to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

南極大陸

2011-10-18 23:27:54 | TV dorama
脚本 いずみ吉紘
演出 福澤克雄
主題歌 中島みゆき 荒野より
出演 木村拓哉/綾瀬はるか/堺雅人/山本裕典/吉沢悠/岡田義徳/寺島進/川村陽介/木村多江/柴田恭兵
昭和30年代、世界各国で地球観測の動きが活発化するなか、未知の大陸・南極の観測が計画される。東京大学理学部名誉教授の白崎優(柴田恭兵)は、助教授の倉持岳志(木村拓哉)を誘って「第二回南極会議」に参加。しかし、「敗戦国に何ができるんだ」と世界から罵倒され、観測場所として氷点下50度、風速100メートルのブリザートが吹き荒れる“インアクセシブル=接近不可能”な場所を割り当てられる。だが、それを日本の底力を世界に示す絶好の機会だと考えた白崎と倉持は、南極観測実現に向けて奔走する。

南極観測に名乗りを挙げた日本に戦勝国の冷ややかな態度は、
日本の観測基地にインアクセシブル(接近不可能)という場所を指定し、あからさまに日本を排除しようとしてきて、
それを乗り切ることが世界に日本の意地を見せることだと好機に捉える白崎と倉持。
敗戦から10年後のことだった。

昭和30年の東京というより、なんだか終戦直後?20年代?という感じの子供たちだったけど、
(意味なく子供たちが汚されていた(笑)
握り締めた手から倉持に差し出された最初の寄付金にはグッとアツクなってしまった。

大人は生きるのに必死で、そんな中でも子供たちは明るい。
そんな子供たちが日本の夢を後押しして、立ち直ろうともがく大人たちを支えていたという部分は
素直にヨカッタ。前半は面白かった!

子供たちがきっかけで国家プロジェクトとなっても
南極の氷を砕く砕氷船がないという問題も、「戦艦大和」の設計者に倉持が改造を頼み、
やがてその改造された「宗谷」が浸水でトラブルがあり断念を迫られた時に倉持がねばり、
第一次隊員から外された倉持が犬係として出向いた北海道で、タロとジロにあい、
と・・・
これは2時間ず~~~と、まるごとキムタクドラマでした。
贅沢なほどの魅力的キャストも、この第1回ドラマではキムタクの背景的な扱い。

とにかく無駄に豪華な出演陣。
戦艦大和の設計者=加藤剛、北海道大学の教授=山本学、倉持の父=渡瀬恒彦といった具合。
他にも魅力的なキャストはいるんですが、今回顔見世程度(笑)

キムタクドラマは私はこれまで幾つか観ている程度。
なぜか今まで嵌ったドラマはなく、これも既に知っている内容で、観るつもりはなかったのだけど、
久しぶりの緒方直人さん、吉沢悠くん、岡田義徳くん、おまけに香川さんまで!
という、メンツに惹かれて観てみました。
民放の大河ドラマと銘打った2時間。
終わってみればやはりキムタク一人舞台。
最初から最後までキムタク演じる倉持の熱き戦い。
キムタク不在のシーンに映るのは、はるかチャンと、堺サンぐらいでしたが、
コレ、来週からちゃんと「男たち」のドラマになるんでしょうかね?
カレのファンには嬉しい限りでしょうが、そうでないとちょっとキツイ。
それとも、
いよいよ南極に向かって出航した隊員たち、其々をちゃんと描く「男のたちのドラマ」に
来週からなっていくんでしょうか?

とりあえず来週も観てみます。

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