではあんまり歩いたようには思えなかったのに、それでも17000歩越えをしていました。

ハイキングコースでは無い普通の道は、かえって足には良くなかったように思います。

 

翌日に目が覚めて伸びをしたとたんに両足がツルと言う事が起きてしまいました。

 

でもこの25日はルート君が平日休みだったので、かねてから行きたいと思っていた、

野田市にある街中温泉「ほのか」に行く予定でいたのです。

 

夫が

「昨日、日光で温泉に入って来たんじゃないのか。」と

言いました。

「まーね。でもそれとこれとは別なの。」

と、私は答えました。

 

車を運転しながらルート君も言いました。

「なんかおばちゃん、最近お風呂通いに嵌ってない?」

「そうよ。行ける範囲のスーパー銭湯を制覇したいと思っているの。」

「ああ、俺はそんなおばちゃんチックな野望に付き合わされるわけか。」

 

なーに言ってんだか。

最初の入浴タイム後の待ち合わせに15分以上も、遅れてのんびりとお風呂タイムを堪能していたやつはルート君だったのです。

ずっと待ち合わせの場所で待っていた私。

思わず「神田川か!」って呟いてしまいました。

 

 お風呂タイム後の昼食。

 

 

それから食後はマッサージ器を利用して、マッサージをしながら休憩。

そして岩盤浴。

私的にはいつもの流れです。

 

サウナは苦手と言っていたルート君も、岩盤浴は気にいったみたいです。

 

シメシメです。また次の平日休みには、また別の所に連れて行ってもらおう…と母はひそかに目論んでいます。

 

「ほのか」は結構気に入りました。

タオルや館内着込みで1200円です。

岩盤浴分も込みです。

 

ここには一人でも行って、朝から夕方までのんびりしたいなと思いましたが、ちょっと駅から遠いような・・・・

あっ、でも今アクセスをチェックしたら、梅郷駅から徒歩15分でした。

 

今は気持ちに余裕がないので、ひとりで行くのはまたいつか。

 

だけどグータラベータラとしようと思うのに、気持ちの余裕が必要ってのもどうかと思いますね。

 

とにかくも、25日の日のルート君との「ほのか」体験は楽しかったです。

近頃はラッタ君とばかり出かけていたので、自分の中で不公平な感じがしていたので、それも埋まって良かったです。

 

と言っても、我が子に「君」づけしていますが、それはそう言う名前で10年前から通してきたからで、二人は既におっさんの入り口・・・

 

まっ、いいか。

お蔭でお足の疲れも取れました。

 

でもその翌日、私は朝から・・・・

 

 


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日光浴ノート2017☆三つのクマよけの鈴

2017-11-06 13:53:30 | お出掛け日記

画像メインと言えども、日帰り旅行でこの記事を含めて9個も書いてしまいました。

「行ってきたよ~」でもいいんじゃないかとも思うのだけれど、前の日光旅行記などを読んでみても、やっぱりブログは

自分のアルバムであったり記録帳であったりするので、私はこれで行くかな~と

思ってみたり、悩んでみたり←その途中か(笑)

 

いずれにしても

ずっとお付き合いしてくださった皆様、

ありがとうございました。

 

ラスト記事は、「クマよけの鈴」。

少しずつハイキング、今の時代はトレッキングと言った方がピンと来るのでしょうか、そのグッズを買い揃えていきたいなと

思っているのですが、その気持ちがいつまで続くのかと、こちらもリュック一つ買うのも悩むばかりです。

結局、リュックは今持っているものを心いくまで使ってから買うと言う結論に達しました。

だけどずっと気になっていたので、星子さんと愛子さんと打ち合わせランチをした時に

32,222衛W3//////////////////////////////////////////////8*+歩0000000¥・7うy

ああ、ごめんなさい。

上の謎の文字は、席を離れた時に猫のあんずさんが打ったモノです。

ちょっと残しておきたいので失礼します。

なんでこんな文字が????

 

ワンダースリーも隠れているし、「32,222衛」ってどこかの国のお金の単位みたいだし、

って言うか、なんで1000の位に点が打ってあるのか

すっごく謎。

あんずさんは猫の姿をしているけれど、本当はボッコ隊長なんじゃないのかな。

(分かる人には分かる。ヒントは『W3』)

 

で、お話を元に戻します。

ランチをした時には、まだ迷っていたのでそのようなお店を覗きに行ったのです。

結局、そこで「買うのはもっと先にしよう。」と言う結論にうっすらと心の中では決まったのですが、

ふと壁に目をやると、トップ画像のクマよけの鈴が色違いで一個ずつ売っていたのでした。

この鈴は使わない時には、マジックテープの中に入っている磁石が鈴を止めて鳴らないようになっているのです。

可愛いなと思って見ていると、星子さんが

「私だったら、黄色。」

と言いました。

近頃、毎日予定が詰まっていて心が疲れ気味の私には、元気色の黄色はナイナと思いました。

いつもならブルー系を選ぶところですが、

私の好きなブルーは、もうちょっと薄い青かも。

今の気分で言ったら、可愛い赤かなと思いました。

 

星子さんが、

「愛子さんにも聞いてみよう。もし色が被らなかったら買おうか。」

と言い、この時点では愛子さんが買うかどうかも分からないのに、そういう流れになって

誰がどの色を選んでいるのかなど何も言わずに

「愛子さんだったら、どれを選ぶの?」と聞くと

見事に三人分かれて、彼女は青を選んだのでした。

 

「今日の記念に、これを三人で買わない?」とお誘いすると、

二つ返事でした。

「今日の記念」ってランチ&三人でのお買い物の記念かなと、自分でも微妙な誘い方だと思いましたが、

まあそこはたぶん、どうでも良い事だったのです。

 

本当は「戦場ヶ原」に行く予定でしたから、このクマよけの鈴は今回の旅行からデビューと言う事で

イソイソと付けていきました。

予定変更で残念ながら使う場所は少なかったのでしたが、

一か所だけ「イタリア大使館別荘記念公園」のバス停から別荘に至る道は「クマ出没注意」と看板が立っていました。

「わーい」と言って、マジックテープを外す私たち。

アホでもあり、なんとなく可愛くもある私たち←自分で言うか(笑)

 

今回は全くの飾りになってしまいましたが、この三つのクマよけの鈴は

「旅の仲間」の印になりました。

 

 

と言うわけで、帰りは特急を利用しました。

行きの各駅停車の旅もなかなか良かったのですが、帰りは風景も真っ暗なのでこちらを選択したと言うわけなのです。

 

そしていつもの俄か撮り鉄。

 

 

 今回東武日光駅で買ったお弁当。

これは前回とまったく同じもの。

なんかパッケージが違うような気がして、買って確認したのですが、同じでした。

湯葉チラシの部分が、今回の方が印象に残る美味しさがあったような気がします。

また食べたいと思えるような。

 

ただ頂いた場所が、華厳の滝の休憩所で、寒くてね~。

食べる環境は大事ですね。

 

そしてこれは全くのおまけ。地元のファミレスで頂いた天丼。

今回は全くグルメ旅とは遠いものでした。

だけど夕飯で頂いたこれはなかなか美味しかったし、

星子さんたちが頂いたマツタケごはん食べ放題と言うものは、かなり満足度の高かったものだったらしいです。

 

 

そして

ただいま~。

日光日帰りの旅は、とっても楽しかったです。

 

だけど翌朝、寝起きに両足がつってしまいました。

イタタタタ

だから私は・・・・・。

 

でも「日光浴ノート2017」は終わりです。

その続きは別の話です。

 

 

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日光浴ノート2017☆たどり着けない女たち☆日光編

2017-11-05 02:47:23 | お出掛け日記

ひとつ前の記事は、トイレのお話。そんな話をよくするなと言う所ですが、旅の計画を立てる時には、それはとっても重要な事だと私は思っています。

子宮に筋腫がある人は、トイレなどはとっても近いのです。それから腸が弱い人は、急な冷え込みなどにいきなりお腹が痛くなることも。そんな友人や知人たちとたくさんお出掛けしてきました。近頃は歳を重ねた人の場合と言うのも、考えなくてはならなくなりました(主に母の事です。)

いつしか人の為にと考えてきた習慣が、自分の為になって来たかもしれません。

まだトイレの話をするのかって言うと、そうではなくてそうでもあると言う内容なのでご勘弁を。

 

ところで「日光浴ノート2017☆霧の中の華厳の滝」 の冒頭で、

>何気にこの人たちは無自覚でありながら「たどりつけない女」の仲間だわよ。

この「たどり着けない女」って言うのはね、結局はたどり着いてメデタシメデタシになるのですが、ただそこに行くまでにドラマが生まれちゃう女って事なのですが・・。

と書きました。

実は今回、本当はたどり着くことが出来なかったのです。

 

話しはいきなり変わりますが、東武線の「春日部」は恐ろしい駅だなと思います。と言ってもたぶん朝限定です。

出掛けて行く時間帯では、もろに通勤通学に時間にぶつかります。こんな時間に混雑が半端ないなどと書き込むと、お前らみたいな遊ぶ連中が紛れ込んでいるからだと反論されるかもしれません。私も遊ぶためだけに通勤時間に上野に向かう常磐線に乗り込むのは、なんとなく申し訳ないような気持ちになる事がありましたから。そんな気持ちになるのは自分が通勤で苦労していたころに、明らかに遊びのおばさんたちが過密にしている時など、心の奥底で面白く思っていなかったからだと思います。

結局は自分の行動を狭くするのは、おのれの心の小ささだったと言えるのかもしれません。ただそれは電車の話です。(上に書いた常磐線だってつくばエクスプレスが出来て、詰め込み具合も昔みたいに殺人的ではないのではないかしら。)

上野駅や東京駅などが如何に混んでいても、遊びに行く人たちがその人数を増している一因になっていても、何か文句を言う人がいたとしたら、それは全くおかしな話だと思います。春日部駅も東武日光線の乗換駅である以上それは同じことなのです。

その駅に至る電車は全く混雑していなかったのに、降り立つと、どういうわけなのだと言うくらいホームに人があふれかえっていて、そしてその人たちがなかなか流れて行きません。それはホームが狭くて、また階段も凄く狭いのです。そしてようやく上の通路に上がるとその通路も狭い。この駅は周辺の人口増加に駅ニーズが追いついていけてない駅だったのですね。

この駅を通勤通学で毎日利用する人たちのストレスは大変なものがあるなと、本当に思いました。

 

春日部駅での乗り換え時間は、乗り換えアプリなどによると、およそ11分ほど。でも最初に乗る電車を、書いてあるモノよりも10分早いものに乗って来たのです。だいたい20分はあると思うでしょう。そしてここでトイレタイムを取ろうとするのは当たり前の発想です。

ただそれは思いこみでした。

10分早い電車に乗っても、さらに10分の余裕が生まれるかは別の事。しかもこの通路がぎゅうぎゅうでまったく前に進めないほどの渋滞状態は予想外だったのです。

加えて、みんな少々そそっかしい・・・・と思われる・・・・・

電車の時刻表示をパッと見て、ああ、この電車ねと思いこみトイレタイムを取ってしまったのです。だけど、乗らなけれなならないのは私たちがこの電車ねと思いこんだものよりも1本早い電車だったのです。

確かに時間は最初に思っていたように有ったのです。でもそれは、真っすぐホームをサクサク歩けると言うのが前提だったのでした。

 

せっかく星子さんがすべて上手く繋がっている計画を立ててきたと言うのに、出掛けた先で狂ってしまいました。

とりあえず次の電車に乗り込んで、またそこで星子さんがちゃんと組みなおしてくれました。

 

日光駅に着き、なかなかいい感じに進んでいきました。帳尻が合えばそれでいいのです。

ところが中禅寺温泉バスターミナルに着く直前、愛子さんが

「バスが遅れていたらダメだよね。」と言ったのです。実はここでの乗り換え時間は凄く短かったのです。

えっ、だってまるっきり道は渋滞もしていなかったし大丈夫じゃないのと、私は思ってしまいました。だけどそこがバスの恐ろしいところです。

 

バスと言うのは早く通過してはいけないので、時刻表よりもバスは遅れてくるようになっているんじゃないかと、最近思っているのです。そんな風にダイヤを組んでいるのではないかと疑っていると言う意味です。

離れた席に座っていた星子さんが、

「バスは行ってしまった。」と言いました。行ってしまったバスと言うのは、イタリア大使館別荘記念公園の方に向かうバスの事です。

 

当初の予定では「イタリア・英国大使館別荘・・・」に行き、戻って来て戦場ヶ原に行きハイキングと言うものでした。

別荘コースのみにするか、このまま戦場ヶ原に行くかと言う選択を迫られることになったのです。

 

そして結局今回の旅は日光浴ノートに書いてきた流れになったのでした。

 

私たちには別の似たようなところがあります。

「あっ、失敗した。でもそれは失敗じゃなかった。」と言うような事が、私の毎日にはいっぱいあるのですが、彼女たちもまた同じような感覚の持ち主なのではないでしょうか。

 

まったく行く予定のなかった華厳の滝、バスの中でいきなりの「半月山展望台」への目的地変更、霧の中を歩いた中禅寺湖湖畔ー。

確かに行き当たりばったり感が漂う今回の旅行でした。

だけどその場所に行けて、今回の旅は本当に良かったと言えると思います。

 

― あー、電車に乗り遅れた。バスが遅れて乗り継ぎが上手くいかなかった。

でもそれは失敗じゃなかった。―

 

と言う事ですね。

 

画像無し旅行記、お付き合いくださってありがとうございます。

次回はちゃんと画像アリの「日光浴ノート2017☆」の最終回です。

まだ、あるのかって ?

まーね(^_^;)

 

 

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日光浴ノート2017☆澄ましてはいたけれど

2017-11-03 13:04:32 | お出掛け日記

 

ホテル四季彩の立ち寄り温泉を利用させてもらい、私たちは最後にバスに乗り日光駅に向かいました。

ここのHPを見ても、立ち寄りの事は何も書いていないので、星子さんは良く見つけたなあと「さすが」と感心しています。他のホテルは宿泊客がインする前の3時までの所が多いのですが、それって日帰りハイキング客のニーズにはまったく適していないサービスだと思います。

ここは3時から6時まで・・・・・・・だったかな…ヤバイ、既に記憶喪失・・・

でも日光にやって来て、3時にインしてお風呂に入るお客様の数はそうそうは多くはないはずです。この時間設定は本当に良いなと思いました。また若いホテルマンが感じが良かったですし、お風呂も自然に溶け込んだ作りになっていて良い感じでした。ここがあって本当に嬉しかったので、丁寧に書きましたが、いつかここには宿泊もしてみたいと思いました。

 

ところでバスには運転手さんの後ろにたまたま座った私ですが、夜のいろは坂、周りが真っ暗で何も見えない分もあって、見つめるのは進行方向のみ。これはバスで移動と言う本来の目的以上の楽しさがありました。もちろんそれは運転手の方に絶大な信頼を寄せているからに他なりませんが、いろは坂のバスは曲がるときに本当にガードレールに突っ込んで行くような感覚を覚えます。

曲がるたびにひやぁ~とした感覚が押し寄せてきます。

「キャー」「うわぁ~」と叫ぶ私。

もちろん心の中で。

 

私はこの「いろは坂 」と聞くと、必ずある事を思い出します。

それははるか昔の結婚前の会社勤めの時、その会社の社員旅行のある年は日光に行くことになったのです。そこでの社員旅行はいつも全額会社持ちです。若い日はそれがどんなにありがたい事か分かっていませんでした。それよりもそこの会社の「飲めないやつは社員じゃない。」と言う姿勢の方が、切実に感じていたのです。今の私だったら、もっと上手くかわせると思います。時代的にも、そんな発想は愚の骨頂、いくらでも言いようがありますよね。だけどその頃は一気飲み全盛期で、社員全員が酒豪と言う会社で、仕事とは全く関係ない事が悩みでもあったのでした。

 

タダで旅行に行けると言う選択よりも、お金を払って病院で診断書を取り(胃が弱かったので)、旅行をパスしました。それでもイヤミのシャワーを浴びました。

その旅行が終わって、何かお土産も頂いたと思います(味方もたくさんいましたので)。

だけどその時に「ご旅行はいかがだったの。」と聞いた私にしてくれたお土産話は

「いろは坂が滅茶苦茶渋滞でバスも満員でずっとぎゅうぎゅうの中に立っていて、それにトイレに行きたくて我慢しまくって死ぬかと思った。もう日光の事は思い出したくもない。」と言うもの。

お土産話は以上終了。

宿がどうとか料理がどうとか、誰々がこんなことをしたとかの話は一切なし。

おまけのように「ああ、紅葉は綺麗だったよ。」。

それは私が「紅葉は?」と聞いたからで、その頃の私は本当は紅葉なんかあまり興味もなかったし、記憶の中にいろは坂での渋滞トイレ地獄の話が心に刻まれたのです。

そして私は心の底から、「行かなくて良かった~。」と思ったのでした。

 

だから日光でのバスの前には「トイレ」と刷り込まれていたはずなのに……やってしまいましたわ(^_^;)

だって家に居る時には、トイレに行きたいかなと思っても、面倒なのでそれから2時間ぐらい行かないことだってあるじゃないですか。

24日の日光は前日の台風通過の影響もあって、全体的に空いていて渋滞の心配なんかなかったのです。

 

中禅寺温泉バスターミナルにて、バスの時間に合わせて華厳の滝を見たり中禅寺湖を見に行ったりして戻って来た時には、ちょっとトイレに行きたいかなと思っていました。でももう少しでバスの時間ですし、バス乗車時間は「イタリア大使館別荘記念公園」まで5分。

「ねえ、バス停から大使館別荘まですぐなの?」と何気なく聞く私。

「うん、すぐ近く。」と星子さん。

じゃ、いいか。面倒くさいし。

 

って、それ、だめよ~。

渋滞してないけれど、「敵は本能寺にあり」じゃないけどね、本当に危ないのは私たちの気まぐれ指数の高さなのよね。

バスの中で検索していた星子さんが

「ねっ、このまま『半月山展望台』まで行ってもいいかな。そこでの滞在時間は20分しかないんだけれど。」と言いました。

「うんうん、行く行く。」と私。

脳内では、20分のうちトイレ時間が5分マイナスと言う計算をしていました。

ところがバスの中から外の風景を見ていたら

「ここより先、トイレはないので要注意」と言う立て看板がドライブインの所にあったのです。

えええ~!!

それは車やハイカーのためのモノだと思うのですが、じゃあ、バスの中の人はどうなるわけと思いました。

ここは「トイレに行きたいのは気のせいよ。」と決め込むしかないなと思いこむ事にしました。忘れましょう、トイレの事は。

 

だけど「半月山展望台」に降り立った時に、真っ先に愛子さんが

「ここはトイレがないのよね。」とせっかく記憶喪失になっていたのに、思い起こすことを言ったのです。

そりゃそうよね。

トイレに近い順番を言ったら愛子さん、私、それにモンスター並みにトイレに行かない星子さんの順番。私がトイレの事を意識していると言う事は愛子さんだって同じよねと思いました。だけど敢えて聞かない事にして、そこでの風景にはしゃぎまくり堪能しました。

 

そしてまたバスに乗り込み、車窓の短い旅を楽しんだ後「イタリア大使館別荘記念公園」で下車したころ、脳内メーカーがここにあったならば、その脳内に「トイレ」と言う言葉が半分以上埋まっていたと思います。

私のイメージの「すぐそば」はバスを降りて、多くても50歩歩けばそこに大使館の別荘があるのだと思っていました。

違いますから !!

 

湖畔の風景を楽しみながら、または秋の日の風景を楽しみながら少々歩かなければならないのですよ !!

思わず

「星子さん!!」と言いたくなりましたが、別にその別荘がバス停の目の前にないのは星子さんのせいではないわけで、すました顔で

「紅葉が結構綺麗ね。」みたいなことを言いながら歩きましたとさ。

そして目的地にたどり着きました。

じゃあ、そこで私がトイレなる場所に駆け込んだのかと言えばさにあらず。

昔は

「トイレ? そんな所にみなさんは行かれるの?」なんて顔をしていた時代もあったんじゃないですか。

おばさんになっても見栄は張るのです。

「ねえ、靴を間違えないようにするためのクリップがあるよ。」とか「チケットが二館共通券を買うと100円安いよ。」とかとか余裕を持っている振りをして、そしておもむろに「あっ、ちょっとトイレに行ってくるね。」と言う私。「あっ、私も。」って愛子さん。それはそうだよね。

ツイッターに「女めんどくさい」みたいなアカウントの人がいて(正確ではない)、凄く内容が面白いのですが、それはともかく古今東西、女は面倒くさい生き物なのだ。

 

まあ教訓として、バスに乗る前ついでに言えばエレベーターに乗る前は、下りるまでに何があるのか分からない事なので、

「トイレに行きたいような気もするな。いいや、面倒くさいから後でね。」は止めようと言う事かしら。

 

 

 

 

 

 

 

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