国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

現代の錬金術、核変換(常温核融合)の日本における実用化はパックス=ジャポニカを実現するか?

2006年09月04日 | 常温核融合・重力遮蔽・生物兵器などの超先端科学技術
WTC小型水爆倒壊説の検証

6)純粋水爆の起爆
だが、純粋水爆の起爆方法が完成しているかどうかの情報はない。この起爆方法が実在するならば、「熱核融合」ないしは、「常温核融合」が完成していることを意味する。各国が、巨額の投資をして、しのぎを削るこの分野で、既に技術を確立させている可能性のあるのは、米国と核大国イスラエルだけである。米国では、水面下では、レーザーによる核融合研究がかなり進んでいるようだ。水爆を起爆するのに十分なテラワット級の出力が得られているらしいし、レーザー点火の小型化もローレンス・リバモア研究所などで進められている。もう出来上がっている可能性が高い。

 また、今、サーマイト倒壊説を唱えて注目を浴びているBYUのジョーンズ博士の専門は常温核融合である。これも、もし完成していれば、純粋水爆の起爆に使える。しかも、極めてコンパクトな起爆装置で事足りる。だが、80年代末から90年代初めにユタ大学やカリフォルニア大学で研究され脚光を浴びはしたが、「いい加減であり信用できない」、イロモノの技術だと学会から烙印を押され、科学界から葬り去られた形になった。だが、「イロモノ」「オカルトっぽい怪しい技術」といったレッテル貼りをメディアや学界の権威がすることによって、常温核融合から衆目を引き離したかったのかもしれない。この技術が実現できているのであれば、それを自分たちだけで独占し、特定の用途に応用したほうが、利益になる人たちがいる。

 常温核融合は、水爆の起爆にすぐにも応用できる最重要軍事技術である。水爆にしろ原爆にしろ、使えば、敵だけでなく隣の友好国家も壊滅させてしまう。核汚染で長い間地域に入れない。これでは、実戦には使えない。常温核融合で純粋水爆を起爆できれば、高熱でターゲットを的確に破壊し、かつ発生した中性子が減衰する数十時間後には、現場に入ることも出来る。核シェルターに1年も2年も隠れる必要もない。2-3日で済む。軍事技術の進展は、原則として正直に公表はされない。1945年の最初の原爆実験は、大衆には「軍用列車の爆発事故」と説明された。

 そして、常温核融合実験の成功は、その後も米国でも日本でも報告されているのである、日本を代表する著名な物理学者が、パラジウムを使う新たな常温核融合の実験に成功したと公表した。だが、メディアは臆したかのように記事にしない。学会も沈黙を続ける。「触ってはいけない世界」なのであろうか?そんなものは地球上に存在しないと、世界に誤認させたいのであろうか?誰かに技術を独占させるために。不審を抱かざるを得ない。
 
 また、米軍のアフガニスタン侵略において、水爆が使用された形跡があり、それが純粋水爆ではなかったかと推測される。近辺のパキスタン西部で、マグニチュード3以上の人工的な地震が観測されており、一部で核の使用を疑う報道もなされた。だが、あるべき周辺の核汚染が報告されなかったことから、うやむやになった。もし、純粋水爆が使用されたのであるのなら、まさしく、この通りの結果となる。純粋水爆は、核だとわからない結果を生む核兵器なのである。


●「常温核融合」について少し
http://www.asyura2.com/0601/war81/msg/510.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 6 月 26 日
この研究は80年代末期から90年代初期にかけて、ユタ大学(BYUではありませんが)やカリフォルニア大学あたりで研究されて注目を浴び、それからすぐに「いい加減であり信用できない」、いわゆる『色もの』ということで相手にされなくなって、近年再び少しずつ研究する人が増えてきたようです。
しかし、どうも私はこの「相手にされなくなった」時期とその理由が気になっています。(というか、気に入らない。)憶測をたくましくすると、「相手にされてはいけない」理由でもあったのかな、と。90年代の初期ですから、ちょうど小型核の研究が騒がれた時期です。米軍が興味を示さないわけはありませんので。



【山本寛ウォッチング/燃料電池と常温核融合】 常温核融合は本当だった!その6

3.ここまで進んだ常温核融合
本来ならば、常温核融合の技術進歩の足取りを解説すべきであるが、事態は急激に動いている。とりあえず 最近の目だった情報を紹介する。

・ 荒田大阪大学名誉教授の実験
2002年12月7日の毎日新聞電子版は下記の記事を発信している。
「核融合 パラジウムを使う新方式確認 阪大名誉教授ら
荒田吉明(核融合)、藤田広志(金属物性)両大阪大名誉教授は6日、パラジウム 金属の超微細な粒子に重水素ガスを取り込ませてレーザー光線を当てる新方式で、核融合反応の際に生じるヘリウムを確認した、と発表した。核融合に必須とされる超高圧の状態以外でも実現できたことで、大規模装置の必要のない発電などの可能性があるという。
核融合反応を起こすには、重水素などの原子と原子を接触させることが条件。両名誉教授によると、パラジ ウムとジルコニウムの合金を焼き、直径5ナノメートル(ナ ノは10億分の1)の範囲にパラジウム原子約8000個が格子状に集まった超微細粒子を作った。この超微細粒子に重水素ガスを吸わせると、パラジウム原子1個に対 し、通常は1個未満しか取り込まれない重水素が約3個取り込まれ、凝集。さらに溶接に使うレーザー光を当てると核融合が起こり、ヘリウムが通常の空気中の10万倍発生した、という。

荒田名誉教授の話 核融合には通常なら数億気圧が必要。この方法を使えば、低コストでエネルギーを取り出せる可能性がある。【大島秀利】 」
出典:
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Physics/200212/07-5.html

・北海道大学の水野博士たちの実験
水野博士たちは水の電気分解の電圧を上げ、水中で放電を発生させることにより過剰なエネルギーの放出が起きる現象を発見し、注目を集めている。これをフランスの研究者が再現テストを行い、その結果をインターネットで公開している。興味のある読者は下記をクリックされたい。

http://jlnlabs.imars.com/cfr/index.htm
常温核融合

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/1228/coldfusion.htm

「1998年3月24日、アメリカで英国サウザンプトン大学のマーチン・フライシュマン(62歳・当時)と米国ユタ大学のスタンレー・ボンズ(48歳・当時)という二人の電気化学者が「電気分解によって核融合を起こした」と記者会見をしたという記事が朝刊の片隅に載った。記事によれば、パラジウムと白金を電極として重水中で電気分解をおこなったところ、大量の熱が生じ、同じにトリチウム、ガンマ線も検出され、核融合が裏付けられたというのだ。」


●エネルギー問題は原理的には解決済み:北大の水野忠彦教授が常温核融合の存在を実験で証明済み。

http://www.asyura.com/0304/dispute10/msg/655.html
投稿者 transmutation 日時 2003 年 5 月 28 日 15:36:42:
http://jlnlabs.imars.com/cfr/html/cfrtiny2.htm
1989年のあの大騒ぎを覚えていらっしゃるだろうか。フライシュマンとボンズによる常温核融合の存在を証明する実験に成功したというニュースが世界を駆け巡ったことを。そして、それが別の科学者チームの追試で再現できなかった騒ぎを。これにより、常温核融合は眉つば科学として世界から追放された。アメリカ政府も資金的手当てを停止してしまった。しかしひとり日本政府だけは、常温核融合に食らいついていた。北大水野忠彦教授が結局実験でその存在を証明した。上のサイトは水野モデルを使って追試したもの(実験日:2003年5月19日)のデータ報告。以下3つのサイトは、水野論文。
http://www.lenr-canr.org/acrobat/MizunoTnucleartra.pdf
http://www.lenr-canr.org/acrobat/MizunoTexperiment.pdf
http://www.lenr-canr.org/acrobat/MizunoTconfirmatib.pdf
彼の発見で最大の部分は、常温核融合は、熱の発生もさることながら、実は原子核が他の原子核に変化する、「核変換」現象だったとの理解に達したことだ。この考えについて一般向け英語書籍がでているが、日本語でもでている。
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4-87593-214-6
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4-87593-229-4
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4-7775-1129-4
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4-7775-1153-7
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4-7775-1208-8

意外なことだが、トヨタ自動車は90年代初頭から欧州に核融合の研究施設を持ち、資金をつぎ込んでいる。 エネルギー問題は実は日本の科学陣営によって原理的には解決済みといってよい。あとは応用の問題と政治問題のハードルとなる。トヨタは、欧米石油資本のトラの尾を踏まぬよう、非常に慎重になっている。水野教授の発見の、核変換という概念は決定的に重要だ。錬金術の概念と連続するからだ。

●Putin firmly defends Russia's sovereignty for Kurile Islands, Japan insists on their return
(プラウダ英語版2005年9月30日)
日本は石油代替エネルギーの開発でも世界を代表する国の一つだ。日本の科学者がもうすぐ石油の購入や使用について国民を安心させるという可能性は否定できない。軍隊について言えば、日本の政治家(law-maker)は自衛隊を最新鋭の武器で武装した精強な軍隊に変身させる計画に同意している。また、日本が全世界で最も多くの金(gold reserve)を保有すると自慢できる点も留意すべきだ。
Japan is one of the world leaders in the development of oil-alternative energy sources. It is not ruled out that Japanese scientists may soon relieve their nation of the need to purchase and use oil. As for the army, Japanese law-makers have already approved a plan to turn self-defense forces into powerful Armed Forces outfitted with up-to-date weaponry. It is worthy of note at this point that Japan can boast of having largest gold reserves in the world.
http://english.pravda.ru/main/18/88/350/16223_Kurile.html


●北方領土の資源的価値 デイリータイムズJapan
択捉島北部のクヅルヤビ火山でのレニウムの採取がロシア政府に承認されたとの報道があった。レニウムとは、ロケットのノズルなど航空宇宙分野や、石油精製などの先端技術に用いる希少金属のひとつで、世界全体の産出量は30トン程度。価格はキロ当たり3000ドル(30万円)ほど。このレニウムを同火山では、「年間20トンほど産出可能」とのことだった。
http://www.dailytimes.jp/2005_may_1.htm

タングステンの需給と価格


【私のコメント】
 米国の巨大な石油関連産業の虎の尾を踏まないためか、日本では核変換の技術開発はひっそりと継続されていたようだ。北大の水野助手の書籍によれば日本の技術は公表されている段階では世界で最も進んでいるらしい。ただし、米国=イタリア=イスラエル連合でもかなり研究が進んでいるらしいが、研究資金拠出元の意向もありどこまで研究が進んでいるかは不明とのこと。ベラスコの言う地中海帝国を彷彿とさせる国名が並んでいることから、軍事目的の研究も行われて居るであろう事は容易に想像される。その他、ロシアの核変換の技術も凄いらしい。

 水野助手によると、現時点での核変換の応用は次のの二つが挙げられている。
1.過剰熱の利用(発電等?)
2.核変換を利用した放射性物質の処理

 過剰熱の利用は安定して安全に水素から熱を作り出すことが出来れば、現在の化石燃料の利用の大部分を代替できる様になるだろう。石油禁輸で大東亜戦争に追い込まれた日本が、エネルギー不足の恐怖から解放され、全世界を化石燃料の枯渇から救うことになる。それは同時に欧米の石油メジャーを破滅させることにもなる。産油コストが高い北海油田やロシアの油田もダメージがかなり大きいだろう。石油ドル体制を基盤とする現在のユダヤ金融資本の世界覇権が倒れた後は、日本の核変換技術とロシアの天然ガスパイプラインの両者が世界のエネルギー覇権の中心になるかもしれない。日本が世界覇権国となるパックス=ジャポニカ、あるいは日露両国が世界覇権を握るパックス=ルッソ・ジャポニカが21世紀の世界システムになる可能性も否定できないだろう。

 核変換による放射性物質の処理については、三菱重工の岩村博士が再現性100%のシステムを確立しており、セシウム→プラセオジウム、ストロンチウム→モリブデンの核変換が起きたことを既に報告している。原子力発電所に由来する膨大な量の高レベル放射性物質を安価に処理できる利益は計り知れない。

 核変換についてもう一つ重要と思われるが本では触れていないのは、核変換による貴金属の製造(錬金術と言い換えても良い)である。プラチナは出来やすい、金も微量だが出来たとの話もある。キエフ大学のヴィソツキー博士がMCTという生体関連の触媒を用いて、Mn(55)をFe(57)に転換させたという話もある。MCTとは放射能を除去するという「微生物触媒転換体(Microbial Catalyst-Transmutator)」である。岩村博士の方法は原子番号を4つ増加させており、金を作り出すにはレニウム、プラチナを作り出すにはタングステンがあればよいことになる。実際にこれが実現可能か、コスト的に見合うかどうかは不明だが、もし可能になれば貴金属の需給や価格に大きな影響があるだろう。2005年に中国の内需増加を理由に価格が急騰しているとは言え、依然としてタングステンとプラチナの価格差は余りに大きい。日本は毎年5000~8000トンのタングステンを輸入している。

 2005年9月30日のプラウダ英語版の「石油代替エネルギー」との記述はおそらくこの核変換の実用化で日本が世界の先頭に立っている事を指していると思われる。「金準備が世界最大」との記述はもし本当だとすれば、日本が外国から購入するのが対米関係上困難であることを考えると、安価な重金属から核変換で金を製造する方法も既に開発されているのかもしれない。しかし、仮に金を安価に製造可能であると日本が公表した瞬間に金の価格が暴落する懸念もある。プラウダ記者の誤報、あるいは外貨準備と金準備の勘違いの可能性もあるだろう。



【2007年8月28日追記】
WIRED VISION / 「常温核融合」会議、MITで開催 Mark Anderson 2007年08月27日

http://wiredvision.jp/news/200708/2007082723.html
http://wiredvision.jp/news/200708/2007082819.html





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17 コメント

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Unknown (ウォッチャー)
2006-09-04 21:13:35
どこかのサイトで読んだのですが、T自動車の技術者曰く「太陽電池で動く乗用車なんてすぐにでも実現できます。ただ、それをやらないのは政治的配慮の為」だそうです。

(確かに今の太陽電池の発電効率と車の表面積を考えたら、プリウス表面全面に電池を貼ったら3m四方以上あるので、10時間充電で5km位は走れそうです。つまり、ガソリンを全く使わない・・・?)

トヨタは「虎の尾っぽ」を踏まないように、うまくやってもらいたいものです。結構踏んで、潰されているらしい話をよく聞きます。
返信する
Unknown (Unknown)
2006-09-05 18:18:16
ロッ⑨ふぇラーなんて

まんま石油屋エイリアンで

反対する者は容赦なく潰すからなぁ・・



返信する
Unknown ()
2006-09-06 05:59:47
エネルギーを制するものが次の時代を制する

日本に期待したいですね

スパイが怖い

しかし、ロシアはソ連崩壊からマイナス期に入っていると思うので

短期的には巻き返すが

長期的にみればモンゴル帝国のように後退していくでしょう
返信する
そういえば (ウォッチャー)
2006-09-06 13:17:32
『1945年の最初の原爆実験は、大衆には「軍用列車の爆発事故」と説明された。』

そういえば、北朝鮮でも列車に詰まれた肥料か何かの大爆発事故がありましたね。

(臨界事故という噂もありましたが。)
返信する
Unknown (Unknown)
2007-01-16 03:42:59
日本に期待したいなら、まず全ての外国人追い出さなきゃ。とくにNSAとかね。
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Unknown (Unknown)
2007-04-11 10:25:30
http://www1.coralnet.or.jp/ts59/
ここに面白そうな内容が有る。
常温核融合と関係有るのかな?
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Unknown (Unknown)
2007-04-12 10:47:17
http://www1.coralnet.or.jp/ts59/
ここに問合せて見たところ、可能性は充分有るとの事。
但し、相手が充分に確認出来ないと詳細は教えられないとの話。
面白そうですね。
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Unknown (Unknown)
2007-04-22 15:03:31
全世界からエネルギー危機がなくなった場合、その世界ではいかなる新しい均衡が生まれるのか?。

てか、天動説地動説並の大記事だ。馬鹿かとほざくか革命だとほざくか、人間は単純だ。


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>全世界からエネルギー危機がなくなった場合 (princeofwales1941)
2007-04-22 18:14:18
>全世界からエネルギー危機がなくなった場合、その世界ではいかなる新しい均衡が生まれるのか?。

エネルギー危機が解消されたとしても、一部の鉱物資源、農産物、一部地域での水不足などの供給不足による危機が起きる可能性は高いと思われます。
返信する
水爆の基 (Unknown)
2007-05-06 17:34:57
ここには特別変った事が無い。

http://www1.coralnet.or.jp/ts59/

そこで、発明者本人に聞いて見た。
「水爆の基になりそうだ」と、また本人も実験中に被爆したと。
その上「水爆まで行かなくても、中性子爆弾に近い物になるかも知れない」との事。
真面目に答えてくれたけど、この人頭が変じゃないの?

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