外部のガンマ線の線量のみの公表に留め、アルファ,ベーター線の線量を計り得るガイガーカウンターを配らない政府。彼らにとって都合の悪い理由があるようです。
『内部被曝は、外部被曝の10倍』(世迷い言だらけ)リンクより転載します。 ---------------------------------------------------------------- ◆【原発問題】支援物資のガイガーカウンターなど約4万個ほとんど配られず?政府状況を把握せず
ソース:ニコニコ生放送【05/21・16:30開始】政府・東京電力統合対策室 合同記者会見(2:31:28あたり) リンク
福島第一原発の原子力災害に当たっては、各国から支援物資として、いわゆるガイガーカウンター(*1)4万個近くが日本に送られてきているが、5月21日の政府・東京電力総合対策室合同記者会見ではこれらの多くが、現在配布されているのかいないのか、或いはどうなっているのかを政府が把握すらしてないことが明らかになった。
会見中ジャパンTVの記者の質問に対して、細野豪志首相補佐官は「幾つもらったのかは把握しているが、それらがどういう風に配布したのかを詳細には把握していない」と答えた。
会見上具体的な配布例として答えられたのは、東京電力が「210個がJビレッジにある」と答えたのみで他は具体例などが示されず、細野氏は「把握できたらお知らせしたい」とのみ答えた。
また記者が「中国から粗悪品のガイガーカウンターが流入して価格が暴騰している。日本の下町工場の底力を結集して、子供向けの小型ガイガーカウンターをつくる気はないのか?」という質問をすると、「調べないと分からない」「需要と供給を調べて対応する」と答えるに留まった。
*1:放射線量を計測するいわゆるガイガーカウンターには、その計測システムに応じて、ガイガーカウンター、線量計、サーベイメーターなど様々な呼び名がありますが、ここではわかりやすい「ガイガーカウンター」という名称を用いました。
参考資料:各国の支援物資一覧 リンク ☆米国防総省:放射線線量計31,000枚 / イリノイ州:個人線量計2,000個 ☆韓国:放射能サーベイメーター 20台 ☆フランス:放射線計測器(個数不明)等の原子力関連物資 ☆ロシア:個人線量計 400個 ☆カナダ政府:放射線サーベイメーター 154台 線量計 5005台 ☆フィンランド:放射線計測モニター 50台 ☆イギリス:放射線線量計 566台 ☆フランス:放射線測定機 250個
9:2011/05/23(月) 22:42:28.10 ID:o2GQXySr0AA 今日(5/23)の参議院・行政監視委員会。 リンク ※この委員会に出席した参考人は以下の四名。 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章 芝浦工業大学非常勤講師 後藤政志 神戸大学名誉教授 石橋克彦 ソフトバンク株式会社社長 孫正義
こはでちょっと驚くべき話が暴露されていたのでちょっと以下に動画の内容を書き起こし。
小出「現在1時間当たり何マイクロシーベルトの数値が公表されている訳ですが、それは外部のガンマ線の線量だけを言っているだけです。私は先程東京で1時間吸入したら20マイクロシーベルトになった。それはいわゆる内部被爆です。それを吸入したその場所の外部被爆線量は1時間当たり2マイクロシーベルトでした。つまり内部被爆は外部被爆より10倍多い訳です」
孫「内部被爆の方が恐い訳ですね。内部被爆の方が遥かに恐いのに、一番怖い内部被爆の数値を線量として発表しないと言うのが何か意図があるのかボクには分からない。今日この場で先生方(参考人の)がチェックしなくてはならないのは何故内部被爆を議論しないのか。それを議論するに適当であるアルファ、ベータ―線の線量も併せて計測し公表すべきなのではないか。因みにそれらを測定するような計測器が税関で500台止まっている(これは企業などが輸入した分)。これだけ線量計が足りない足りないと言われ、売り切れ状態なのに税関で事故以来500台止まったままだ。実に勿体ない話だ。」
要約すると ・政府が発表している放射線数値はガンマ線だけ。 ・本当に怖いのは内部被爆に関わるアルファ線、ベータ線の線量。 ・東京で実際に計ってみるとアルファ及びベータ線はガンマ線の10倍の線量が計測された。 ・企業や個人が輸入したガイガーカウンターが関税で500台止まっている。 ---------------------------------------------------------------- |
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