園長ブログ

園生活での徒然です。又、携帯用に年間行事等のデータも紹介いたします。コメント投稿機能は非設定にしています。

2月27日

2012年02月27日 | Weblog
2月も残り3日となりました。よく「厳寒2月」とも表現してきましたが3月まで及ばないことを願っています。
風邪やインフルエンザでの欠席連絡も後を絶ちませんが、気温の上昇や雨の到来によって少しずつ回復してほしいと思います。
本日はこちらでこんな話題を。
昨日、龍ヶ崎市で「原子力のことを考える」という講演会に参加してきました。
講演者は日本原子力研究所に長年、勤務された方です。学者的な立場での講演はとても分かりづらい内容でしたが
その中で2点、メモを記してきましたので紹介します。先ず下の画像をご覧ください。

○1mシーベルト/年の意味
※放射線をどのくらい浴びているか。
日本人は年、1.5mシーベルト 世界平均では2.4mシーベルト
※被爆線量をどこに於くか。
通常時は上記線量を除き、年1mシーベルト
非常時(少しややこしい)年1-20mシーベルト
「人は一年間に1mシーベルトの放射線を浴びている。福島原発事故の収束に携わる人は20mシーベルトまでが許容限度」ということです。

もうひとつ「3月の大震災以降、日本の17原子力発電所54基の原子炉は現在、稼働しているのは3原子力発電所の3基」でこれも連日のテレビや新聞報道でお知りの方も多いかと思います。

見えない放射線とどう向き合うか。原発事故は果たして確実に収束に向かっているのか。
当たり前のように使用してきた電力エネルギーはこの先、どう私たちの生活に影響を及ぼしていくか。
そして必ず起こるだろうとされている首都圏直下型地震にどう備えていくか。

ゆっくりしたい休息の日曜日でしたが、あらためて自身の生活や職場でも防災の基準を強く意識しなければならないと痛感しました。


最後に先日、某紙で元岩手県知事、増田さんの投稿。考えさせられた部分を要約します。
「3月の大震災の時、釜石市に約3000人の小中学生が津波に遭わずに助かっている学校がありました。
その学校では地震や津波が発生した時は「自分の頭で自分の判断で自分の身を守りなさい」という防災教育が施されていたらしいです。
子どもたちは今回の地震が尋常でないと判断し上に上に逃げ場を求めて行き、助かりました。
通常の避難場所が津波で流されて行くのを目の当たりにさらに上の高台に避難してよかったということ。
子どもの必死の姿につられて助かった大人たちも多い。」

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