to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

おくりびと

2008-09-18 23:51:53 | the cinema (ア行)
キレイになって、
逝ってらっしゃい。

製作年度 2008年
上映時間 130分
脚本 小山薫堂
監督 滝田洋二郎
音楽 久石譲
出演 本木雅弘/広末涼子/山崎努/余貴美子/吉行和子/笹野高史/杉本哲太/峰岸徹

一見近寄りがたい職業、納棺師に焦点を当て、重くなりがちなテーマを軽快なタッチでつづる人間ドラマ。監督には『壬生義士伝』の滝田洋二郎。人気放送作家の小山薫堂が初の映画脚本に挑戦している。
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。(シネマトゥデイ)

公開初日に、友人のリクエストで行ったのですが、午前中に次の次の回まで売り切れということで、諦め、
レディースデイで場所を変えての観賞でした。
レディースデイというより、敬老の日?かしら??みたいな、、
平均年齢75?いや、、もっと上だったかも。

納棺師―
さまざまな人生の、さまざまな経緯をもって死を迎えた人を、
清め、飾り整え、送り出す準備をするという。納棺までのプロデュース。

憧れて掴んだはずの音楽の道に見切りをつけたものの
その職業に就いた大悟の戸惑い、驚愕の日々。
周囲に知れることとなってからの孤独と祈りの日々・・・

死者とその家族、
大悟の生い立ちを絡めながら、夫婦や親子のすれ違う時、
故郷で新しく生きる男の奮闘ぶりを、ユーモアを交えながら静かに描いていく。

ベテラン納棺師(山崎努)に天職といわれた新人納棺師の、
ふたりの所作が美しい、見事。
死者の尊厳を守ることによって形作られた一連の流れは胸を打つ芸術。
繊細な楽器を扱うかのような優しい手の動きに見とれてしまう。


そして、なんといっても素晴しい田園のチェリスト。
庄内平野をバックに、子供用チェロを奏でるモックン、完璧じゃないですか!
度々出てくる演奏シーン。アップでもその滑らかな手の動きは職人芸です。
チェリストという設定なので、もしかしたら溝口肇さん?と思った音楽は
心の傷を癒していくかのような優しくて美しいメロディ。
久石譲さんのオリジナルでした~どれも素敵でした!

モックンは音楽家の役は5年ほど前のドラマ『幸福の王子』以来でしょうか。
あの時チェリストだったのは菅野実穂さんでしたが、なんとなく縁を感じますね、チェロ。
アイドル出身なのに、ほとんど普通の役をやらない役者さんだと思っていましたが、
この作品が彼の持ち込んだ企画だと聞いて、またニヤリとしてしまいました。

脇を飾る方々も、適材適所
上手さも然ることながら、みなさんがいつものと感じられる位置取りに納得です!

"石文”のエピはなんか良かった

親しい方を誘って観賞されるのもよし、
ご夫婦でご覧になるのもいいですね。おくりびとは、やがてのおくられびとなんですから。。。


ただ、、これは時間帯なのか、初日には某シネコンの150席くらいのシアターだったのが
この日550席くらいあるシアターは、こんなオバサンの私の母親世代で埋め尽くされて(笑)
ず~っとガサガサ音立ててるし動きまくるし
始まっても普通にず~~っと友達(?)親子(?)でしゃべってるし、
ケイタイは鳴るし(操作ができなかったらしい)もう・・気が散ったし、セリフが聞き取れなかった(悲)
ま、それだけ高齢層の気になる作品ではあるので、
夕方とか夜の方が狙い目かも~ですね♪
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38 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ノルウェーまだ~むさん* (kira)
2009-08-11 17:51:24
こちらこそ、時期を逸したお返事で
申し訳ありません!

個性派というには大人し目な印象のモックンが、
彼らしい地味目な作品で脚光を浴びましたね!
ヒットを狙った感じはまるでなく、真摯な取り組みが、
そして隠せない彼のユーモアのセンスも生かされて、とっても良かったです
返信する
こんにちは☆ (ノルウェーまだ~む)
2009-06-29 22:44:20
kiraさん、ご無沙汰しています。
「おくりびと」ようやく見ました。
もっくん、素晴らしかったですね。この映画で間違いなく「世界のスター」になりましたね。
『普通の役』をやらないもっくんならではの、こだわりを感じました。
返信する
BCさ~ん* (kira)
2009-03-30 12:38:37
DVD、集中できて観賞できる環境が羨ましいです!

そうですね、『納棺夫日記』は未読ですが、
主人公の職業の設定は最初からチェリストだったのかどうか?
仰るように、指先の芸術を感じさせましたから、大事なところですよね。

>久石さんの音楽はスケール感があるけど、ドラマチックすぎて
うん。確かにそう感じた作品もあったかも。
でもコレは本当に、庄内平野を流れる風のようで、、素敵でした~
返信する
所作、音楽。 (BC)
2009-03-29 21:45:08
kiraさん、こんばんは
この作品、DVDで観ました。

大悟はチェリストだったからこそ、
納棺師の細やかで丁寧な所作をすんなり習得出来たのかもしれないですね。

久石さんの音楽はスケール感があるけど、ドラマチックすぎて
映像よりも音楽のほうが際立ってしまっているように感じる映画もあるけど、
『おくりびと』はチェロをベースにしていたからか控え目な印象で良かったです♪
返信する
ちゃぴちゃぴさん* (kira)
2009-03-23 12:37:30
映画館で観るよさの最大は、同じような感動を共有できること
だと思いますが、、
モチロン、大画面での迫力や臨場感もポイントですが、
・・・いろいろと失っていくのも老いるという事だと理解すれば、
他人への気遣いのなさも、老いゆえであり、また自分も辿る道かと思ったりしました

>いい俳優になりましたねぇ。スシ食いねぇだったのにな
そうですよね!
アノ頃誰が今のモックンを想像したでしょうか。
ギャツビーのCMとか辺りで、ウチの子はもう彼は只者じゃないと見抜いていたそうです(笑)
職人気質というか、完全主義というべきか、
いろんな意味でかれのこだわりが出ていた作品だったのではないでしょうか
返信する
おこんばんは (ちゃぴちゃぴ)
2009-03-22 02:44:59
金曜日に電車であった友人は、コレを観に行くって言ってました。
賞を獲る前に行けばよかったかな。
すごい人なんですよねぇ。集中力をじゃまされると腹が立つのよね。
ベンジャミンの時に、携帯をいじってるオッサンがいて、「やめてください」と言ってしまいました(笑)
結局、おうちでのんびりDVDで、劣悪環境でなくってよかったんですが…。映画館で観たかったな。

作品としては、自分の思い出にも重なる部分もあり、愛情にあふれた描き方だったので、好きな作品。重くなりすぎずに笑いを交えたところもよかったですね。
モッくんのチェロも、感激~。
いい俳優になりましたねぇ。スシ食いねぇだったのにな。(爆)
返信する
ボーさん* (kira)
2009-03-09 18:30:36
その授賞式のふたりのコメントの場面を、運良く見ていましたよ♪
別の日にモックンのお姑さんである樹木希林さんが2人のことを、
それぞれにいろいろあった人生をちゃんと生きて
こうしていまだにこのステージに立っていることの見えない努力についてお話されていたことも印象的でした。

そのアラでさえ、私なりに好意的解釈で(笑)
なんだかジンとしてしまう所もあり、
好きな作品になりました
返信する
こんばんは~。 (ボー)
2009-03-08 23:06:00
本木くんは、私が好きな小泉今日子さんと同期の歌手なんですよね。
キネマ旬報でも一緒に受賞で喜んでました、小泉さん。
笑って泣ける、いい映画でした。アラはありますけど…。
返信する
あんさん* (kira)
2009-03-06 22:16:28
去年公開された時は、劇場が凄く少なかったんですよ~。
とても初日には観れなくて、2~3日経ってからまたで直したんですが、
今度はかなり大きいスクリーンだったのだけどメチャ混みでした!
やはり、関心度が高いのもあるでしょうが、口コミの威力かもしれません

ハリウッドのスターもそうですが、やはりある程度の年齢になると、
プロデュースにも関わっていかないとって気がしますよね。
今回のモックンのように
返信する
sabunoriさん、ごめんなさい! (kira)
2009-03-06 00:01:59
ふとレスをするのにスクロールしていて同じ方のレスが2つもあるのに気づき・・・
蒼ざめましたひとつはsabunoriさんにコメントしたものだったのに
お名前を間違えていました!失礼を許してください
-------
世間での評判があまりにも好くて、
釣られて行ったら、どうにも自分に合わなくて、、っていう経験、あります!
なんかそれからは警戒するようになっちゃったんですが、
また忘れた頃に同じ目に合うんですよね(笑)
でも、これは評判よりも信頼するブロガーさんの観たいリストにあった事と
友人のリクエスト、主演がモックンだったことで急遽、観たくなったのでした♪
>国や宗教を越えて共感できる何かがある作品
そうですね!
文化も慣習も違う社会であっても、普遍性のあるテーマと心に沁みる表現力は
やっぱり素晴しかったですよね。
見逃さなくて良かったと思える1本でした。
返信する
Unknown (あん)
2009-03-05 23:36:20
>レディースデイというより、敬老の日?かしら??みたいな、、
ここ、笑いました。去年でもそうだったのですか!
鑑賞環境も普段と違って私語が多かったのですが、お年寄り達の素直な反応に意外と笑えました。でも、お菓子の袋のバリバリもケータイ鳴ったり、ありました(苦笑)

本当に思ったより良くて、ストーリーとチェロの音色に心を揺さぶられる映画でした。
返信する
はらやんサマ* (kira)
2008-10-01 08:34:57
そうですね。
それは何にでも通じる、仕事への姿勢、その仕事に対するプライドの差ではないかと思えます。

いやな仕事だから早く片付けようとすれば
案外どんな仕事でも客観的に見れば、こういう差になっているのではないかと思えましたね~
愛する妻になじられても、気の置けない友人に去られても、
下を向くことのない変らない姿勢に大悟のプライドを見れて、そこが良かったです
返信する
こんばんは (はらやん)
2008-09-29 20:14:20
kiraさん、こんばんは!

山崎さん、本木さんの所作は美しかったですよね。
物語の後半出てきた葬儀屋さん(?)は故人の扱いがおざなりだったですが、それは故人をただの死体として扱っているからなんですよね。
二人の納棺師の所作には故人への畏敬というか大切にしようとする気持ちが表れているように感じました。
だから美しいんでしょうね。
返信する
睦月さ~ん* (kira)
2008-09-26 01:38:36
おお、そうですかー!
プロとしてやっていけるほどの腕を、短期間で身に付け、
尚且つ、演技をしながらその一連の所作をくり返すわけですから、
彼の腰への負担などを考えると、もう尊敬のひと言ですね!

モックンは我が家では日本のジョニーですから(笑)
あんまり間を空けずに、またどんどん面白い作品に挑戦して欲しいです。

真面目な自分にチョット照れながら、この作品を語るモックンが
不思議に年齢を感じさせない初々しさも(謙虚さ?)あって
とっても良かったです♪
返信する
sakuraiさん~* (kira)
2008-09-26 01:23:35
わっ、ご丁寧にお返事下さいまして有難うございます♪
さすがご当地の強み。ご存知なだけでなく、入ったことがあるなんて!
しかも、いまだ薪でわかしているなんて、
やっぱり劇中のモックンと笹野さんの会話は説得力があったはずですねぇ
井戸水には、なにか鶴の湯の秘密があるのでしょうか。
安全で美味しい井戸水は、もはや秘境にしかないかも知れないです

>藤沢三部作のときも、そういったお客様が多かったですよ
昔はこういうことにウルサイのがお年寄りだったのに、、
今は孫と同居している老人も少なくなり、変ってきているように感じます
返信する
ぺろんぱさん* (kira)
2008-09-24 12:43:10
モックン、受賞以来、度々インタビューされる映像をみるのですが、
静かで穏やかで、本来のマジメさをちょっと恥かしがってる感じがステキでした

納棺師のお話ですが、夢破れたチェロ弾きの再生のドラマでもあり、
観客もまただれかのおくりびと。
そして、やがてはみなその時を迎えるのですよね。
所々のユーモアも、しっかり場に馴染んだ役者陣も、ロケーションも音楽も、
全てが自然でよかったですよね。
返信する
Unknown (睦月)
2008-09-24 11:34:12
こんにちわ。

モックンは、プロの方に「役者やめても納棺師として食っていけるよ」とお墨付きをもらうほどの素晴らしい納棺師っぷりなんだそうです。

納棺師としての技術も、チェロ弾きの技術も習得して役作りに挑むあたり・・・やはりそこらの役者さんとは一線画していますよね。

大変素晴らしい映画でしたね。
自分の経験や体験にいろいろなエピソードを
シンクロさせながら観て、そして感情を
揺さぶられる作品でございました。

ぜひたくさんの方に観て欲しい映画ですね。
返信する
TBありがとうございました! (sakurai)
2008-09-24 07:59:28
どうもぉ。
鶴の湯に入ったことあるsakuraiでした。
いまだ薪でわかしているそうです。
ただ、井戸水は、数年前に近くのダムができたせいで、なくなったはずなのですが。
それまで、鶴岡の水のおいしさは半端ないおいしさで、家帰って水飲むと、ホットしました。
庄内平野を褒めていただいてうれしいです。
監督は、そこを映したかったとも言っておられてましたので。

こういう映画は、普段映画館に足を運ばせる力があるのですが、そういった方々は、なかなかマナーがねえ。藤沢三部作のときも、そういったお客様が多かったですよ、そういえば。
返信する
たいむさん* (kira)
2008-09-23 23:20:01
もう、びっくりですよね~。
「お葬式」の時にはまだ若い人も多かった気がしますが。
今は高齢の方もケイタイなどで、一昔前とは較べられない情報網なのでしょう。
でも、色んな世代に観て貰いたい作品でしたね
返信する
悠雅さーん* (kira)
2008-09-23 20:43:11
こんばんは!
そう、いつでも1000円なのに~、
音響に負けじと大声でしゃべられてサイアクでした。

そうそう、何時もは私も平均年齢を上げちゃってる側(笑)
>「一番安いプラスチックでええわ」
>そんなもん、あるんかぃ!窯、傷むやろう
いやん!もう、爆笑~!!!!
あのざわざわの会話の中に沢山あったと思われ
なんとなく数秒遅れの笑いとかにも次のセリフとかが被って
聞きづらかったりと、いろんな面で初めての雰囲気ではありました(笑)

>演奏は古川さんだろうか、と思っていたら大当たりで
凄いです~
大好きなチェロがずっと流れていて、モックンがまたいかにもなていで、良かったです~

返信する
Anyさ~ん* (kira)
2008-09-23 01:00:27
いづれ私たちもトシを取ってしまう訳ですが、
願わくば、いつまでも周囲のことを感じ取る心だけは持ちつつ、
なるべく可愛いおばあちゃんになっていきたいものです

大切な人を見送った経験があるひとにはことさら、
そうでない人にも訪れるその時までの生きかたというか、、、
当たり前の生活の中の姿勢のようなものを
見直す映画(時間)でもあったように感じましたね
返信する
rose_chocolatさん* (kira)
2008-09-22 23:15:32
こんばんは!
お越し下さり、有難うございます♪
試写の重複当選ですか!一度でいいから経験してみたいものです(笑)
しかも、それがこんないい作品で、お母様世代にも受け入れられる映画だったなんて
超~ラッキーですよね~

いつかは全ての人にやってくるその時、
送る側のひとにも、生を見つめなおすひと時をくれた作品でもありました。
返信する
miyuさーん* (kira)
2008-09-22 23:01:33
あら、やっぱり・・・?
とにかく音量に負けじと大声で(ご本人はそう思ってないかも)聞いたり
説明したりだったので、
かなりセリフが聞き取れませんでしたので
もう一度行こうかと思ったのですが、、止めます。
でも、アノお年の方々はオウチでDVDと言う感じではなさそうですので
やっぱり映画館でという事になるんでしょうね。
ま、コレはそういう作品ですよね(苦笑)
返信する
おくられびと・・・ (ぺろんぱ)
2008-09-22 19:52:40
こんばんは。コメントもTBもありがとうございました。

私も(確かNHKだったと思うのですが)モックンのインタヴューで「本作がかれの企画立案だった」と聞きまして、そのことも“観に行きたい度”に拍車をかけてくれたのだと思います。

>おくりびとは、やがてのおくられびと

けだし名言なり!です、Kiraさん!
私は一人での鑑賞でしたけれど、いつかは来る「おくられるとき」にふと思いを馳せてしまいましたよ。“その時”を意識していてみることは必要かと。

返信する
TBありがとうございました (sabunori)
2008-09-21 22:20:35
kiraさん、こんばんは。
あまりにも前評判が良いのでちょっと尻込みしつつ(←あまのじゃく)でもやっぱり観に行ってしまいました。
素敵な作品でしたね。
国や宗教を越えて共感できる何かがある作品だと思います。
だからこそ他の国でも評価されているんでしょうね。
鑑賞中に隣の方がクライマックスの泣きシーンでいきなりケータイを出した時には「えぇっ!よりによってこのシーンで!?」と驚きましたが、(笑)あらゆる層の方が観るこういう作品こそ良い作品なんだと思います。
返信する
Unknown (たいむ)
2008-09-21 10:04:12
こんにちは。
静かに見つめたい良い映画なのに残念でしたね。
賞うんぬんと、話題先行になってしまったのかしら?(><)
返信する
Unknown (悠雅)
2008-09-21 08:38:57
こんにちは。
皆さん、同じような憂き目に遭ってらっしゃるのね。
わたしだけじゃなかったと、何だか安心。
そうか。いつでも1人でも¥1000なんですよね。まるほど。

普段、観客の平均年齢を1人で頑張って上げているはずのわたしが、
今回に限っては、頑張っても下げ切れないほどで(笑)
わたしのお隣さんは、ご夫婦で自分の棺桶の値段の相談した挙句
「一番安いプラスチックでええわ」
そんなもん、あるんかぃ!窯、傷むやろう、とツッコミたかった(笑)

わたしの20数年後は、あのようになるんだろうか、と不安になりつつ、
まだ健在の両親は、綺麗に送り出したいと願いながら、
でも、わたしもそんなに遠くない将来、
あの箱に収められるんだわ、と思い…
今まであんまり考えたことがなかったことに
様々な思いを馳せる機会になりました。

チェロの音色など聞き分けることはできないくせに、
演奏は古川さんだろうか、と思っていたら大当たりで、
そんなところで嬉しかったりしたのでした。。。
返信する
しみじみ~ (Any)
2008-09-21 02:41:00
kiraさん、こんばんは~♪
皆さんの感想を拝読してみると、
意外に鑑賞マナーの悪さついて書かれていますね。
私の時もそうでした。ちょっと半減・・・
なのに、鑑賞後は大満足な気分にしてくれるんですからスゴイわぁ~

これって、もっくんが持ち込んだ企画なんですね。へぇ~
もっくんの演技は文句無しに素晴らしかったです。
何たって目がイイ!それに、チェロを演奏するシーンや
納棺師としての所作も美しかったなぁ
kiraさんの仰る通り、脇を飾る方々も適材適所でしたね^^
返信する
kossyさん* (kira)
2008-09-20 23:54:19
こんばんは~♪
レイトでも混んでましたか?
お昼過ぎのまだ早い時間は、ほぼ99%ご高齢の方で、
ちょっと歩くのがおぼつかないぐらいの方が多かったです。
昔の「お葬式」の時も劇場で観ましたが、いや、全然違っていたように記憶してますが・・・
この作品を観れば、やがて送られる人も、
少し死出の旅立ちの恐怖が和らぐかも知れませんね
返信する
TBありがとうございます。 (rose_chocolat)
2008-09-20 16:27:21
やはり観客の年齢層は高めなようですね^^;
どうしても関心がある映画にいらっしゃいますし、毎日(恐らくは)千円でご鑑賞できますから・・・。
事前に調べて、そういう映画と割り切っていかないといけませんでしょうね(苦笑
私はこれを試写で観たのですが、重複当選してしまいまして、余ったハガキを実母(→毎日千円の世代 笑)にあげたら大変喜んでおりました。「よかったわよ~」と。

ともあれ、中身が濃い映画でしたから、多くの方に観ていただきたいですね。
返信する
いやいや (miyu)
2008-09-20 16:24:25
平日の夜、仕事帰りに行ったのですが、
それでもなかなか年配の方も多かったですよ。
観ている間、せんべい臭くってしょうがなかったです(´▽`*)アハハ
でも、まぁ普段映画館に行かない人も気になる映画が上映されるってのは、
映画ファンとしては喜ばしいことなんかな?
まぁ出来たらいい環境で鑑賞したいですけどね~(;・∀・)
返信する
家族づれ (kossy)
2008-09-20 00:03:36
俺はもちろんレイトショー。
だけど家族連れ、親子といった雰囲気の人たちが多かったです(子といっても大人)。
どちらが誘ったんだろ・・・
いつかは送らなきゃならない子からすると、今後の人生にも影響を与えそうな映画でした。
じいちゃん、ばあちゃんたちはどう感じたのでしょうね・・・「いつかは美しく送ってくれよな」と俺の父親なら言いそうです。
返信する
ミチさん* (kira)
2008-09-20 00:00:32
わーーっ♪
「幸福の王子」ご覧になってましたか
そうそう、あのドラマでも、千住さんの素敵な音楽を、
菅野さんとモックンが演奏するシーンがありましたね、
ちょっとだったけど印象的でした

久しぶりのモックンが、素敵な作品を引っさげて現れて、
嬉しい代表作になりましたね~
返信する
なぎささーん* (kira)
2008-09-19 23:51:17
こんばんは!
テンプレ、色合いはいいんですが、ちょっと今度は
文字が視にくいですよねー
なんか、帯に短し襷に~状態で、なかなか気に入ったもの出会えません。

もう・・・凄い環境でした
できればもう一度行きたいぐらいですが、、同じ目に合うかも

モックンは流石でしたよね~!
考えてみれば、座って中腰の動作が多いし、
腰痛と戦いながらの特訓だったとか
そんなことを感じさせない滑らかで美しい所作でしたね~
返信する
ゆうさ~ん* (kira)
2008-09-19 23:34:23
こんばんは!
>オバサンの私がお嬢さんに見えるかもと
いや、ワカリマス(笑)
公開初日は、もう売り切れだったので判らなかったんですが
いつでも1000円なんだから、何もレディースデイに来なくても~と、思ってしまったのよ

それにしても、一人では歩けないようなお年寄りも多くて、驚きました!
このテーマに関心の高い皆さんも満足の作品だったでしょうね。

自然死、事故死、孤独死、自らの死、、色んな死を見送りながら
自分の"生き方"を見出すまでがとても優しく描かれていて
素敵な作品でした
返信する
こんにちは♪ (ミチ)
2008-09-19 20:10:30
私もモックンの「幸福の王子」見てました!
菅野美穂がチェロを弾いて、モックンはピアノでしたよね。
モックンはノーブルな雰囲気があるので楽器が似合います♪

母を連れて見に行ったんですけど、やっぱり観客の平均年齢は高かったです。
返信する
kiraさん こんばんは~☆ (なぎさ)
2008-09-19 18:45:24
あ、kiraさんちテンプレが替わりましたね♪
優しい色使いで素敵なテンプレですね!

私の時も、かなり高齢者の方が多かったです。
ご夫婦で来られている方も。
ご高齢の方が観たくなる作品だからしかたないんでしょうけど、こうも映画を観る際のマナーが無いとこちらとしては辛いですよねぇ。

で、この映画と出会えて良かったと思えるほど秀作でしたね♪
あのアイドルだった本木クンがここまで素敵な俳優さんになるとは!!!
個人的に今年の主演男優賞を差し上げたいくらいです。
ちなみに助演は山努さん!!!
あぁ~笹野さんにもあげたいですね☆

こういう素敵な映画との出会いがあるから映画ファンは辞められません(笑)
返信する
最悪の鑑賞環境に・・・(TT) (ゆう)
2008-09-19 08:51:33
平日にもかかわらず、長蛇の列。
しかも年齢層が超~~~高め。
オバサンの私がお嬢さんに見えるかもと
思ったほど。(ちょっと自惚れかな)

で、私もkiraさんと同じような目に
遭いました
袋菓子のガサゴソ音、
ケータイの着信音(マナーモードにせんかい!)
聞き取れなかったセリフを隣の私に
「今なんて言いました?」と聞いてくる...

映画好きな人間にとってはかなり辛い
鑑賞環境でした

作品はすっごくよかったですよね。
「生」と「死」、対極にあるものを
湿っぽくなく丁寧に描いているところに
共感&感動。もう一度観たいと思える作品
でした。今度はいい環境で観たいものです。

DVDが出たら買っちゃいそうです。


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