森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

7円の唄

2016-07-13 10:23:27 | 同じ時代の船に乗る

今時は、不要になった物は上手に処分していく事が大事。本当に心からそう思います。本なども、イヤ本こそはちゃんと考えていかなければならない物との付き合い方の要です。売れないような本は纏めてくくって資源ごみの日に出せば終わりです。でもそれが意外と難しいのです。心の問題として・・・・・・。

 

結婚した時にー、いつの間にかはるか昔になってしまいましたが、―お互いが持ってきた本が何冊かありました。その中に永六輔さんの「七円の唄」がありました。

古い本です。捨てようか・・・・と、いつも思います。

いやいやいや、今まで持っていたのだから、捨てたり処分するのはもっと先にしようと、そして仕舞っておく本のコーナーに戻されていたのでした。この人はそんなんじゃ、ちっとも家は片付かないなって思った方もいらっしゃるでしょうね。まさにその通りです。でもね、本一冊と言えども、同じ時代を共に生きている同志のような気持ちになるってことはあるんですよ。

朝、出してきて写真を撮ろうとしたら、結構な一苦労である事が分かったので、Amazonさんの画像を貼っておきます。

「7円の唄」と言うのはラジオ番組のコーナーで、リスナーからの手紙を読み永さんがコメントをすると言う流れのものだったようです。7円と言うのは1967年当時、はがき代が7円だったからなんですね。

 

七円の唄〈追伸〉―TBSラジオ『誰かとどこかで』より (1974年)
永 六輔,崎 南海子
読売新聞社

 

ところで昨日、私は吃驚しました。上のAmazonさんで本の検索をしたら、なんとこの本は今も新刊であるのですよ。もちろん同じ内容ではなくシリーズの続きだと思います。

でも、素晴らしい~。

 

めぐりあい―七円の唄 誰かとどこかで
永 六輔,遠藤 泰子,崎 南海子
朝日出版社

 

永六輔さんは晩年は病気と闘っていたと思いますが、死ぬまでちゃんと生きた人だったんだなとしみじみと思いました。

私、昼間はテレビをあまり見ません。

だけどたまたま・・・・・。

今年の私のツイート。

2月4日

@kiriy2009

霧島花子@kiriy2009

気まぐれに「徹子の部屋」をかけたら、ゲストが大橋巨泉と永六輔。なんか凄い !

posted at 12:29:50

 

その時82歳の永さんも81歳の大橋さんも、確かに老いていました。凄くヨロヨロしているようにも見えました。それは83歳で亡くなった父と比較して、そう感じてしまったからです。でもそれは肉体の問題。その精神と心はピンシャンとしていて感銘を受けました。

 

昭和がまた一つ消えていくー。

「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」などの歌にたくさん励まされて生きてきました。

ありがとうございます。永六輔さん。

素敵なおじ様でしたね。

 

なんだか昨日から喉の奥がイガイガします・・・

あっ、そう言えば

「咳・こえ・喉に・・・・」

あー、なんだか声が聞こえてきそうです。

 

 

遠くへ行きたい   中村八大/作曲 永六輔/作詞

コメント (8)
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