森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

私の漫画史

2016-07-30 12:41:52 | 漫画・マンガ・まんが

2006年からこのブログを始めたわけですが、その当時なんとなく書いて見たかったのは自分自身といろいろな物との出会いです。ある意味、「視点いろいろ自分史」だったかもしれません。漫画との出会いもその中のひとつです。それで書いたのが、「ジョジョの奇妙な冒険」① でした。

でも唐突に想いの強い漫画から書きはじめてしまって、あれやこれやと頭の中で膨らみ過ぎてこの記事には②が無いんですよね。

と言うわけで、地味に自分の過去を掘り起こしていきたいと思います。

 

私が小学校に入る直前、姉が病気になり入院いたしました。姉が入院したのは小学校三年の修了式の時だそうです。短い春休みを挟んで四年生になっても、まだ姉は入院していました。そして、絶対安静でベッドから降りてはいけない病気だった姉が退院する時には、その時に読んだたくさんの少女漫画の雑誌がお供で一緒に帰ってきました。そして家で寝ていた姉の為に、漫画雑誌を買うと言う習慣は根付いていったのだと思います。

雑誌だからと言って、読み終わったらポイポイと捨てる時代ではありません。綺麗に発売日順に本箱に並び、並び入らなくなったころに古い順番に破棄したのです。

母はもともと少女漫画などが好きな人でしたから、私の家はそう言う雑誌などが家に入ってきやすい環境にあったのだと思います。

姉の入院中は、その頃あった少女漫画の雑誌はすべて買われていたと思います。

その頃は病室にテレビなどがあるわけでもなく、寝ていなくてはならない子供の楽しみは、漫画や本を読むことぐらいしかなかったわけで、そうなる事も当たり前ですね。

 

いろいろあった雑誌の中で「少女フレンド」は、「フレンド」と言うネーミングにもかかわらず、なんだか純日本と言うイメージが私の中にはありました。それはたぶんライバル誌であった「マーガレット」の華やかなイメージの対比のような感覚があったのかも知れません。でもその感覚と言うのは、なんといっても小学一年生の私の感覚ですから。

その雑誌の中で私がはまりに嵌った漫画は、「泣くなパリっ子」です。

知っている方いらっしゃいますか?

お歳がばれるって言うものですよ~。

 

もちろん詳しいお話なんかを覚えているわけではありません。

ですが、私がこの本の話をルート君などに話すと、彼は手を叩いて笑うのです。それは私が笑いたくなるようなツッコミを入れながら話すからなんですが、今の時代にも通用する物語かと言えば、それは無理かなと思うのです。

 ただ私は今でもこの漫画は、その時代の傑作だと思うのです。そして心の中に大事にしておきたいような一作品です。

次回の「私の漫画史」は、その「泣くなパリっ子」のお話をしたいと思います。

 

 

その作品の作者様は   ↓   この方よ。未完なんですよね。どうなってるんじゃ、これは・・・・。

 

王家の紋章(61)(プリンセス・コミックス)
細川 智栄子あんど芙~みん
秋田書店

 

・・・・・

コメント (2)
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