森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「AKIRA」1

2018-06-10 16:37:27 | 漫画・マンガ・まんが
AKIRA(1) (KCデラックス ヤングマガジン)
大友 克洋
講談社

 近頃、この「AKIRA」と言う古い漫画をゆっくりと読んでいます。

この「AKIRA」は1982年から1990年まで「週刊ヤングマガジン」で連載されていたもので、1984年に第8回講談社漫画賞一般部門受賞をしました。(wiki様から)

またこの作品がアニメ化されたのは1988年で、ちょうどその頃、私は一人目二人目と子供を産んでいた頃で、そのアニメがちょうどテレビで放映されて居た時、はっきり言って見ている場合ではなかったのでした。

 

日曜日か夏休みの頃だったのか、劇場版アニメの放映を朝からテレビで夫が見ていましたが、描かれた近未来は第三次世界大戦後の世界で、破壊された都市の進入禁止の道路をキツイ顔をした少年たちが暴走して行きます。

面白そうだなと思い、通りすがりに夫に聞きました。通りすがりと言うのは、ミルクを作ったり取り替えたオシメを片付けに行ったりで、ゆっくり座っている時間などはなかったのです。

「こっちの少年がアキラなの?それとももう一人の少年がそうなの?」と、私は聞いたのです。

「違うよ。二人ともアキラじゃないよ。」

「二人が主役じゃないの ?」

「そうだよ。」

「AKIRA」だけどアキラと言う名前の少年が主役ではないのか。それにこの少年たち、顔が可愛くないな。感情移入しにくいな。

と思いました。

ところがそれからしばらくしてから実家に帰った時に、母がこの「AKIRA」のアニメの感想を私に言ったのです。

そりゃ母だって、そんな時代があったのですよ。

今から30年前って言ったら、今の私よりも若いのですよ~ !!

「AKIRA」ぐらいは見るよな。

 

「まあ、いいや。次の機会があったらゆっくり見よう。」と、その時はそう思ったのでした。

 

次の機会、実はありませんでした。

その後のテレビ再放送を見た事がありません。

そして夫が先に見てしまっていたと言うのと、顔が可愛くなかったと言う理由で、ビデオとかのレンタルまでしてみる気もなかったのでした。

 

ところが最近、自覚はなく今まで通り忙しい日々を送っているかのような錯覚をしていましたが、子育ても終わり仕事も縮小中の私には、徐々に自分の時間が増えてきたのですね。

今こそやり残したことやり、読み逃していたものを読むべきなのではないかと思えてきたのでした。

 ※      ※       ※

 

そして今この漫画のページを開いてみると、30年経ってしまった今では、近未来の描かれていた世界に時代が追い付いてしまっていました。と言うのも舞台は2019年を描いていたからです。

ややや !

この漫画は、私には今読むべきだったのではないかと思えてしまいました。

そして如何なる偶然か、2020年、物語の中でも東京オリンピックを控えているのですよ。

いやあ、偶然過ぎるでしょう。

私が可愛くない顔の少年たちと言っているのは、別の言い方をすれば、子供向きアニメではないカッコいい顔と言う事になるのだと思いますが、彼らの名前は金田と鉄雄。

「レディ・プレイヤー1」を観てきました。」と言う記事の中では書かなかったのですが、映画の中に「金田のバイク」が出てきます。

ワタクシ、思わず「ふふふ、知ってます !」ってなりましたよ ♪

 

第一巻「鉄雄」は、全体的に序章のような感じです。アキラはまだ名前だけしか出てきません。

登場人物の背景が分かったり、時代がどうなっているのかが分かったり、話の方向性が分かったりします。

話の動きの速さや面白さと反比例してるかのようなつまらない紹介の仕方をしていますが、まあ、大きくは外れていません。

 

超能力を持ったおじいさん・おばあさんの様な子供たちが出てきます。

どんなに力を持っていても、まともに起き上がることも出来ず歩けなかったりする彼らを見ると、ちょっと切ない・・・・。

事故を引き金に力に目覚める鉄雄。

彼の中には大きなコンプレックスがありました。幼馴染だった二人ですが、彼は常に金田には敵わず、そして金田はいつも鉄雄を庇ってきたのです。常に庇われる存在だったと言う事が、劣等感になり負の気持ちになってしまったのですね。

そしてこの負の気持ちこそが、彼の力覚醒の原動力だったとは言えなくもないのかと思いました。

 

この物語のあらすじは、こちらで読めます。→第一巻鉄雄

 

しかし、金田のフルネームは金田正太郎でアキラは28号って言われていたのですよ。

これってさあ「ムフフ」ってなりますよね^^

 

ところで母が言った「AKIRA」の感想は、私の小さな子供たちを見て

「この子たちも大きくなったら、あんな風にやんちゃさんになるのかしら。」

今言うわー、その返事。

―ならないちゅーの。なったら大変よ。不良よ、不良。

あっ、だけど彼らもその心配もなく少年時代は過ぎて、今はおっさんず。

この後に「ラヴ」が着いたら、それはまた大変で・・・。←分かる人には分かる(笑)

 

AKIRA コミック 全6巻完結セット (KCデラックス)
大友 克洋
講談社

 

 

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