201096 政府紙幣についてビルトッテン氏の見解
猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/02/28 PM09
『政府紙幣についてのビルトッテンの見解 老人の人生の短さ』(地声人語日記)リンクより転載します。
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政府紙幣に関して、ビルトッテンが意見を述べている。
「今自民党では政府が作るお金、政府紙幣が検討されているという。しかしそれに対して、そんなことをしたらインフレになるとして反対する声が多い。しかし、それなら、規制されていない民間銀行が、実体経済が必要とするだけのお金を創造していると、どうして信用できるのだろう。民主的に国民によって選ばれた政府がやることは信用できないが、民間銀行なら信用できる、とでも言うのだろうか。
政府がお金を作ることは、2つの利点がある。
1つは、政府がお金を作り、それを利子をつけないで国民に貸し出せば、民間銀行に創造させたお金を貸し出すことによって生まれる利子による無駄な経済成長の必要がなくなる。
2つ目は、日本政府は増税をすることなく、巨額の負債を返済することができる。
日本政府の国家債務の78%は、借金を返済するためのものである。日本の国家や国民のために使われているのは政府の債務の22%だけなのである。
さらに、1968年から国民が支払ってきた税金の29%は、政府の借金のために使われた。国家や国民のために使われたのは税金の71%だった。
また、日本政府は民間銀行が作るお金の約89%を毎年借り、そのうち75%を、再び民間銀行へ借金返済として支払っている。
日本政府が巨額の公的債務を積み上げたのは、政府自身がお金を作らずに民間銀行にお金を作ることを許しているからなのである。
民間銀行ではなく、政府がすべてのお金を1968年から創造していれば、日本政府は547兆円の公的債務のかわりに、625兆円の黒字になっていたはずである。つまり民間銀行に80%から90%のお金を創造させるのを許しているために547兆円の公的債務ができたのである。
または、民間銀行ではなく政府自身がお金を作っていれば、1968年には公的債務はゼロ、1969年からは税金を67%減税することができただろう。もしそうしていれば、 547兆円の公的債務のかわりに2.3兆円の黒字となり、1969年以降支払ってきた税金は現在の3分の1になっていたはずである。」
「現在失業中の270万人を、平均最低賃金である時給703円、または最も高い東京の時給766 円で、1日8時間、週5日、年間2,000時間雇用しても、1年間の費用は4兆円である。これは昨年の消費税税収13兆円の3分の1以下である。」
リンク
政府紙幣で10%の経済成長というのは、かなり眉つばなものだと思うが、政府紙幣で国と地方の借金を無くすことができる。それだけでも未来に希望がもてるようになるだろう。
~後略~
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猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/02/28 PM09
『政府紙幣についてのビルトッテンの見解 老人の人生の短さ』(地声人語日記)リンクより転載します。
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政府紙幣に関して、ビルトッテンが意見を述べている。
「今自民党では政府が作るお金、政府紙幣が検討されているという。しかしそれに対して、そんなことをしたらインフレになるとして反対する声が多い。しかし、それなら、規制されていない民間銀行が、実体経済が必要とするだけのお金を創造していると、どうして信用できるのだろう。民主的に国民によって選ばれた政府がやることは信用できないが、民間銀行なら信用できる、とでも言うのだろうか。
政府がお金を作ることは、2つの利点がある。
1つは、政府がお金を作り、それを利子をつけないで国民に貸し出せば、民間銀行に創造させたお金を貸し出すことによって生まれる利子による無駄な経済成長の必要がなくなる。
2つ目は、日本政府は増税をすることなく、巨額の負債を返済することができる。
日本政府の国家債務の78%は、借金を返済するためのものである。日本の国家や国民のために使われているのは政府の債務の22%だけなのである。
さらに、1968年から国民が支払ってきた税金の29%は、政府の借金のために使われた。国家や国民のために使われたのは税金の71%だった。
また、日本政府は民間銀行が作るお金の約89%を毎年借り、そのうち75%を、再び民間銀行へ借金返済として支払っている。
日本政府が巨額の公的債務を積み上げたのは、政府自身がお金を作らずに民間銀行にお金を作ることを許しているからなのである。
民間銀行ではなく、政府がすべてのお金を1968年から創造していれば、日本政府は547兆円の公的債務のかわりに、625兆円の黒字になっていたはずである。つまり民間銀行に80%から90%のお金を創造させるのを許しているために547兆円の公的債務ができたのである。
または、民間銀行ではなく政府自身がお金を作っていれば、1968年には公的債務はゼロ、1969年からは税金を67%減税することができただろう。もしそうしていれば、 547兆円の公的債務のかわりに2.3兆円の黒字となり、1969年以降支払ってきた税金は現在の3分の1になっていたはずである。」
「現在失業中の270万人を、平均最低賃金である時給703円、または最も高い東京の時給766 円で、1日8時間、週5日、年間2,000時間雇用しても、1年間の費用は4兆円である。これは昨年の消費税税収13兆円の3分の1以下である。」
リンク
政府紙幣で10%の経済成長というのは、かなり眉つばなものだと思うが、政府紙幣で国と地方の借金を無くすことができる。それだけでも未来に希望がもてるようになるだろう。
~後略~
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