〈バンクーバー旅の記録6〉
日没までかなり時間があったので、周辺をお散歩することにした私たち。
何気ない風景だけれど、
美しいなあって思うー。
光と影と風。
そして自転車。ここがポイントね。
でもこんな風景は日本にだってあるよ、きっとー。
私、この時にちょっと思いました。
8時間もかけて、ここに何をしに来たんだろうって。
だけどまたこうも思ったんです。
美しい風景は身近にもあるんだって気付く旅なんじゃないかって。
遠きに来て故郷を思うってやつですね。
ばったりと出会ったオブジェ集団。
これは何だろうか。
この像の周りでみんな写真を撮っていましたが、
ああ、笑いって世界を救うなあって思わず思ってしまいました。
なんたって
この笑顔ですから。
周りにいる人たちも、この銅像に負けないくらいの笑顔だったんです。
なんか中国人アーティストの作品だとか。詳しい事が良く分からない所もツボだったりするかもしれません。
軽くコーヒーの飲めるお店を探しながらお散歩をしていました。
しかしスタバはどこにでもありますね。
でもせっかくなので、ここは避けたいところです。
なんだか蔦が絡まる素敵なホテルとかもあって、なかなかお茶を飲むところが見つけられずに裏通りへ。
画像が暗いのしかなくて載せられないのですが、その時に気が付いたんです。
なんでイチイチ綺麗な風景を見るたびに、日本を思い出してしまう理由に。
それは街に桜の花が咲き乱れていたからだったのかもしれません。
もちろんそれは八重桜。
それでも街が親しみのある場所に感じてしまうから不思議です。
見つけた喫茶店でコーヒーを飲んで、日没を待つ私たち。
でもなんたって女三人組ですから、あっという間に時間は過ぎて、8時近くになってようやく薄暗くなってきたビーチに再び赴いたのでした。