サラリーマン活力再生

対米追従の政治家・官邸・マスコミ等と闘う「民族派」「国益派」を応援し、「安心して暮らせる社会」を目指すブログ

203183 IMFの保有金の売却をG20で協議へ~米主導型ブレトンウッズ体制終焉⇒世界中央銀行設立

2009年03月31日 | アメリカ:闇の支配勢力と略奪闘争
203183 IMFの保有金の売却をG20で協議へ~米主導型ブレトンウッズ体制の終焉⇒世界中央銀行設立?
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/30 PM03


『G20、IMFの融資財源拡大のため保有金の売却を協議へ』(ロイター)リンクより転載します。
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関係筋によると、今週開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)では、経済危機の打撃を受けた貧困国を支援する国際通貨基金(IMF)の財源を倍増するため、IMFが保有する金の売却について協議される見通し。

IMFによる低利子の貧困国融資では融資を拡大する財源確保のための十分なリターンは見込めないため、金準備の売却については全加盟国の支持が得られておらず、IMF内部でも意見が分かれている。

IMFのストロスカーン専務理事はすでに、金の売却にかかわらず、G20諸国に対し、IMFの支援プログラムの財源倍増に向けてさらなる資金拠出を求めている。

英フィナンシャル・タイムズ紙が入手したG20声明の草案によると、「金準備の売却収入を低所得国の支援に充てるという提案について、春の会合までに合意を取り付け、前進させること」をIMFに要請する見通し。

IMFの金売却には、加盟国の議会による承認が必要で、これには数カ月を要するとみられている。このためIMFは、金売却計画は今回の金融危機に関連した短期的な資金調達のための提案ではないと強調してきた。

ただ、IMFによる緊急融資が最近急増したことで、アナリストの間ではIMFが財務構造の立て直しの一環で金の売却を進める必要性があるとの見方が出ている。
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IMF保有金の売却は、米主導型ブレトンウッズ体制の終焉⇒世界中央銀行の設立を目論んだ動きと見て取れます。まさに、ドル基軸通貨の崩壊間近ではないでしょうか。

 

203170 自然農法のススメ~耕さず・無肥料・もちろん無農薬で・ほとんど除草せず

2009年03月30日 | 肉体破壊・環境破壊・精神破壊問題
203170 自然農法のススメ~耕さず・無肥料・もちろん無農薬で・ほとんど除草せず
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/30 AM07


『自然農法のススメ』(月刊・沈黙の兵器 第00047号 '09/02/28)リンクより転載します。
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 ~前略~

農法には、大きく分けて次の3種類があると、筆者は考えています:
1) 現代農法 … 機械で深く耕す・農薬(除草剤)・化学肥料・あげくの果ては遺伝子操作
2) 有機農法 … 耕す・無(減)農薬・有機肥料・除草が大変(江戸時代以前~戦後迄の農法)
3) 自然農法 … 耕さず・無肥料・もちろん無農薬で・ほとんど除草せず

 ~中略~

さて、耕さない方が良い、ということを科学的に立証したのが、アメリカ農務省のライト博士です。
博士は、「グロマリン」というタンパク質を発見しました。(日本生態系協会「エコシステム」No.82)
このグロマリンは、植物の根に共生する菌根菌類(きんこんきんるい)によって作り出されます。
ところが耕す(耕起する)と、植物の根が死に、菌根菌も減り、グロマリンが作られません。

 ~中略~

ところで
1)現代農法では、1反(=3百坪)当り約65kgものメタンガスを排出するのに対して、
3)自然農法では5kgの排出ですみます。
その差60kg×50倍=3tがメタン→CO2換算の排出量と見做されます。日本の水田は261万ha(=2610万反)ですから、自然農法に切り替えれば3t×2610万=約7800万tものCO2(換算)排出が削減でき、京都議定書の目標を実現できます。

また日本では、ピント外れな(寧ろ土壌破壊を招く)事業に巨額の税金が投入されています。筆者は現在、社団法人を立ち上げて、政・財・官にこの事を働きかけたいと思っています。
ぜひ皆様にもご協力賜れば、幸甚です。
自然農法の実際をビデオでご覧になりたい方は、必見!:
  URL: リンク

最後に、自然農法の野菜は、野菜嫌いの子供たちも、なぜか食べてくれる場合が多いです。

 ~後略~
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203168 なぜかいつも土壇場でつまずく小沢民主党~民主党独裁体制は実現せず大連立時代が到来する?

2009年03月29日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
203168 なぜかいつも土壇場でつまずく小沢民主党~民主党独裁体制は実現せず大連立時代が到来する?
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/30 AM07


『なぜかいつも土壇場でつまずく小沢民主党』(ベンチャー革命)リンクより転載します。
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 ~前略~

もし、小沢氏が権力欲におぼれたら、来る衆院選挙で民主党の大勝は不可能であり、さりとて、自民党の復活もおぼつきません。結局、民主党による一党独裁体制は実現せず、大連立時代が到来することになります。大連立は本来の民主主義政治とは異なり、下手をすれば従米の大政翼賛会に陥る危険があります。小沢氏が米国覇権主義者から密かに期待されているウラ・ミッションこそ、実はこの従米大政翼賛会の実現ではないでしょうか。ただし、それが彼の本音の理想かどうかはまた別問題ですが・・・。

ところで2007年、福田政権時代、小沢氏は自民・民主大連立に前向きの姿勢を示したことがありました。ところが民主党内の猛反対で、一時、辞任しかかったことがありました。安倍政権時代、安倍首相からの大連立オファーを蹴った小沢氏が、福田政権時代、なぜ一転、大連立に賛同したかはまったくの謎ですが、いずれにしても親米自民と親米民主の大連立は米国覇権主義者がもっとも望むところでしょう。

しかし、小沢氏は小泉氏のように単純な親米派ではないのです。その心中は極めて複雑怪奇です。隠れ親米派の小沢氏は米国覇権主義者でゴールドマンサックス系統のジェイ・ロックフェラー(米民主党系)の意向には比較的従順ですが、デビッド・ロックフェラー(共和党系で自民党清和会サポーター)の意向には必ずしも従順でない面があります。そのため、スキを見計らって、アンチ・デビッド発言(いさましい反米的発言にみえる)がときおり飛び出します。

それを真に受けるブロガーの一部は、小沢氏のリーダーシップによる日本の構造改革(真のチェンジ)に強く期待しています。したがって、彼らは一様に小沢辞任に猛反対しますが、残念ながら、国民の中では少数派です。2001年、小泉フィーバーのとき、小泉氏の「自民党をぶっ壊す!」という過激発言に、当時の筆者も一瞬、期待したことがあります。小沢氏は小泉氏ほどの詐欺師的二枚舌とは思われませんが、さりとて彼が正義感あふれる愛国政治家かどうかはまったくの未知数です。しかしながら、少なくとも彼は、かつての田中角栄のように官僚コントロールはうまいかもしれません。だからこそ、官僚は小沢氏の政権奪取の野望に強く警戒しているということです。
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203068 「日本人であることに誇り」8割~日本の歴史や文化・芸術に誇りを感じる若者増加の傾向

2009年03月29日 | 縄文体質を有する「日本人」の可能性を探る
203068 「日本人であることに誇り」8割~日本の歴史や文化・芸術に誇りを感じる若者増加の傾向
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/28 PM10


『誇りある人たち』(新世紀のビッグブラザーへ blog)リンクより転載します。
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 ~前略~

『8割が「日本人」に誇り 5カ国の青年意識調査
リンク
内閣府が28日発表した日本など5カ国の青年に対する意識調査結果によると、日本で「自国人であることに誇りを持っている」と答えた人は、6年前の前回調査より9・1ポイント増の81・7%に上り、1977-78年に実施した調査で聞いて以来初めて8割を超えた。
自国で誇れるもの(複数回答)は「歴史や文化遺産」が59・4%で最も多く、「文化や芸術」が44・7%で続いた。一方、自国人が「国際的視野」を身に付けていると考えている人は、日本が27・8%で最低だった。
日本の歴史や文化・芸術に誇りを感じる若者の増加傾向が明確になった形。経済の低迷などで「内向き」志向が強まっているとも言えそうだ。
調査は日本や韓国、米国、英国、フランスに住む18-24歳の青年約1000人ずつを対象とし、2007-08年にかけて実施した。
自国人であることに誇りを持っていると答えた割合は、米国が91・2%でトップ。以下英国84・1%、日本、韓国78・0%、フランス77・1%の順だった。社会に満足していると答えた人は、日本では43・9%にとどまり、米国(67・6%)や英国(61・2%)に大きく差をつけられた。
日本人のイメージ(複数回答)は「勤勉」「知的」などが上位。「信頼できない」は米、英、フランスが1けた台だったのに対し、韓国では30・5%に上った。』

新聞・テレビなどのマスメディアや、日本悲観主義者たちの必死の努力にも関わらず、日本の若者たちは誇りとしっかりとした価値観を身につけつつあります。内閣府の調査のポイントを抜き出しますと、

■日本の若者の81.7%が日本人であることに誇りを持っている。六年前の調査から、9.1ポイント増加
⇒日本のマスメディアが、日本人から「日本が大好き!」な気持ちを奪い取るための報道を続ける中で、この結果は凄いです。韓国はメディアが「ウリナラマンセー」の報道しかしないくせに、日本人よりも自国への誇りがないとは、努力不足です。

■自国人が国際的視野を身につけていると考えている人は、三割以下
⇒全く持ってその通り。しかし、そもそも三橋は、日本人が「国際的視野」とやらを頑張って身につける必要があるとは思っていません。何しろ、1億人を越える同質化された知識水準の高い市場を持っており、海外文献もほとんど日本語で読めるのですから。

■社会に満足していると答えた日本の若者は、43.9%
⇒素晴らしい!現状に不満を抱き、変えよう、変えていこうとする心こそ、社会を良い方向に変える最大の原動力です。逆に、あの状況で六割以上が社会に満足している英米の若者の心理状態の方が、怖く感じます。例えば、社会を脅かす最も危険な要素、すなわち「犯罪」について見てみると、

【諸外国の犯罪動向との比較 2005年】(ソース:平成19年版 犯罪白書)
      犯罪発生率(犯罪件数/人口)   殺人/10万人
日本      1.766%              1.1件
アメリカ    3.899%              5.6件
イギリス    10.405%              3.2件
フランス    6.235%              3.5件
ドイツ     7.747%              2.9件

と、イギリスの犯罪発生率は10%を越え(一年間に10%の確率で、犯罪に会う)、アメリカの人口当たり殺人件数は日本の五倍以上なのです。(何か、変な諦観の域に達していませんか。特にイギリス人)

この状況にも関わらず、かつ04年以降、犯罪件数が着実に減り続けているにも関わらず、日本人は「治安が悪化」したと嘆いているわけです。もちろん、マスメディアや日本悲観主義者たちがミスリードをしているというのもそうですが、日本人の根っこには「より良くしなければならない。よって、今を悪いと思わなければならない」という強迫観念じみたものがあるのかも知れません。

別にそれが悪いことだとは思いませんが、日本人のそういった習性を「政治利用」しようとする勢力があることを認識しておく必要があると思います。

 ~後略~
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203019 「日本に永住したいくらいだ」~欧米人から見た素敵な江戸時代の日本

2009年03月28日 | 縄文体質を有する「日本人」の可能性を探る
203019 「日本に永住したいくらいだ」~欧米人から見た素敵な江戸時代の日本
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/27 PM11


『素敵な江戸時代』(月刊・沈黙の兵器 第00041号 '08/07/30)リンクより転載します。
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 ~前略~

たとえば江戸中期から特に末期に日本を訪れた欧米人の、日記や手紙が残っている。それによると、「日本に永住したいくらいだ」、とまで書いているものが多数あるそうだ。

より具体的に、欧米人から見た、当時の日本のスゴいところを挙げると:


●平和である。(当時、欧米は侵略戦争に明け暮れてましたからね)

●道を歩いていて、ゴミが見当たらないし、糞尿の臭いがしない。(当時ヨーロッパでは、糞尿を家の窓から道路に捨てていたところが多かった)

●道や家が小綺麗で、玄関や庭、そして山野にも、美しい花が多く咲いている。(特に冬に咲くツバキは感激され、ヨーロッパでの小説「椿姫」にも影響している)

●人々は礼儀正しく親切で笑顔にあふれている。特に父と子が楽しく遊んでいる。仕事帰りの夕刻ともなれば、父は子のため、玩具などのお土産を買って家路につく。

●食事は質素だがバリエーションがあり、山海の食材に富んでいる。肉食はしない。料亭といわれるところに行けば、数十種類もの食材で作られた料理がでる。

●教育のレベルが高い。田舎の農民の娘までも、読み書きができるものがいる。子供が凧揚げに興じる時、凧に描かれた人物絵の説明文を得意気に読む。

●職人のレベルが高い。特に和服や玩具、刀や絵画彫刻、和紙など生活用品。(和紙製の雨合羽など、西洋のゴム製より通気性も良く、感嘆されたようだ)


ゲゲなんじゃこれ、「笑顔にあふれ、特に父と子が楽しく遊ぶ」ところが印象的だ。父が子と遊べる時間があったってことは、ゆとりの生活をしてたんだぁ。21世紀の日本より、江戸時代の人々は幸せだったのかもぉ~?
ある欧米人は、「地上で最も『天国』に近い国」、とまで絶賛した。日本に開国を恫喝したペリー提督の、部下の一人は、
「この素晴らしい国を、世界の現実に巻き込もうとする我々自身に、疑問すら感じる」
とまで書いているのだ。その疑問というか不安は的中して、その後、日本は戦争の時代に突入するわけです。

 ~後略~
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203005 銀行がつぶれても誰も困らない!?~ダメな金融機関をつぶしてよい理由

2009年03月28日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
203005 銀行がつぶれても誰も困らない!?~ダメな金融機関をつぶしてよい理由
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/27 PM06


『ダメな金融機関をつぶしてよい理由』(大前研一氏)リンクより転載します。(長文ですのでかなり部分的な転載)
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 ~前略~

銀行にとって資本金というものはそれほど意味がない。預金者から金を集め、そこから貸し出して運用する。そして少々の額を手元に残しておくのが銀行の経営のあり方だ。例えば10兆円集めたら、9兆5000億円ほど貸し出しに充当し5000億円ほどは手元に残しておくという格好である。銀行にとっての資本金はいざというときの蓄えにすぎないのだ。

したがって、貸し出した金が焦げ付いた、いわば「腐ってきた」からといって、そこに公的資金を注入する(しかも資本金へ注入する)というのは一番駄目なやり方である。資本金とは金融機関が持っているアセット(資産)の数十分の一のものであるにすぎないからだ。公的資金の「資本金への」注入を人体に例えて言うなら、大量出血していて壊死した部位があるときに、それを切り離すこともなく、ひたすら基礎体力をつけようとしているようなものなのだ。

では、正しい処置とはどういうものか。もちろん、わたしがかねて述べている「流動性機構」による対策が最も正しい。だが銀行に対して個別の「対症療法」を行うとしたらどうだろうか。手順としては、貸し出した金が「腐って」きたらそれを処理するのが順当である。そこで、いっそ銀行自体がつぶれてしまってもかまわないとわたしは思う。なぜなら銀行がつぶれて誰かが困るということはまずないからだ。

 ~中略~

銀行がつぶれたとして、やることはなにか。ペイオフを行い、払うものを払うだけである。その際にFDIC(連邦預金保険公社)による処理があり、それでも不足なら公的資金注入などが挙がってくるのだ。「××銀行がつぶれそうだから救おう」と言ったところで生き残ることはまずない。先述のとおり、日本ではあおぞら銀行や新生銀行を立ち上げて延命を図ったところで、それらは「死に体」をさらしているのである、

わたしに言わせれば、駄目な銀行は国家による救済を行わずに、そのままつぶすべきである。つぶれても仕方ないという覚悟があれば、どの銀行も自助努力をするはずなのだ。日本の大銀行もつぶれてしかるべきだったのに延命「させられて」しまった。これは非常に悪い事例であると思う。先に「いっそのことAIGも含めて一回つぶしてしまえばよいのではないか」と述べたのはこういう理由からである。

つぶれても仕方ない銀行が延命させられたうえで、現在やっていることは何だろうか。銀行は大きくなりすぎて威張るようになり、なんのサービスもしなくなった。コンシューマーに対しては傘下の「サラ金」を通じて金を借りろと言い、中小企業に対してはまったく貸し出しをしない。一方、金融庁の審査が甘かったファンドには野放図に金を出し、これが今、昔のノンバンクに対する貸し付けのように腐ってきている。まともな個人や法人には金を貸さないのが日本の生き残った大銀行ということになる。3月の終わりは決算期。今週は困る企業が続出して大変なことになるだろう。

こういう状況であるにもかかわらず、銀行マンは、レイオフ(一時解雇)されることもほとんどないし、給与も日本で最高レベルのものを得ている。彼らは本来なら日本で最低レベルの給与になっても、自行がつぶれる寸前までがんばらなければならない立場であるのに、そうはしないでいる。預金者の金を守りもせず、日本の金融を支えるための努力も惜しんでいる有り様だ。その一方で経営が破綻すれば国に救済を求めるのである。なんたる虫のよさであろうか。

 ~中略~

今の世の中を見ていると、銀行を恨みながら倒産していく企業は不動産業界をはじめ山のように出てきている。いっそのこと江戸時代の米騒動よろしく、銀行への焼き討ちでも起こったらいいとわたしは思っている。わたしとて本当はこんな物騒なことは言いたくないが、今の政府は銀行には至れり尽くせりで、ノンバンクは上限金利でつぶすつもりだし、不動産会社は結局明治以来の財閥の名前の付いたところしか(つまりは系列の銀行を持つところしか)生き残れない状態になっている。大銀行の「のほほん」とした状況を許せないとしている人々は少なくとも実業界には多いのは事実だ。

 ~後略~
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202968 小笠原孝次著「日本皇統は存続し得るか―神倭(カムヤマトイワレヒコ)皇朝の没落」。

2009年03月27日 | 縄文体質を有する「日本人」の可能性を探る
202968 小笠原孝次著「日本皇統は存続し得るか―神倭(カムヤマトイワレヒコ)皇朝の没落」。
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/26 PM11


『小笠原孝次著「日本皇統は存続し得るか―神倭(カムヤマトイワレヒコ)皇朝の没落」。
』(太田龍の時事寸評)リンクより転載します。
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〇この小冊子は、これまで日本の神道家の莫大な数の著作物の中で、
 もっとも重要な著作である。

〇この小笠原孝次著の結論は、

 (1)日本皇統は存続し得ない。
 (2)カムヤマトイワレヒコ皇朝は没落した。

〇と言うことである。

〇今の平成時代の天皇は、

〇神武天皇から数えて、125代。

〇つまり日本の現在の皇統は、
 カムヤマトイワレヒコと言われた神武天皇を初代としている。

〇日本の国家の正統性を保証する「皇統記」と言うものが存在する。

〇この「皇統記」は、初代神武天皇以降第2代、第3代と継承して、現代の125代に
 至るとされている。

〇小笠原孝次著によれば、

〇このカムヤマトイワレヒコ皇統は、

〇124代昭和天皇で断絶した。

〇昭和天皇で断絶した、とする理由は、この小笠原孝次著の中に詳しく説明されている。

〇しかしこれは、小笠原孝次神道説にとっては、現象論でしかない。

〇本質論は、小笠原孝次言霊学説である。

〇日本民族が縄文日本文明を再生できるかどうか、

〇それは、言霊を回復させることが出来るかどうか。

〇そこにかかっている。

〇縄文日本文明の生命は言霊である。

〇言霊は、万葉集の前期時代に最後の花を咲かせた。

〇このことは、苗代清太郎によって、全面展開された。

〇太田龍著「苗代清太郎国学入門」(未公刊)コピー本は日本義塾出版部で取扱中。

〇縄文日本文明は、言霊と密接不可分である。

〇縄文日本文明が人類正統文明の萌芽として出現した。

〇と、言うとき、

〇それは言霊を意味した。

〇日本は、日本の歴史は、二つの特徴を持っている。

  第一は、言霊学を生み出したこと。
  第二は、千二百年の間殺生肉食禁断令を守ったこと。

〇殺生肉食禁断令は、天武天皇から孝明天皇まで、約千二百年堅持された。

〇しかし、言霊は一万数千年の縄文時代から、現在に至るまで、
 約一万数千年維持されている。

〇縄文時代が表面から消えたあと、

〇縄文人の言霊を復活した。

〇最大の詩人は、松尾芭蕉である。

〇松尾芭蕉が日本人の心の中に生きていることは自明である。

〇つまり、芭蕉を理解し得る限りにおいて、現代日本人が縄文人であることは自明である。

〇「カムヤマトイワレヒコ=神武天皇」これは縄文とは別物であり、異物であり、
 反縄文である。

〇このことを日本人が自覚すれば、

〇縄文日本は再生する。

〇縄文日本人の埋没させられた魂が復活する。

〇このように我々は、前出の小笠原孝次著を理解しなければならない。

(了)
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202967 国策捜査政治謀略に踊る民主党内反小沢派議員

2009年03月26日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
202967 国策捜査政治謀略に踊る民主党内反小沢派議員
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/26 PM11


●『国策捜査政治謀略に踊る民主党内反小沢派議員』(植草一秀の『知られざる真実』)リンクより転載します。
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 ~前略~

民主党は結束して、政治権力による重大な攻撃に抗戦する局面である。それが、政権交代を希求する民主党支持の国民の意思を尊重する行動である。議員の個利個略を優先し、民主党内抗争を拡大させ、目前に近付いた政権交代を水泡に帰すことを誘導するなら、これらの議員に国民の意思を代弁する資格はもはやないと言うべきだろう。

仙谷由人議員、小宮山洋子議員、枝野幸男議員、蓮舫議員、前原誠司議員の、小沢代表辞任を求める声が全国放送で流される現実こそ、今回の「国策捜査」によって目論まれてきた民主党内リアクションであることを、冷静に認識するべきである。

小沢代表の説明は党内で求めるべきだ。不協和音を党外に垂れ流すなど、支持者への背信行為だ。民主党は今回の事件を活用し、企業献金全面禁止のコンセンサスを党内でまとめ、次期総選挙の争点として「企業献金全面禁止」を公約として示すべきだ。

企業献金にまみれ、金権体質にとっぷり浸かっているのは民主党ではない。自民党なのだ。企業献金廃止に抵抗する民主党議員は金権体質の自民党に移籍するべきだ。

民主党議員が次元の低い小沢代表批判を繰り返し、小沢代表が辞任し、党内抗争が激化すれば、もはや本格政権交代の実現は夢の彼方へ消え失せるだろう。政権交代が生じるにしても、自民党と通じる勢力による見せかけの政権交代に終わるだろう。

このとき、本格的政権交代を希求する国民の意思は完全に行き場を失う。いまは内部抗争を繰り広げる局面でない。本格的な政権交代実現を死に物狂いで阻止しようとする巨大な力が働いていることに目を向けようとしないなら、政治的音痴のそしりを受けるだけでなく、巨大権力との内通を疑われてもやむを得ないだろう。

特権官僚、大資本、外国資本、マスメディアと結託する政治屋による利権政治、政官業外電の悪徳ペンタゴンに握られ続けた国家権力を、次期総選挙を通じて何としても国民の側に取り戻さなければならないのである。

すべての民主党議員は幼稚な勢力争いにうつつを抜かすことをやめて、政権交代を希求する多数の国民の真摯な声に謙虚に耳を傾けるべきである。
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●『小沢続投を批判する民主党議員たちの政治感覚の凡庸さについて…………。』(山崎行太郎毒蛇山荘日記)リンクより転載します。
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 ~前略~

…民主党内にも、恐らく少数ではあろうが、存在することが暴き出され、そのメンバーがますます鮮明になったわけで、これは、政権交代、民主党政権誕生という来るべき政治ドラマにとっては、不幸中の幸いというか、かえって歓迎すべき結末だったと言っていい。それにしても、身内の不幸を、自分達の出番が来たと勘違いして、破顔一笑、喜びを隠しきれずに、はしゃいでいた前原某や岡田某の政治感覚の鈍感さと凡庸さ、あるいは口の軽さ、尻の軽さについては語るべき言葉もない。
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202925 失業手当:不受給77%…日本は先進国中最悪の水準

2009年03月26日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
202925 失業手当:不受給77%…日本は先進国中最悪の水準
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/26 AM11


『失業手当:不受給77%…日本は先進国中最悪の水準』(毎日jp)リンクより転載します。
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国際労働機関(ILO)は24日、経済危機が雇用に与えた影響についての調査報告書を発表し、失業手当を受給できない失業者の割合が日本は77%で、先進国中最悪の水準にあると指摘した。2番目に悪い水準のカナダと米国(同率の57%)を大きく上回っているとしている。

他の先進国は、英国40%、フランス18%、ドイツ13%で、日本は受給できない人の割合が際立って多い。

日本の場合、失業手当受給に必要な保険料納付期間(1年)の制約のために受給できていない非正規雇用労働者が多いことなどが反映したとみられる。

報告書は特に、日米カナダの3国を列挙して「受給要件が(他国より)厳しいため、手当を受け取っていない失業者が半数を超えている」と指摘した。

失業手当を受給していない失業者の人数は、米国630万人、日本210万人、英国80万人、カナダ70万人、仏独がそれぞれ40万人で、人数でも日米が突出している。

また、先進7カ国で、今年初めまでの12カ月間に失業した人の数は、米国が410万人でもっとも多く、日本は2番目で29万人、3番目がカナダの20万7000人だった。

一方、途上国では、都市部だけで制度が運用されている中国で、都市部の失業者の57%が手当を受け取れていない。全国規模に換算すると84%近くが受給できていないと推定された。ブラジルも、失業者の93%が手当を受けていないという。
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●ご参考:日本の現状(週刊ダイヤモンド3月21日号より)

①年収200万円以下の人口1032万人
②生活苦で自殺1990年1272人→2007年7318人
③ホームレス1万6018人
④相対的貧困率先進国ワースト4位
⑤2008年10月~2009年3月に失業する非正規労働者15万7806人
⑥最低賃金水準先進国ワースト4位
⑦子供7人に1人が貧困
⑧完全失業者5人に4人は失業給付をもらえない
⑨ひとり親家庭の貧困率先進国ワースト2位
⑩生活保護を受けられない困窮者最低600万人

 

202871 貿易統計にみる日本経済の本格的な縮小~輸入激減が2月黒字化要因

2009年03月25日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
202871 貿易統計にみる日本経済の本格的な縮小~2月の黒字化要因は輸入激減のため
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/25 PM01


『経済速報(縮小する日本経済:貿易統計)』(Nevada(金融危機特集))リンクより転載します。
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今日発表になりました【貿易統計(速報)】では【貿易収支】は824億円の黒字になっていますが、内容をみますと輸入が激減しているために黒字になったことが分かります。

今、日本の貿易統計をみますと昨年7月から日本経済は<半減>以下に縮小していると言える惨状になっています。

      <輸入額>     <輸出額>
6月  70,480億円  71,521億円
7月  75,426億円  76,245億円
8月  73,657億円  70,514億円
9月  72,703億円  73,613億円
10月 69,900億円  69,148億円
11月 55,510億円  53,235億円
12月 51,527億円  48,305億円
1月  44,373億円  34,804億円
2月  34,431億円  35,255億円

<輸入>が半減していると共に<輸出>も半減しているのがこの統計から見てとれますが、これをGDPに直せば、日本のGDPは500兆円から250兆円に激減しているとも言えるのです。

また、2月、3月は大企業の海外向け在庫操作が入るために輸出は実態より増える傾向にありますので、この2月の実質輸出は3兆円を下回っていたはずです。

今後この<輸入・輸出>半減の影響が本格的に日本経済を襲うことになります。
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貿易の大幅縮小を好機と捉えるためにも、早急に内需拡大へと戦略転換し、日本経済を軟着陸させる必要があります。

 

202869 米国や英国の銀行に代わり中国の銀行が株式時価総額世界トップ3を独占

2009年03月25日 | アメリカ:闇の支配勢力と略奪闘争
202869 米国や英国の銀行に代わり中国の銀行が株式時価総額世界トップ3を独占~金融危機で国際金融界に地殻変動
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/25 PM01


『中国の銀行が世界トップ3を独占 国際金融界に地殻変動』(産経ニュース)リンクより転載します。
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国際金融を支配してきた米国や英国の銀行が今回の金融危機で壊滅的な打撃を受け、代わりに中国の銀行が世界のトップ3(株式時価総額)を独占したことが分かった。23日付の英紙フィナンシャル・タイムズが伝えた。新興勢力のオーストラリアやブラジルの銀行もトップ20入りし、金融危機が国際金融の世界に地殻変動をもたらしたことを浮き彫りにした。

同紙によると、アジア通貨危機の傷跡が残る1999年5月には世界トップ20のうち米銀が11行、英銀が4行を占めた。世界1は米シティグループ(同1509億ドル)だったが、今回総額450億ドルの公的資金を受けるなど今月時点で46位(同137億ドル)に転落。

現時点でトップ20に残った米銀は、合併で経営体質を強化したJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴなど4行で、英銀はHSBC1行だけ。株価急落を免れた中国工商銀行(1753億ドル)▽中国建設銀行(同1287億ドル)▽中国銀行(同1128億ドル)がトップ3を独占し、中国の台頭ぶりを印象づけた。

オーストラリアのウエストパック銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行、ブラジルのイタウ銀行もトップ20入りしており、投資リスクを健全に管理したカナダの銀行も躍進した。日本では三菱UFJフィナンシャル・グループが7位に入った。同紙は「税金投入で救済された銀行の営業は縮小されるかもしれない。金融危機の記憶が消えるまで再び銀行ブームが訪れることはない」と予測している。
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202780 国連に「世界経済理事会」創設~金融規制の新機関設置も

2009年03月24日 | アメリカ:闇の支配勢力と略奪闘争
202780 国連に「世界経済理事会」創設~金融規制の新機関設置も
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/24 AM07


『国連に「世界経済理事会」創設 金融規制の新機関設置も』(共同通信)リンクより転載します。
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世界的な金融危機の再発防止に向けて、国連総会の作業部会が取りまとめた報告書を共同通信が23日入手した。国連に総会や安全保障理事会と同格の「世界経済理事会」を創設、国際通貨基金(IMF)などと連携し、経済安定などのため国際協調を強化するのが柱。金融規制を担う新たな国際機関の設置も打ち出している。

米国の影響力が強いIMF・世界銀行を中心とする「ブレトンウッズ体制」を抜本的に改革、全加盟国の意思を反映する新たな国際金融体制を構築する狙いがある。

ドイツのメルケル首相が同様の国連経済理事会設置を提唱するなど、報告書は欧州の提案と近く、4月にロンドンで開く第2回金融サミットでも議論される見通しだ。

作業部会は昨年10月に設置され、ノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ・米コロンビア大教授が議長。25-27日の総会特別会合の討議を経て4月に最終報告書をまとめ、6月に危機対策を議論する首脳会議を開催する。

報告書は先進7カ国(G7)、ロシアを加えた主要8カ国(G8)、中国など新興国も含む20カ国・地域(G20)よりも幅広い国の利害を代表する枠組みの必要性を強調。持続的で偏りのない成長などの目標を達成するため、国際金融体制の「大胆な改革が重要」と指摘した。

経済理事会は経済のほか社会、環境問題でも指導力を発揮。IMFのほか世界銀行、世界貿易機関(WTO)、国際労働機関(ILO)などの調整に当たる。
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国連の国際機関を世界経済理事会に統括させようとしています。世界中央銀行の設立を目論んだ動きでしょうか?

 

202733 AIG賞与めぐる大騒動の影に潜む単純な真実

2009年03月24日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
202733 AIG賞与めぐる大騒動の影に潜む単純な真実
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/23 PM02


『100人殺せば英雄である』(新世紀のビッグブラザーへ blog)リンクより転載します。
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 ~前略~

さて、AIGの賞与問題でアメリカが揺れに揺れていますが、ブルームバーグに色々と考えさせられるコラムが載っていましたので、ご紹介いたします。(日経がこのレベルのコラムを載せるのは、いつになることやら・・・)

『【コラム】AIG賞与めぐる大騒動の影に潜む単純な真実―Mルイス
リンク

3月20日(ブルームバーグ):米政府は昨年9月に、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の救済を開始した。政府がこれまでにつぎ込んだ額は1730億ドル(約16兆 4900億円)で、その大きな部分は住宅ローンや社債のデフォルト(債務不履行)に備える保険契約をAIGから購入していた銀行に流れた。

ドイツ銀行やフランスのソシエテ・ジェネラルなど外国銀行もこの資金を受け取ったし、ゴールドマン・サックス・グループやバンクオブ・アメリカなど米銀も受け取った。

米政府当局者は、元は税金だった資金を受け取った各社についての情報を国民の目から隠そうとしたが、米紙ニューヨーク・タイムズのグレッチェン・モーゲンソン氏をはじめとした報道関係者が、これを阻止したことは大いに褒められてよい。

結局、米納税者はAIGのギャンブルの賭け金を払わされた。賭けに勝ったのはAIGではなくて、ゴールドマンやドイツ銀だった。この信じがたい事実はしかし、政治家たちを全くと言っていいほど動かさなかった。1730億ドルが金融機関に流れたことについては、これで良かったというのが米国の政治家の共通認識のようだ。

ところが、AIGが雇用契約に基づいて1億6500万ドルのボーナスを支給したところ、政界全体が大騒ぎを始めた。大統領はボーナスを取り返すと約束し、上院議員の1人はAIG社員が自殺をすべきだとまで極言した。 (後略)』


長いので、後ろ半分は省略しましたが、是非全文お読み頂きたいと思います。僭越ながら、わたしの方で内容を要約しますと、

■AIG救済のためにアメリカ政府がつぎ込んだ16兆円の多くは、CDSの精算分の支払いとしてドイツ銀行やゴールドマンなどに流れた。

■AIGはCDS契約の際に、債権などが「デフォルトしない」方に賭けたわけだが、結局は賭けに破れ、反対側に賭けていたゴールドマンなどが儲けた。但し、AIGから賭け金の精算として支払われた金は、アメリカ政府の金、すなわちアメリカ国民の金である。

■アメリカの政治家は↑これについて、ほとんど問題視しなかった。(金融システムの安定を維持するという大義名分の下で)

■ところが、AIGの社員が雇用契約に基づき巨額ボーナス(合計1億6500万ドル)を受け取ったところ、いきなり大騒ぎになった。

■政治家やアメリカ国民は、AIG社員が受け取るボーナスは元々アメリカ国民の税金だと批判している。それはもちろんその通りだが、それを言ったらCDSの精算金としてゴールドマンやドイツ銀行に流れ、彼らの社員に支払われる巨額ボーナスの原資となったお金にしても、元々はアメリカ国民の税金である。しかも、額は1000倍規模である。

■そもそも、今回の危機の発端はアメリカ国民が分不相応なローンを組み、ウォール街が貪欲に儲けのみを追求した結果だが、アメリカ国内で道徳観がグロテスクな形に単純化されている。(結果的にAIGの社員が叩かれている。)

■アメリカ国民は身近なAIGのボーナス1億6500万ドルに怒りを抱く割に、より悪質なはずの1730億ドルについて、なぜか理解が及んでいない。

 ~後略~
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202722 今日の金融破綻に至った背景や歴史についての概要②

2009年03月23日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
202722 今日の金融破綻に至った背景や歴史についての概要②
  猛獣王S HP ( 30代 営業 ) 09/03/23 AM09


202721の続きです。
『金融破綻に至るのが必然。という歴史を教わった36の夜←遅すぎw』(やっぱとんとんネギラーメンでしょ)リンクより転載します。
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◆中央銀行制度の登場
→金貸しが国に金を貸す機関「中央銀行」制度を作った。
 国は中央銀行に借金した分だけ紙幣を発行して貰う。という
 金貸しが儲かる制度。金(きん)が無いのに無から有を作る
 制度を作ったため、それまで金と交換できる預り証だった
 のに、紙幣は金と交換できない不換紙幣となった。
 ※味を占めた金貸しは世界各国で中央銀行制度を確立させた。

◆基軸通貨の登場
→各国間の貿易・資本取引する際に、各国独自の通貨を使うのは
 貨幣価値の違いを計算したり自国や他国の通貨に換金する手間が
 非常に不便だったため、決済する際の基準となる通貨が必要と
 なり基軸通貨が登場した。
 始めはイギリスのポンド。次にアメリカのドル。

◆国への影響力が絶大に
→王(国)への借金を盾に金貸しの都合の良いよう法律を変えさせた
 ため、もはや金貸しの影響力は一国の政治を動かすレベルに発展。
 金貸しが儲かるために起こさせた侵略戦争も数知れず。

◆金貸しが儲かる為の仕組みが増大
→借金により国の中枢を押さえているため、無から有を生み出す金貸し
 理論がまかり通り金融経済が実体経済を上回る。

◆崩壊と再生を繰り返す経済
→金貸しが際限なく儲けようと作り出した制度は無理があるため、
 バブルが出来ては崩壊した。現在の金融破綻もそのうちのひとつ。

◆基軸通貨制度の限界?
→取引には便利な側面がある反面、基軸通貨は世界各国から必要とされる
 =常に需要がある=貨幣価値が高いレベルで維持されるので、輸入には
 有利だが輸出には不利となる。すると輸入した方が安く仕上がるので
 国内産業が衰退し実際には国力はどんどん落ちてるのに貨幣価値は
 高いまま=紙幣を刷っても刷っても世界各国が買ってくれるので、
 国内の実体経済はボロボロなのに貨幣価値の高い紙幣はどんどん発行
 できるので、輸入+紙幣の発行で何とかやっていける。という歪んだ
 構造になる。紙幣をどんどん発行=国が中央銀行(金貸し)への借金を
 どんどん膨らませて行く。という、国を疲弊して金貸しが儲かる
 システムに反発が増大。
  
 国が疲弊していくので基軸通貨に価値が無くなっていくのに取引の
 中心貨幣なので各国はドルを購入する必要がある。
 取引するためにドルを大量に持っておく必要があるので、
 ドルの価値が下がると取引で得た利益が目減りする。
 
 仕方ないので自分達の利益が下がらないようにするためにドルの価値
 を下げさせないようドルを(国債を)買い支える必要がある。
 何故ならばドルを買い支えるのを辞めたら自分達が築き上げてきた
 資産が大幅に目減りするから。
 
 以上より中東などを中心にドルの基軸通貨体制に大きな反発を持って
 おり、ヨーロッパなどと共同で新たな体制作りを模索。一国で実現する
 基軸通貨体制は以上のような理由により崩壊する運命を持ってるので、
 複数の貨幣に分散して取引を行う方向で検討中。
  
 もし複数の貨幣で取引(多極化)が行われるようになったら
 ドルの暴落は避けられないだろう。日本はどうする?


とゆーような内容ですた。(^^;概要だけなのにエラく長くなってもーたww

まぁ全部が全部正確じゃないのかも知れないけど、このような経緯で現在の市場経済が登場&発展してきた。と知ることは面白かったですね。
(あと今日の金融破綻も必然ということが分かりました)

それにしても中央銀行が国に金を貸すために金貸しが考えた制度だとわ全く知りませんでした。うーむ。なるほどねぇ。。

 ~後略~
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202721 今日の金融破綻に至った背景や歴史についての概要①

2009年03月23日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
202721 今日の金融破綻に至った背景や歴史についての概要①
  猛獣王S HP ( 30代 営業 ) 09/03/23 AM09


『金融破綻に至るのが必然。という歴史を教わった36の夜←遅すぎw』(やっぱとんとんネギラーメンでしょ)リンクより
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 ~前略~

…今日の金融破綻に至った背景や歴史については意外と筋が通ってて「おおっ。なるほど!」と思ったので概要だけご紹介しておきますです。


◆人類初期
→獣などの外敵から身を守ることでいっぱいx2。明日の食料すら未知数。

◆武器発明
→獣を追っ払う手段を獲得。それにより活動範囲が拡大。
 でも基本的に身近な集団と一緒に生活。小さな集団で社会を形成。

◆社会拡大
→小さな集団同士の衝突開始。力の強い集団がどんどん吸収合併。

◆市場の登場
→異なる集団同士でモノのやり取りをする際に、希少で加工しやすく
 経年劣化が少ない「金(きん)など」を媒介に取引(貿易)が開始される。

◆更に社会拡大
→集団同士の衝突恒常化。上下(搾取)関係の確立も決定的に。
 強いものはより強者に。弱いものはより弱者へ。

◆王朝の確立
→最早覆し様が無いレベルの上下関係へ。世襲制を採用した為、
 富めるものはより富んで行き、貧困層はより貧困へ。

◆商人の登場
→貧困層にいたものが上に行くために、富めるものから富を奪うことを
 画策する。単純に奪う(強奪)のではなく、価値の無いものに価値が
 あると思わせて、大金をせしめる手法を考案。幻想の売りつけ。
 ※タダ同然で手に入れた品物を富裕層に法外な値段で売り付けた。

◆金貸しの登場
→商人が商人または富裕層相手に金を貸すことを開始。
 利子を取って儲けを膨らませて行った。
 ※昔は紙幣がなく「金(きん)」などを直接やり取りしていた。

◆金預り証の登場
→「金(きん)」などを直接やり取りする方法は不便だし強奪の危険が
 伴った。そのため、金は金細工士(金を加工する人)が保有する大金庫
 に預けられ、金細工士は金の預り証を発行した。
 基本的にこの金の預り証を金細工士のところまで持って行けば
 金に交換できたため、金預り証は金と同じ価値があるものとして
 取引が行われるようになっていった。
 ※預け賃を払って大金庫に保管してもらっていた。

◆金貸しの発展
→金細工士も金貸しをやっていたが、預けている全員が一斉に全額
 換金(まさに換金)することは無いことを経験より体得した。
 そのため、金庫に入ってる以上に貸し出し証を発行することで
 更に儲けを拡大して行った。(原資の何倍も貸し出した)
 それまで預かり賃を貰って金庫に金を保管していたが、金を
 貸し出す量数を増やすため、逆に利子を支払うように制度を変更。
 そのため、金細工士の金庫にはこれまで以上に金が増え、貸し出す
 貸し出し証も爆発的に増えて行った。
 ※預ければ預けるほど利子がつくので、更に同時に換金される
 ※リスクも軽減。万が一換金で金が不足する事態に陥った場合は
 ※金貸し同士で融通し合ってやり繰りしていた。

◆産業の発展
→金貸しが大量に金を貸し出す先を探して貸し出していた為、産業が
 発展した。いわゆる産業革命。産業の発展と同時に金貸しも発展。

◆金貸しの影響力増加
→この頃には既に国王や貴族と変わらないくらい金貸しの財力が発展して
 いた。金貸しは貸し倒れのリスクの少ない相手=国を相手に貸し出す
 ことを画策。国が金を使わざるを得ない事態に仕向けた。
 ※国が一番金を使うのは戦争。その為、国力増加のために
 ※他国への侵略を繰り返させて金貸しは王(国)へ金を
 ※どんどん貸し出して儲けていった。

◆金貸しが王を上回る
→国力増加のために他国へ侵略戦争を仕掛けて領土拡大を図るも
 金貸しへの借金の為、国(王)自体の財力が低下。
 借金をチャラにする代わりとの名目で、金貸しに都合が良く
 なるよう法律を変えさせた。(紙幣発行権の独占など)
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続く