「「AKIRA」1」 の続きをかなりゆっくりのペースで読んでいます。
人物や状況紹介に終わっていたように感じた「1」でしたが、物語の車輪が大きく回りだした「2」からは一気に面白さが加速しました。
新型爆弾によって壊滅してしまった東京の、その破壊の本当の真実にかかわるアキラの秘密とは。
薬物で超能力を開花させつつある鉄雄は、そのアキラに関心を持ち、とうとう冷凍保存していたアキラをラボから連れ出してしまう。
確かに上の一行はネタバレしていますが、読んでりゃ、こういう展開になるだろうと簡単に予測できるので、まあいいかと思って書きました。だけどもうこれ以上のネタバレになるあらすじは、ここではちょっとやめておこうかと思いました。
なぜなら物語的にまったく古臭くなく、新たに読み始める方もいらっしゃるかもしれないからです。
何回も頓挫していますが、ハリウッドで映画化の話がいまだに根強く出ていますしね。ディカプリオが制作権を取ったとか・・・・
噂ですけれどね。(あっ、だからその話が頓挫中なのですよね。)
ゆっくり読んでいるので、いろいろと考える余裕もあります。
この映画化の話。
確かに物語は色褪せてないし、面白いような気がしないでもないが、そこまで面白いのかしらと、正直な所を言うと私は最初、そう思ってしまったのです。
色褪せてはいなくても、今となっては斬新ではないからです。
政府で開発研究され生み出された超能力を持つ子供たち。謎の宗教家のおばば(超能力アリ)。薬物によって再び生まれつつある新たなる能力者たち。そして破壊と闘い・・・・。
だけど、この物語の展開の速さや登場人物のドライさ&メカ。もしかしたら今でも行けるのかなあと徐々に考えが変わってきています。要は見せ方なんですよね。
そしてとにかく展開は速い。なんたって、やっと復興してきたネオ東京が、またも・…ッテ、あらすじは書かないのでしたね。
とにかく「AKIRA」の「アキラ1」「アキラ2」は面白いです。
AKIRA(2) (KCデラックス ヤングマガジン) | |
大友 克洋 | |
講談社 |
・・・・
AKIRA(3) (KCデラックス ヤングマガジン) | |
大友 克洋 | |
講談社 |
あらすじは→こちらで「アキラ2」