若草が萌え、桃の花に春の香りがゆかしく、春はあざやかに私たちの目に見えてまいりました。
「視よ、冬すでに過ぎ
雨もやみて早や去りぬ
もろもろの花は地にあらわれ
鳥のさえずる時すでに至り
山鳩の声ほわれらの 地に聞こゆ」(雅歌二章)
お友だちよ、この楽しい春、よろこばしい季節を私たちに賜うた神のみ恵みを感謝しましょう。
ああ楽しい春、主イエスによって天来の慰めをもつ私たちは、心から楽しみ、この自然を通して、一層感謝の念にあふれます。
罪ある身には慰安なく、花の実、鳥の声もさびしく、心の奥は永久の冬のようでありましたが、 今は救われて、わが心は春を楽しみ、わが心の平和を感謝し得るは、何という幸福でしょう。
野辺地天馬著「晩秋の感謝」より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます