人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

美しいものを発見するように訓練しょう。

2014年12月20日 | お気に入りの言葉

 隣人をさばくあなたは、いったい、何者であるか ヤコブ四・12

 あるクリスマスに、誰かがホワイティアー氏に、二枚のガラスの間に押し花にされたリンドウの花を贈りました。
それは一見あまり美しく見えませんでしたが、ガラスの反対側から見ると、リンドウの美しい花が現れたのです。
その贈り物が美しいか、それとも美しくないかは、それをどちらから見るかにかかっていたのです。
詩人のホワイティアー氏は、その贈り物を窓ガラスに掛け、汚れた花の側を外に、美しい花の側を部屋に向けて置きました。
よく見もしないで素通りする人々は、「曇ったガラスの灰色の円盤」に注目するだけで、その美しさがわかりません。
しかし部屋の内側に座って、詩人がその記念品を見ると、冬の空を背景として、リンドウのくっきりした輪郭が浮かび上がり、
この上もない美しい花を眺めることができたのです。
  私たちは、他人の汚れた部分を覗きたがります。
そして美しい部分を見ようとしません。
そして、私たちは、結局他人を誤解してしまうのです。
ただ汚れた側だけを見て他人を悪く評価し、断定すると、反面のすばらしさを見落としてしまうことになります。
いつも人々の善い行いや善意を信じ、どこかに必ず何か美しいものを発見するように訓練しましょう。
J・Rミラー
荒野の泉 カウマン夫人著より