原題 THE NATURAL
製作年度 1984年
上映時間 138分
原作 バーナード・マラマッド 「奇跡のルーキー」
監督 バリー・レヴィンソン
音楽 ランディ・ニューマン
出演 ロバート・レッドフォード/グレン・クローズ/ロバート・デュヴァル/キム・ベイシンガー/ウィルフォード・ブリムリー/バーバラ・ハーシー
とある駅のベンチで、少しくたびれた男が列車を待っている。
どこか寂しげな男の、回想から始まる物語・・・。
1918年、ネブラスカ州の草原でキャッチ・ボールをする父と息子。
傍らでそれを見守る幼馴染の少女。
やがて父親は急死し、ある日稲妻と共に落雷を受けて自宅の樫の木が裂ける。
野球選手になりたかった少年ロイは、その木で手製のバットを作り稲妻のマークとWONDER BOYと刻印する。
そして成長したある日、シカゴ・カブスのテストを受ける為、故郷に別れを告げ旅立つ。
列車の中では、有名で才能あるスポーツ選手ばかりを殺す連続殺人犯の新聞記事に注目していたスポーツ記者のマックスと、
大砲と呼ばれるホームランバッター、ウォンボルトと、黒いドレスの謎の女の3にんと知り合う。
まだ若く自信家のロイと、彼の実力を知るサムは、
途中駅でこの傍若無人な男と対決するハメになり、ウォンボルトを3球3振に討ち取りシカゴのホテルへ。
するとロイの部屋に黒いドレスの女から電話があり、事件は起きた――。
――16年後。
最下位のトンネルを抜け出せないニューヨーク・ナイツのベンチに、35歳のルーキー、ロイ・ホッブスが現れ
ようやく彼の野球人生が新たにスタート。
成功への扉に手をかけたと思った.......。が、その16年の心の葛藤は語られない。
ただ、自信に溢れ、輝くばかりだった青年が、
今は控え目で心優しく、、だけど信念は曲げない、寡黙な中年ルーキーとして
そのピュアな眼差しと人柄で次第にチームに溶け込み、最下位チームに奇跡をもたらしていく。
まあ、ウソのようなシーンも目くじら立てることなく2時間超を飽きずに観られたのは、
1920年代から30年代という時代背景と、どこかこの時代にマッチしているレッドフォードの雰囲気と、
セピア色に包まれる全体の色使いなのかも知れない。
学ぶ人生と、その後を生きる人生・・・
「天性の才能」に恵まれた男が16年かけて学んだもの。
「陽だまりのグラウンド」や「フィールド・オブ・ドリームス」とはちょっと違って、
野球選手を主人公におき、野球シーンもふんだんに登場するけど、そこは深刻じゃない。
思いがけない挫折を味わってなお、「帰ってくる」その勇気と純粋さ、
ロイを待ち受けるドラマを、優しい気持ちでみつめる作品といった感じでした
まだ独身時代に勤めていた会社の同僚と観た記憶がありますが、先日TVでやっていたのを録画してみました♪
スポーツ選手の挫折~再起もので、かなりベタですが、好きな作品です
製作年度 1984年
上映時間 138分
原作 バーナード・マラマッド 「奇跡のルーキー」
監督 バリー・レヴィンソン
音楽 ランディ・ニューマン
出演 ロバート・レッドフォード/グレン・クローズ/ロバート・デュヴァル/キム・ベイシンガー/ウィルフォード・ブリムリー/バーバラ・ハーシー
とある駅のベンチで、少しくたびれた男が列車を待っている。
どこか寂しげな男の、回想から始まる物語・・・。
1918年、ネブラスカ州の草原でキャッチ・ボールをする父と息子。
傍らでそれを見守る幼馴染の少女。
やがて父親は急死し、ある日稲妻と共に落雷を受けて自宅の樫の木が裂ける。
野球選手になりたかった少年ロイは、その木で手製のバットを作り稲妻のマークとWONDER BOYと刻印する。
そして成長したある日、シカゴ・カブスのテストを受ける為、故郷に別れを告げ旅立つ。
列車の中では、有名で才能あるスポーツ選手ばかりを殺す連続殺人犯の新聞記事に注目していたスポーツ記者のマックスと、
大砲と呼ばれるホームランバッター、ウォンボルトと、黒いドレスの謎の女の3にんと知り合う。
まだ若く自信家のロイと、彼の実力を知るサムは、
途中駅でこの傍若無人な男と対決するハメになり、ウォンボルトを3球3振に討ち取りシカゴのホテルへ。
するとロイの部屋に黒いドレスの女から電話があり、事件は起きた――。
――16年後。
最下位のトンネルを抜け出せないニューヨーク・ナイツのベンチに、35歳のルーキー、ロイ・ホッブスが現れ
ようやく彼の野球人生が新たにスタート。
成功への扉に手をかけたと思った.......。が、その16年の心の葛藤は語られない。
ただ、自信に溢れ、輝くばかりだった青年が、
今は控え目で心優しく、、だけど信念は曲げない、寡黙な中年ルーキーとして
そのピュアな眼差しと人柄で次第にチームに溶け込み、最下位チームに奇跡をもたらしていく。
まあ、ウソのようなシーンも目くじら立てることなく2時間超を飽きずに観られたのは、
1920年代から30年代という時代背景と、どこかこの時代にマッチしているレッドフォードの雰囲気と、
セピア色に包まれる全体の色使いなのかも知れない。
学ぶ人生と、その後を生きる人生・・・
「天性の才能」に恵まれた男が16年かけて学んだもの。
「陽だまりのグラウンド」や「フィールド・オブ・ドリームス」とはちょっと違って、
野球選手を主人公におき、野球シーンもふんだんに登場するけど、そこは深刻じゃない。
思いがけない挫折を味わってなお、「帰ってくる」その勇気と純粋さ、
ロイを待ち受けるドラマを、優しい気持ちでみつめる作品といった感じでした
まだ独身時代に勤めていた会社の同僚と観た記憶がありますが、先日TVでやっていたのを録画してみました♪
スポーツ選手の挫折~再起もので、かなりベタですが、好きな作品です
映画好きで監督志望だった彼に
映画に付き合わされることが多くて、
しかも玄人好みのする難解な作品の
リバイバル上映中心の鑑賞がほとんど
だった頃に観た、新作だったので
すごくよく憶えてます。
ほんと懐かしい。
私はロイの彼女に感情移入してました。
黒澤作品が多くて......
世界の黒澤と言われてるけど
私はどうも苦手で。
黒澤崇拝者の彼に付き合っての鑑賞は
正直ツラいものがありましたわ
外国作品では『天井桟敷の人々』『袋小路』
『ガス燈』『鳥』『ニューシネマパラダイス』等を観たことが記憶に残ってます。
『ナチュラル』のレビューを拝見したことで
学生時代の思い出が一気に蘇りました。
よそさまのところで、昔話しちゃって
ごめんなさい
こういう旧い映画を語れるから、ブログをやってて面白いと感じることができます♪
ゆうさんは学生時代ってことで、ほぼプロテスト時のロイに近い年代♪
もうその時会社ではお局の域だった私は、戻ってきた中年ルーキー・ロイに近いトシでしたわ(爆)
当事は話題作は邦画も観ていたというぐらいで、
洋画中心で、たまにアジア映画をみていたかなぁ~。
この頃は忙しさも私の人生の中でピークでして、仕事と酒一色。
当然映画のお供は独身貴族の(爆)同僚達でした(笑)
『ガス燈』『鳥』『ニューシネマパラダイス』
先の2本は観ていませんが、後の3本は観ましたよ~。
この「ナチュラル」もそうですが、あまりにも時間が開き過ぎていて、
20数年振りに観てみると、こういう作品に対してかなりストライクゾーンが甘くなっているのを自覚します。
私も彼女の包容力とぶれない生き方にとっても好感を持って観ていました。
ゆうさんの昔情報、かなり嬉しかったです
indexでかなりダブル所があったので、レッドフォード関連の映画2つにTBさせていただきました。
どちらも好きな映画でした。
コメントを戴いてから日参しておりましたが、
ようやく本日ご挨拶ができました
その昔、かなり友人にレッドフォードのファンがいましたが、
中年になってからの作品に、派手さは無くても心惹かれる作品があったのですよね、
私も好きな2作品です♪