命を追った、
あの夏。
製作年度 2008年
上映時間 145分
原作 横山秀夫 『クライマーズ・ハイ』(文藝春秋刊)
脚本 加藤正人 成島出 原田眞人
監督 原田眞人
出演 堤真一/堺雅人/尾野真千子/高嶋政宏/山崎努/遠藤憲一/田口トモロヲ/堀部圭亮/マギー/でんでん/螢雪次朗/野波麻帆/西田尚美/小澤征悦
1985年、群馬県御巣鷹山で起きた日航機墜落事故をめぐって翻弄(ほんろう)される地元の新聞記者たちの姿を描く社会派ドラマ。
1985年8月12日、乗員乗客524名を乗せた日航機123便が、群馬と長野の県境に墜落、その一報が北関東新聞社に入る。編集部で全権デスクに任命された悠木和雅(堤真一)は記者として扱う一大ニュースに対する興奮を禁じえないが、中央紙とのスクープ合戦や組織や家族との衝突を経て、命の重さに対しわき上がる使命感を覚える。(シネマトゥデイ)
原作は例によって見ていないのですが、
2,3年前に放送されたTVドラマ版(佐藤浩市主演)が凄くよかったと友人が言っていたし
これは見逃したくなかったので、先日仕事帰りに上映開始5分前に滑り込みました~===
この原作者の横山秀夫作品は、実を言うとちょっと微妙だったりするので
あまり期待しないように抑えて行きました。
で、正解でしたね。
心に傷を持つ地方紙の遊軍記者が、友人との登山の待ち合わせ直前に日航機墜落事故の一報を受ける。
今と違い、ケイタイでメールというわけにもいかず、そのまま全権デスクを任され
そこから始まる悠木の経験したクライマーズ・ハイ。
過酷な現場・御巣鷹山をネクタイ姿で這いずり回り、
苦労の末渾身の記事を届けてくれた若い記者の一報をボツにせざるを得なかった社内の抗争。
友人を死に至らしめた真実の理由。
友人が最後に彼の妻に語った、悠木を山に誘った真意―。
男のドラマでしたね。
記者としての功名心と、プライド、意地。
ドキュメンタリーのように撮りながら、23年後の悠木と、友人の息子の登山の姿を織り交ぜて
熱く戦いながら、最後で掴み取れない男の葛藤を描いています。
彼の心に刻まれた記者魂―。チェック、ダブルチェック。
男にとって仕事とは?家庭とは!生きる意味とは・・?
同じ質問を女にしたら―。
・・・きっと直ぐに答えは返ってくる気がします
県警キャップ・佐山を演じた堺雅人さんが素敵でした。
私が少女の頃憧れた"新聞記者"そのものでした~
あの夏。
製作年度 2008年
上映時間 145分
原作 横山秀夫 『クライマーズ・ハイ』(文藝春秋刊)
脚本 加藤正人 成島出 原田眞人
監督 原田眞人
出演 堤真一/堺雅人/尾野真千子/高嶋政宏/山崎努/遠藤憲一/田口トモロヲ/堀部圭亮/マギー/でんでん/螢雪次朗/野波麻帆/西田尚美/小澤征悦
1985年、群馬県御巣鷹山で起きた日航機墜落事故をめぐって翻弄(ほんろう)される地元の新聞記者たちの姿を描く社会派ドラマ。
1985年8月12日、乗員乗客524名を乗せた日航機123便が、群馬と長野の県境に墜落、その一報が北関東新聞社に入る。編集部で全権デスクに任命された悠木和雅(堤真一)は記者として扱う一大ニュースに対する興奮を禁じえないが、中央紙とのスクープ合戦や組織や家族との衝突を経て、命の重さに対しわき上がる使命感を覚える。(シネマトゥデイ)
原作は例によって見ていないのですが、
2,3年前に放送されたTVドラマ版(佐藤浩市主演)が凄くよかったと友人が言っていたし
これは見逃したくなかったので、先日仕事帰りに上映開始5分前に滑り込みました~===
この原作者の横山秀夫作品は、実を言うとちょっと微妙だったりするので
あまり期待しないように抑えて行きました。
で、正解でしたね。
心に傷を持つ地方紙の遊軍記者が、友人との登山の待ち合わせ直前に日航機墜落事故の一報を受ける。
今と違い、ケイタイでメールというわけにもいかず、そのまま全権デスクを任され
そこから始まる悠木の経験したクライマーズ・ハイ。
過酷な現場・御巣鷹山をネクタイ姿で這いずり回り、
苦労の末渾身の記事を届けてくれた若い記者の一報をボツにせざるを得なかった社内の抗争。
友人を死に至らしめた真実の理由。
友人が最後に彼の妻に語った、悠木を山に誘った真意―。
男のドラマでしたね。
記者としての功名心と、プライド、意地。
ドキュメンタリーのように撮りながら、23年後の悠木と、友人の息子の登山の姿を織り交ぜて
熱く戦いながら、最後で掴み取れない男の葛藤を描いています。
彼の心に刻まれた記者魂―。チェック、ダブルチェック。
男にとって仕事とは?家庭とは!生きる意味とは・・?
同じ質問を女にしたら―。
・・・きっと直ぐに答えは返ってくる気がします
県警キャップ・佐山を演じた堺雅人さんが素敵でした。
私が少女の頃憧れた"新聞記者"そのものでした~
すっかり時期を逸したコメントになってしまいました。ごめんなさい
たぶん、横山作品。タイムさんと同じように感じてビミョウなんです、私も。
心情的には解るんだけど、もうひとつ心が動かない・・みたいな。
男たちの生活感というか、
使命感とか、エゴとか、正義感などのぶつかり合いとか
結構リアルに感じ取る事はできましたよね。。。
この作家の微妙さは、そもそもの客観性にあるのかも知れないと、
ちょっと漠然と感じてます
かなり遅いレスになってしまいました~
仕事が生き甲斐みたいなのって、ダメですか?
私世代は、結構多かったんですよね。
なので、この熱い、汗臭い社内の雰囲気もよく解りましたよ~。
でも、やはり妻としては寂しいものがありますよね。
キャストは皆はまってましたね
私も、どうもこの原作者とは相性が良くないみたいで・・・(^^;
骨太の作品なのだけど、俳優さんたちは素晴らしいのだけど、なにかもうひとつに思ってしまった私でした。
トラックバック&コメントありがとうです。(*^-^*
>この原作者の横山秀夫作品は、実を言うとちょっと微妙だったりするので
確かに微妙ですよね。。。
男性の嫌な面(嫉妬心とか野心とか)を全て出しちゃっているから
女性の立場からそういう男性達を見るとチョット?
と思うこともありますよね。
でも、働く者の立場で見るとなんとなくわかる気もするというか・・・。
複雑な感じもします。
あたしは仕事が生き甲斐みたいなのんって
ちょっと違うって言うかあんまり好きじゃないのだけど、
彼らのほとばしる熱にあてられたようで、
ちょっとだけ仕事にかける意気込みって言うか
情熱、使命感みたいなんが理解できたような
気がしました。骨太でいい映画でしたね。