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178450 国際石油市場はインサイダー的取引の舞台

2008年06月05日 | アメリカ:闇の支配勢力と略奪闘争
178450 国際石油市場はインサイダー的取引の舞台
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 08/06/05 AM07


『国際石油市場はインサイダー的取引の舞台(EJ第2338号)』(Electronic Journal)より転載します。
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今回の異常な原油高騰――どうも何かウラがありそうです。原油高騰のウラで巨額の利益を手にしている人がいるのです。ある本で読んだのですが、今から10年以上前のことですが、原油の値上げに失敗したOPECの首脳と石油メジャーの重鎮が地中海をのぞむ豪邸に集まって密談をしたというのです。
それから十数年が経過してた2004年の春、突如として原油の暴騰が始まったのです。しかし、それはこれから始まる空前の原油高騰の序奏でしかなかったのです。
2004年春の原油の暴騰は、米国のガソリン不足と中国の原油の輸入増加がきっかけになったといわれていますが、その結果大儲けをしたのは、産油国の王族と欧米の石油メジャーだったのです。ですから、産油国側と石油メジャーとの間に何らかの密約があったのではないかといわれているのです。
次のデータは、世界で最も稼ぐ企業のトップ10です。10社中9社が石油メジャー並びに国営系の石油企業です。石油企業がいかに儲けているかがよくわかります。
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  順位             企業名    営業利益
   1.エクソンモービル(米) ・・・・・ 56939
   2.ゼネラル・エレクトリック(米) ・ 42277
   3.ロイヤル・ダッチ・シェル(蘭) ・ 37678
   4.トタル(仏) ・・・・・・・・・・ 29771
   5.シェブロン(米) ・・・・・・・・ 27571
   6.BP(英) ・・・・・・・・・・・ 26689
   7.CNPC(中国) ・・・・・・・・ 24739
   8.ENI(伊) ・・・・・・・・・・ 24656
   9.コノコフィリップス(米) ・・・・ 24599
  10.ガスプロム(露) ・・・・・・・・ 24275
              単位/営業利益/100万ドル
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原油価格の吊り上げは、石油メジャーと産油国のOPECが組めばできることなのです。今回の原油の高騰でもそうですが、OPECは何度要請されても「世界への原油の供給は十分」として原油の増産には応じていません。それどころか「減産」を口にすることさえあるのです。
一方石油メジャーは、製油所の能力がいかに落ちていてもそれを修復して稼働率を上げることに消極的です。稼働率は90%以上必要なのに80%台しかないのです。しかし、環境問題があるなどの理屈をつけて、一向に修復しようとしないのです。
OPECが増産を拒否し、石油メジャーが製油所の能力増強に消極的になれば何が起きるでしょうか。原油の価格は上がり、ガソリン価格は厭でも高騰することになるのです。
石油問題に詳しい萩田穣氏は「国際石油市場にはインサイダー的取引の舞台が出来上がっている」として、次のように自著で述べています。
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 国際石油市場に、インサイダー的取引の舞台ができあがってい
 ます。ニューヨーク・マーカンタイル取引所に原油と石油製品
 の先物が上場され、OPEC情報を誰よりも先んじて知り得る
 立場にある投機筋が参加し、金余りで膨らんだ巨大マネーが利
 益を求めて動く。そこに国際インサイダー的取引があったとし
 ても不思議ではありません。しかも、そこで決まった原油価格
 は世界の原油価格を左右します。そこは原油高を望む産油国な
 どにとって、価格操作を行う格好の場所になっているのです。
    ――萩田穣著、『変貌する石油市場』より/中経出版刊
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原油価格にはもっと不可解なことがあります。国際ジャーナリストの田中宇氏によると、国際石油市場は二重価格制になっているというのです。
アラブの産油国は昔からイスラム諸国や非同盟の開発途上国に対し、安値で石油を売っているらしいのです。実はOPECの設立の目的のひとつは、発展途上国に対して特別に安く石油を売ることがあったそうです。
先般米上院で問題にされたことなのですが、サウジアラビアがイランに1バレル20ドルという国際価格の6分の1の価格で原油を売っていたことが発覚したのです。国際政治の常識から考えると、スンニ派で親米のサウジと、シーア派で反米のイランとは犬猿の仲であり、サウジがイランに超安値で石油を売ることなど考えられない話ですが、実際はそういうことが起こっているのです。同じことはロシアでも行われているのです。
いうまでもないことですが、石油はドル建てになっています。
したがって、原油高は「ドル安」を意味しています。仮にドルではなく、金で原油を買ったらどうでしょうか。
ニクソンショックの年から現在まで、金の地金で石油を買ったとすると、次のように原油価格は対して上昇していないのです。
要するに金を基準に考えた場合、石油価格の高騰は「ドル下落」のことなのです。
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 1971年/1バレルの原油 ・・・ 0.08オンスの金
  → 1オンス 35ドル/1バレル  3ドル
 1980年/1バレルの原油 ・・・ 0.05オンスの金
  → 1オンス800ドル/1バレル 40ドル
 1990年/1バレルの原油 ・・・ 0.05オンスの金
  → 1オンス400ドル/1バトル 40ドル
 2000年/1バレルの原油 ・・・ 0.10オンスの金
  → 1オンス300ドル/1バレル 30ドル
 2008年/1バレルの原油 ・・・ 0.13オンスの金
  → 1オンス900ドル/1バレル120ドル
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               ―― [石油危機を読む/49]

 ~後略~
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178398 ジャスティン・ロックフェラー、始動?

2008年06月05日 | アメリカ:闇の支配勢力と略奪闘争
178398 ジャスティン・ロックフェラー、始動?
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 08/06/04 PM09


『ジャスティン・ロックフェラー、始動?』(ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報)より転載します。
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ジェイ・ロックフェラーの息子の一人、ジャスティン・ロックフェラーが今話題を集めている。
ジャスティンは、プリンストン大学出身で今年で29歳。去年だったか、バレリーナの女性と結婚したのだが、最近は、エスタブリッシュメント御用達のビルダーバーガー、チャーリー・ローズのインタビュー番組にも出演したようだ。

ジェイには、長男のジョン(5世、ジェイミー)、長女のヴァレリー、次男のチャールズ、三男のジャスティンの4人の子供がいる。

番組動画:http://www.charlierose.com/guests/justin-rockefeller
ジャスティンが注目されているのは、彼が、「ジェネレーション・エンゲージ」という若い世代の政治的な関心を呼び起こしたり、討論を行っていくフォーラムを結成したことによる。

ジャスティンと共同で、設立者に名前を連ねているのは、ブルッキングス研究所の所長である、ストローブ・タルボットの息子、アドリアン・タルボット。ブルッキングスには、ナサニエル・ロスチャイルドも係わっており、具体的に裏付け情報はないが、すでにジャスティンとコネクションができていると見るべきだろう。

アレックス・ジョーンズのサイトでは、この「若者啓発集団」は、近年独立系メディアを中心に世界的な人気を集めている、ルーク・ラドコフスキ主宰の「ウィー・アー・チェンジ」に対抗する形で、権力層の価値観を若者に植え付けるためのフォーラムではないかと指摘しているが、おそらくその通りだろう。

「ウィー・アー・チェンジ」とは、デイヴィッド・ロックフェラーの自宅前で本人を待ち伏せして、「ロックフェラーさん、911の真相を話せ」と突撃取材していた映像が一躍有名になった、あの団体である。

ルーク君とジェイの「どら息子」、ジャスティンのガチンコ対決も見てみたいものである。

 ~後略~
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178396 今植草一秀が熱い、心ある諸君は「blog植草一秀の『知られざる真実』」のリンクをはろう

2008年06月05日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
178396 今植草一秀が熱い、心ある諸君は「blog植草一秀の『知られざる真実』」のリンクをはろう。売国小泉一派鉄槌への一歩を踏出そう!
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 08/06/04 PM09


『今植草一秀が熱い、心ある諸君は「blog植草一秀の『知られざる真実』」のリンクをはろう。売国小泉一派鉄槌への一歩を踏出そう! 』(雑談日記(徒然なるままに、。))より転載します。
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現在最新のエントリー「「敵を欺くにはまず味方を欺く」手法に警戒すべし」をぜひ読んで欲しい。

以下、注目した箇所を抜粋し転載。(ぜひ全文を上記リンク先で読んでください。)

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「敵を欺くにはまず味方を欺く」手法に警戒すべし

(略)

すべては、総選挙での政権交代を回避するための戦術である。「上げ潮派=歳出削減派」は財務省と対峙する素振りを示すが、裏では確実に繋がっていると考えられる。歳出削減派の主張する「小さな政府」は「弱者を切り捨てる小さな政府」であって、「官僚利権を根絶する小さな政府」ではない。その明白な根拠は、日本政策投資銀行、国際協力銀行、国民生活金融公庫の制度改革に際して、「天下り禁止」が盛り込まれなかったことだ。私はこの問題が最も分かりやすいリトマス試験紙であると主張し続けた。

(略)

日本社会は権謀術数に依存する政治権力とそのメディア・コントロールによって破壊され尽くされようとしている。国家公務員制度改革を形にし、歳出削減を重視する装いをまとう政治主張に、多くの国民が欺かれてしまう危険が充満している。表層に見られる細かな事象から政治権力の権謀術数を洞察し、メディアが伝えない真相、深層を、一人でも多くの心ある国民に伝えなければならないと思う。
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関連で、今日の神州の泉の「『植草事件』を惹起した巨大な闇(2)」も必読。エントリー中で紹介されている、 「「小沢一郎&植草一秀」ビック対談」も2001年12月26日の対談ですが注目記事です。AAA植草一秀氏を応援するブログAAA のyuutamaさんも2006年のエントリー「> 小沢一郎氏との5年前の対談」リンクで紹介してくれてます。今回検索で気がつきましたが、読んでいませんでした。未来を先取りしていたような対談で興味深かったです。

※植草さんの応援をするようになったのは、マスコミの扇情的な報道に対する素朴な疑問が出発点でした。「このマスゴミの糞野郎」と、。(笑)今「「敵を欺くにはまず味方を欺く」手法に警戒すべし」を読んで、「素朴な疑問が出発点で、猪突猛進だったかも知れないけれど、突っ走ってきて良かったなぁ、。」としみじみ感じてます。なお、右下の「お散歩&TB先」では植草さんのスリーネーションズリサーチの方をリンク紹介していましたが、最近スタートしたblog植草一秀の『知られざる真実』の方にリンク先を変更しました。紹介順位も前の方に大幅に変更してます。

※参考: 「マスコミはなぜ『マスゴミ』と呼ばれるのか」リンクー権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する (単行本)日隅 一雄 (著)

 ~後略~
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