何回か繰り返して言っている事ですが、今回は「タージ・マハル尽くし」のインドの旅でした。
その中の予定に満月の前後2日間のみ、つまり5日間のみの夜間特別見学会に参加すると言う事が入っていました。
なんか凄く素敵って思うでしょう。
私、思いましたよ。
「なんか凄く素敵♪」って。
送られてきた予定表にも書かれていました。
『月夜の幻想的なタージマハルをご覧ください。』って。
で、私、その時に脳内に勝手なストーリーを紡いでしまいました。
藍色の空とタージマハルにかかる輝く月・・・・・
キャー、テンションがあがるわ~。
実は私のカメラ、ルート君に貸したらポケットから落とされて壊れかかってます。
また私のスマホ、年代物になりすぎてもうメールと電話にしか使えませんでした。
それでこの旅行を機にどちらか買い替えようと思ったのでした。
そして結局暗闇でも調節しやすいスマホを買い替えたんです。
下の画像は、夜明け前のホテルからスマホカメラの夜間撮りの練習をしたものです。
なんとか行けるなあって準備も万端です。
だけど、ホテルからタージマハルに再び着いてバスから降りると、月は天高くバスを降りた私のやや左側で輝いていました。
でもでも、霊廟はその反対側にあり、見学をする場所もこの月とタージの真ん中にあるのです。
どういうマジックが使われると、月がタージマハルにかかると言う構図になるのかしら。
とは一瞬思ったのでしたが、
やっぱりそれは無理のある事で、その時私はようやく理解したのです。
満月の月明かりに照らされるタージマハルを見るのであって、決して月のかかるタージマハルを見るのではないのと言う事を・・・。
西も東もサッパリなこの場所で月がどのように動くのかよく分かりません。
でもいずれにしても月がタージにかかるのはもっと早い時間じゃなくては無理なんじゃないかしら。
はっきり言って、凄くがっかりしたのは確かです。
だけどこれは私が勝手に頭の中でストーリーを作り上げてしまったからで、敢えてそこには触れない旅行会社のせいではないんです。
この旅行企画は良いなあと思っていて、この記事で「えー、そうなの!?」と思われた方もいらっしゃるといけないので、先に言っておきますが、
私はこのイベントには満足しました。夜間見学、これはこれで凄く良かったのです。
でも知っていて行くのと、その場で吃驚するのとでは全く違います。
チョーポジティブでお気楽なワタクシでも、気持ち切り替えに5分はかかりましたから。
でもさらに吃驚することがあったのです。
長くなったので次回に続きます。
月は輝いていました。インドから見た月 ↑
ですよね。
後で真っ先に思い出して、ニヤニヤしそうです。
そういうこともあるある。