骨の髄まで疲れるという体験を一度したかったのです(笑)
ふる里のジー、バーは電車を乗り継いで、滅多に行かない大阪の少し外れに出向きました。
娘も加わった、とばりの下りる頃、食事をして別れる事になりました。
お出掛けが分かると、Jの帽子をかぶって玄関に立ちます。
夏の暑い間、保育園に出向く時、お母さんに帽子を着けて貰っていたのでしょう。
あたり前のようにがぶって、すっかりお出掛け体制に入っています。
三連休のなか日でしたが、店は外にも人があふれる盛況でした。
息子が他店を探して奮闘してくれたようですが、ここで落ち着いて待つ事にしました。
その間に、周りの方から聞いていた、“骨の髄まで疲れる”体験をしようと、外で駆け回るHの後を必死で付いて行きました。
夜のお出掛けは珍しいという事で、縁日(笑)のような人出も高揚感を高めるのか、Hは我々の名前が呼ばれるまで、動きを止めることはありませんでした。
駅でのさよならは、この幼い子に、楽しい日にも別れがある事を気付かせたようです(笑)
大変神妙な顔をして、私達三人が、ホームの階段を下りて行くのを見ています。
我々が何者であったのか、分からずじまいで眠りに付くのでしょうが、私はこの幸せの形を“骨の髄”に沁み込ませようと地下の通路を改札に向かいました。
今朝、案じた事もなく、敬老の尊意を受けるに、最接近の夫婦は、いたって元気にしています(笑)
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