結婚を約束した2人の教師。ところが、男性教師は女子生徒と関係を持ってしまう。男性教師は自分の罪をどう償うのか。“試される愛”をスリリングに描き出す。
教師と生徒の愛というテーマを象徴的に取り上げ、主人公たちは生徒からの「私たちは大人を信じていいのか?未来を信じていいのか?」という問いかけに徹底して向き合っていくという。
月曜 21:00~21:54
脚本 安達奈緒子
演出 西浦正記/葉山裕記
音楽 林ゆうき
演出 葉山裕樹
主題歌 EXIT/ポルノグラフィティ
出演 戸田恵梨香/三浦春馬/武井咲/篠田麻里子/内田有紀/西村雅彦/風間杜夫
第1話 始まりの朝 12.1%
上村夏実(戸田恵梨香)は、私立明稜学園高等学校の英語教師。中学までアメリカで暮らした経験を持つ夏実は、教師になることが夢だった。1年生のクラス担任で、バスケットボール部の顧問を務めている夏実は、明るく前向きで、サバサバとした性格ゆえ、生徒たちからも慕われていた。
柏木修二(三浦春馬)は、夏実の同僚で2年生のクラス担任を務める生物教師。修二は、真面目で思慮深く、物事を真剣に考えるタイプで、自分の言葉で生徒たちと接するその姿勢は、生徒はもちろん、保護者たちからも絶大な支持を得ていた。高校・大学の同級生だった夏実と修二は、三か月後に結婚式を挙げる予定だった。結婚式は、ふたりの大学時代の同級生で、いまも夏実とルームシェアしている人気ウエディング・プランナーの東堂さやか(篠田麻里子)が手がけることになっていた。
新学期が始まる朝、目を覚ました修二は、隣に見知らぬ若い女性が裸で眠っていることに気づく。修二は昨夜、バーで出会ったばかりのこの女性と、酔った勢いで関係を持ってしまったのだ。遅刻しそうだった修二は、素性のわからない女性を部屋に残していくことに抵抗を感じながらも、部屋の鍵を手渡して慌てて家を飛び出す……。
生徒にも慕われ、同僚教師や保護者からも信頼されている爽やか教師、柏木修二のその夜のことは殆ど描かれてなく、
新学期を前になぜにそんなに記憶が飛ぶほど深酒をしたものか、、?
しっかし、三浦春馬クン、爽やか過ぎてある意味ソン(笑)
本当にぃ~?彼がぁ~?で、どうにもリアリティがない。柏木のキャラも誠実で爽やか!
なので、そのギャップがこのドラマを引っ張っていくものだという気がする。
関係を持った女生徒・ひかりのいたぶるような、修二の困惑振りを面白がっているような表情がブキミ。
そもそも修二は、相手が高校生とは知らなかったわけだけど、あまりに呑んで盛り上がる二人には見えないので、
このいきさつにも何かウラがあるのかも?
ひかりはキーを、ポストに入れずに学校に持ってきたわけだし、修二は罠に嵌ったのか??
ただでさえドギマギの、針のムシロの生活なのに、
クラスの交際している生徒が親の留守に○ックスをしていたことで、「なぜ先生達はよくて、オレたちはダメなんだ」と言われた親が、学校に先生の口から説明してくれということになり(笑)
修二は生徒に「何歳であってもしていいと思う」でも、その結果、自分も相手も確実に変わり、相手との関係も変えてしまう。と、
自分と婚約者の夏実は正直な関係で、変わってよかったと思っていることを話すところはよかった。
だけどそれはひかりの「先生は私と寝て変わった?」「私は変わったよ。先生が変えたんだよ」というセリフに続くことになる。―
ひかりは大学病院に通院しているんだけど、そのことと修二への接近とは何か関係があるのかも・・・
同じフジで、年代やテーマこそ違え、学園モノ2本がスタートしました。
コチラはまだ未熟な青年教師の目線で語られていく、婚約者と教え子の生徒との関係。
秘密を抱えてしまった爽やか教師が、どのように教わるのか?!
式を目前に裏切られた婚約者は、これからどう恋人と向き合っていくのか?
ドキドキしながら見守っていこうと思います。
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第2話 女の闘い 11.6%
ある日、夏実が顧問を務めるバスケットボール部にひかりがやってくる。入部したいのだという。夏実は、2年生でしかもまったくの初心者のひかりに一瞬戸惑うが、入部を許可すると、さっそく一緒に基本練習を始めた。そんなふたりの姿を目撃した修二は、動揺を隠せない。
修二のもとにやってきたひかりは、バスケットボール部に入ったことを報告し.その際、夏実に憧れている、などと言うと、ポケットから携帯電話を取り出して修二に見せた。その画面にあったのは、修二の寝顔とヤケドの跡が残ったひかりの手首が写っている写真だった。ひかりは、修二の心を見透かしたような笑みを見せ、夏実には見せないから大丈夫、と告げた。
休日、夏実と修二はウエディングドレスを見に行く。試着室からなかなか出てこない夏実を心配した修二がカーテンを開けると、悲痛な面持ちで固まっている夏実がいた…。
修二はひかりの存在にびくびくしながら学校生活を送り、
人を幸せにするウソでなく、自分を護る為に夏実に本当のことを打ち明けられない自分を責めていた。
ある日幼馴染だという自分の教え子の優奈のプロフに執拗に嫌がらせする書き込みがあり、犯人が親友の玲花だという事が判る。
好きだけど、自分のことをバカにしている優奈を傷つけたかっただけだと言って謝る玲花に、優奈は
「謝られたら傷つけられた方が相手を許さなくちゃならなくなる」最後まで黙ってて欲しかったと言う。――
そんな優奈の言葉を受け止めた修二は、玲花に「明日からも学校に出てきて、居辛い雰囲気に耐える事が償いになる」と言う。
人って近づき過ぎると、きっと甘えちゃうんだ。それで自分でも気づかないうちに傷つけてしまったりするんだ。でも、一番近い人こそ、本当は大切にしなくちゃいけないんだよね・・・
生徒に向かって言っているようでいて、自分に向かって言いきかせていたようでもある修二。
なんでも真実を言えばいいというものではない、―修二は夏実に打ち明けるのをやめる決心をする。
結婚式の招待状も出来上がり、ふたりは郵便局の夜間窓口で投函する。が、
招待状を受け取った実家の兄(新井浩文)はそれを破り捨てながら電話口では「出席するよ」と言っているし、
この兄との間にも微妙な空気があることで、今後二人の結婚に何か絡んでくる予感。
これで修二の敵はひかりだけではなくなったが、
修二の知らないところでひかりは夏実にも敵意をむき出していて、
バスケの居残り練習中に、夏実の顔面にボールを投げつけ、わざとしたのだと言い放つ。
その場であなたのことは自分には関係ないと言い、修二を信じているという夏実は、流石に毅然と、
教師として冷静に対処、女としても受けて立ったようにみえたけど・・
ある日、ウエディングドレスを試着している夏実に携帯で写真が送られてきて、ふたりは固まってしまう。。。
大切なことは、、、今回は傷つけあった幼馴染のふたりの生徒が教えてくれた・・・
傷つけて、謝って。。でも、それは謝って楽になりたいだけ。
傷ついた方はそれを許さなくちゃならなくなる。どんなに傷を負っていても―。
修二はどんなに居心地が悪くても、それに耐え、知らなければ夏実は傷つかずに済むはずと思っていたのだけど、
修二にも夏実にも戦いを挑むようなひかりの真意はどこにあるのか?
人は幼い時から、悪いことをしたら謝ることを教えられて、
謝ってきた相手は許すことも教えられて、、、大人になってきた。
しかし・・・
そういう決着を望まない相手に、どうしたら償えるのか。
扱うテーマの割りに、キャストがどんよりしてないのが救われるかな
次回は早くもコトが表面化してしまうのか?
ひかりは「寝たから」かわったのか?変わりたくて寝た気がするのだけれど....
根拠はないですが、、オンナの勘です(笑)
やっと感想、追いつきました。今夜の放送が楽しみです。