179798 三井住友銀行がバークレイズ銀行を救済合併~今の世界金融危機は米国で30社、欧州で20社を破綻させる?
猛獣王S ( 30代 営業 ) 08/06/24 AM07
『[901]バークレイズ銀行を、三井住友銀行が救済合併だろう 投稿者:副島隆彦 投稿日:2008/06/23』(気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板)より転載します。
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副島隆彦です。 以下の記事のとおり、英国一位の銀行であるバークレイス・バンクに、三井住友銀行が、増資引き受けで救済資金を出すようだ。しかし、これはたったの一千億円の出資ではなくて、近いうちに、バークレイズの救済合併になるのではないか。その金額は、やがて一兆円から2兆円になるだろう。
(転載貼り付け始め)
(1)「三井住友銀、英バークレイズに出資へ=一千億円規模、月内にも合意」
2008年6月20日 時事通信
三井住友銀行が英銀大手バークレイズ <8642> に出資を検討していることが20日明らかになった。米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン関連の投融資で多額の損失を被ったバークレイズが資本増強に踏み切るのに併せ、増資を引き受ける。出資額は日本円で1000億円規模に上る可能性があり、月内にも合意する見通し。
(2)「英バークレイズに1000億円出資 三井住友、海外事業拡大へ」
2008年6月20日 産経新聞
三井住友銀行が英銀大手のバークレイズに出資する方向で最終調整に入ったことが20日、分かった。米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で多額の損失を計上したバークレイズが資本増強に踏み切るのに伴い、三井住友銀は1000億円規模の増資を引き受けるとみられる。月内にも合意する見通し。三井住友銀は今回の出資を足がかりに、バークレイズと業務面でも連携を強め、海外事業の拡大につなげたい考えだ。
バークレイズはサブプライムローン問題に関連し、計5000億円規模の損失を計上。財務基盤を立て直すため、40億ポンド(約8500億円)相当の増資を検討している。増資の引き受け先としては、三井住友銀のほか、中東やアジア新興国の政府系ファンドが候補となっているもようだ。
三井住友銀も平成20年3月期連結決算でサブプライムローン関連の損失を約1300億円計上したが、経営への影響は軽微。バークレイズの資本増強に応じることで、株の値上がり益や配当を狙った純投資の面で収益が見込めるだけでなく、業務面でもバークレイズとの協力関係の構築が期待できると判断したとみられる。バークレイズ側も三井住友銀との関係強化には手薄なアジアでの事業展開を加速させる狙いがあるようだ。
サブプライムローン問題で痛手を負った欧米金融機関の資本支援では、みずほフィナンシャルグループが米メリルリンチに12億ドル(1300億円)出資している。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 どうやら、三井住友銀行の中の旧三井系のリサーチ部門が、綿密に計画して、バークレイズのトップ、というよりも、ジェイコブ・ロスチャイルド卿と話して、救済資金を出して、三井住友が、バークレイズの筆頭株主になることが決まったようである。日本のバークレイズの支店のスタッフたちは、「これで自分たちは救われた」と喜んでいる。
それに対して、たとえば、モルガンスタンレーの日本法人の社員の75%は、すでに首を切られたようだ。メリルも、シティグループも同様のようだ。外資に大銀行、大証券で、威張り腐っていた若い日本人たちが、どんどん追い立てられている。売国奴の末路は、こういうものだ。
表面上は、バークレイズの苦境を、イギリス政府(英財務省)主導で乗り切ろうとして日本に救援を求めたのだろうが、その際に、「株式総額の7割引きの買い叩き、ではなくて、なんとか、3割引ぐらいにしてほしい」という案でまとまりつつあるようだ。
ゴードン・ブラウン英首相の人気が急落しているので、洞爺湖サミットのあとに帰国したら、首をすげ替えられるかもしれない。マギー・サッチャー英首相が、サミットから帰国したら、ジョン・メイジャーに交替させられたことに似ている。
私、副島隆彦は、今の世界金融危機は、収まることは無く、アメリカで、メガバンク、大証券、保険で30社、欧州で20社が破綻(救済合併)されなければ済まない、と考えている。
破綻した(IJモルガンチェースによる救済合併された)ベア・スターンズの資金運用の責任者だった「営業本部長クラス」の2人が、背任容疑で、SECに逮捕された。SECの検査は、7月までに終えるが、その間にコンプライアンス関係の糊塗(こと)の策を国家次元(立法レベル)で考えているだろう。だが、それでも、9月までは、もたない。
~後略~
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猛獣王S ( 30代 営業 ) 08/06/24 AM07
『[901]バークレイズ銀行を、三井住友銀行が救済合併だろう 投稿者:副島隆彦 投稿日:2008/06/23』(気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板)より転載します。
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副島隆彦です。 以下の記事のとおり、英国一位の銀行であるバークレイス・バンクに、三井住友銀行が、増資引き受けで救済資金を出すようだ。しかし、これはたったの一千億円の出資ではなくて、近いうちに、バークレイズの救済合併になるのではないか。その金額は、やがて一兆円から2兆円になるだろう。
(転載貼り付け始め)
(1)「三井住友銀、英バークレイズに出資へ=一千億円規模、月内にも合意」
2008年6月20日 時事通信
三井住友銀行が英銀大手バークレイズ <8642> に出資を検討していることが20日明らかになった。米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン関連の投融資で多額の損失を被ったバークレイズが資本増強に踏み切るのに併せ、増資を引き受ける。出資額は日本円で1000億円規模に上る可能性があり、月内にも合意する見通し。
(2)「英バークレイズに1000億円出資 三井住友、海外事業拡大へ」
2008年6月20日 産経新聞
三井住友銀行が英銀大手のバークレイズに出資する方向で最終調整に入ったことが20日、分かった。米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で多額の損失を計上したバークレイズが資本増強に踏み切るのに伴い、三井住友銀は1000億円規模の増資を引き受けるとみられる。月内にも合意する見通し。三井住友銀は今回の出資を足がかりに、バークレイズと業務面でも連携を強め、海外事業の拡大につなげたい考えだ。
バークレイズはサブプライムローン問題に関連し、計5000億円規模の損失を計上。財務基盤を立て直すため、40億ポンド(約8500億円)相当の増資を検討している。増資の引き受け先としては、三井住友銀のほか、中東やアジア新興国の政府系ファンドが候補となっているもようだ。
三井住友銀も平成20年3月期連結決算でサブプライムローン関連の損失を約1300億円計上したが、経営への影響は軽微。バークレイズの資本増強に応じることで、株の値上がり益や配当を狙った純投資の面で収益が見込めるだけでなく、業務面でもバークレイズとの協力関係の構築が期待できると判断したとみられる。バークレイズ側も三井住友銀との関係強化には手薄なアジアでの事業展開を加速させる狙いがあるようだ。
サブプライムローン問題で痛手を負った欧米金融機関の資本支援では、みずほフィナンシャルグループが米メリルリンチに12億ドル(1300億円)出資している。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 どうやら、三井住友銀行の中の旧三井系のリサーチ部門が、綿密に計画して、バークレイズのトップ、というよりも、ジェイコブ・ロスチャイルド卿と話して、救済資金を出して、三井住友が、バークレイズの筆頭株主になることが決まったようである。日本のバークレイズの支店のスタッフたちは、「これで自分たちは救われた」と喜んでいる。
それに対して、たとえば、モルガンスタンレーの日本法人の社員の75%は、すでに首を切られたようだ。メリルも、シティグループも同様のようだ。外資に大銀行、大証券で、威張り腐っていた若い日本人たちが、どんどん追い立てられている。売国奴の末路は、こういうものだ。
表面上は、バークレイズの苦境を、イギリス政府(英財務省)主導で乗り切ろうとして日本に救援を求めたのだろうが、その際に、「株式総額の7割引きの買い叩き、ではなくて、なんとか、3割引ぐらいにしてほしい」という案でまとまりつつあるようだ。
ゴードン・ブラウン英首相の人気が急落しているので、洞爺湖サミットのあとに帰国したら、首をすげ替えられるかもしれない。マギー・サッチャー英首相が、サミットから帰国したら、ジョン・メイジャーに交替させられたことに似ている。
私、副島隆彦は、今の世界金融危機は、収まることは無く、アメリカで、メガバンク、大証券、保険で30社、欧州で20社が破綻(救済合併)されなければ済まない、と考えている。
破綻した(IJモルガンチェースによる救済合併された)ベア・スターンズの資金運用の責任者だった「営業本部長クラス」の2人が、背任容疑で、SECに逮捕された。SECの検査は、7月までに終えるが、その間にコンプライアンス関係の糊塗(こと)の策を国家次元(立法レベル)で考えているだろう。だが、それでも、9月までは、もたない。
~後略~
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