森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

二重の虹

2024-03-20 23:21:18 | 梢は歌う(日記)

夕方5時頃、マンションのサークルの方が「虹が見えますよ。」とラインを入れてくれました。窓に背を向けていた私は振り返ると、そこに虹が見えました。

スマホを手にベランダに出ましたが、ほとんどが雲の中・・・・

 

   

なんか大きそうな虹なのに残念だなぁと思いました。

でも諦めきれずに窓の外を眺めていたら、気持ちですが色が濃くなっていくのが分かりました。

もう一度ベランダに出て虹観察です^^

 

そう言えば、今年の2月に辞めた仕事を自宅で始めたころ、なんだかんだと20年前(嘘じゃないの?)、ベランダの花たちに自信があった私は、窓のカーテンはいつも全開で、それゆえだったのか虹などを見逃さず、子供たちと何回も虹を見たななんてことを、感傷的に思い出していました。

昼間と打って変わったような気温の低さで、寒いのにようやるよと自分でも思いながら、空を見続けていたら、しっかりとアーチが見えるようになり、そしてそれが二重の虹になったのでした。もっと空がきれいな青だったら、虹の色も生えたと思うのですが、それでも嬉しかったです。

 

 

 

ふと、コートを着て外に出たら、綺麗なアーチの写真が撮れそうだなとは思ったのですが、寒くてめげました(;^_^A

 

虹を見たからって、何か良いことが起きる予感・予兆と思うことは大きな間違いなのだと思います。

だけどそんな気持ちになるから不思議です。

「良いじゃないの。それは素敵な勘違いなのだから。」と私は思いました。

 

※       ※      ※

午後から天気が荒れると聞いていたので、午前中に姑と義兄の家族と待ち合わせて、舅の墓参りに行きました。

皆同じようなことを考えるのか、駐車場がいっぱいになるほどお墓は賑わっていました。

お線香と備えた花の香りが、墓所を満たしていました。

こんなことはこの場所ではめったにありません。

さすがのお彼岸です。

 

その後、義兄が予約してくれていた焼肉屋さんに移動して、一族でお食事をしました。

義兄が

「遅くなってしまったけど、誕生日おめでとう。」と義母に言いました。

「あらっ、このお食事会はそれだったの ?」と言いながら、またみんなで乾杯をしました。

「来年で良かったのに。」と義母が言いました。来年が100歳だからです。

「来年は来年で大々的にやるよ。」と義兄は言いました。

 

大々的にやると言った来年の義母の誕生日が楽しみです。

この義兄は母や兄弟の事をちゃんと考えている長男さんだと私は思っていて、長生きしてほしいと思っている人です。

家に帰ってから、アマゾンで彼の好きなお酒をポチリました。

ささやかな感謝の気持ちです。

 

3月20日は楽しい1日でした。

姉妹や友人と電話でおしゃべりしたり、虹の画像でまた盛り上がったりしました。

私は夫に言いました。

「パパ、私、仕事を辞めても、家に引きこもっても、しばらくは寂しい生活にはならないと思うわ。」と。

 

お食事。

 

 


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