今年も3月11日を迎えました。
2011年3月11日から10年です。
もう10年?まだ10年?
当日東京に外出中で、自分史上いちばんの揺れ!を体験し、電車が止まって家に帰れない!・・という私的には十分に衝撃的な体験をしたあの日のこと、確かに「過去」ではあるけど私の中ではごく最近のことのように思い出され「昔」というくくりにはなりません。
「まさか」のことが現実に起きて、現状を理解し家族と連絡がとれるまで感じた焦燥感はずっと感触として残っているんだよね。
とはいえ、あのとき中学生だった娘が社会人になった事実を考えると時間の経過を認識します。
そんな私の体験とは比べようもない、大きな大変な被害にあわれた方がた、体に心に大きな傷を負われた方がたにとってはきっともっとそれはずっと「今」なのではないかと考えたり、それはずっと進行形なのではないかと思ったり。
復興は進んでいるようでまだまだのよう。
せめて、10年の時間の経過によって 少しでも哀しみや心の傷が癒されていたらいいな、と思います。
現在またも「コロナ禍」という「まさか」の真っ最中。どうにも時間の流れが遅くて早くて。どうにも気持ちが重くなる・・。
災害も病気も いろんなまさかをちゃんと受け止めてあらゆる備えと覚悟をしておかなくちゃいけないのだ!と思い知らされますが・・むずかしいですね。
で、3.11といえばジュリーの新曲!
ここ数年はジュリ友様たちと銀座・山野楽器に新譜をお迎えに行くのが嬉しいおきまりとなっておりました。
今年も新譜はきっと!・・と、ぎりぎりまで希望はもっていたのだけれど。
そんなファンの気持ち・・ジュリーはきっとよくご存知だよね?
で、
昨夜夜中に更新されていたというオフィシャルに・・
ジュリ~~っ
新しいCD?!
・・いや、これ、前記事のコメント欄に書き込んでくださったでぶねこさんが慌てるのも当然!
正方形のこの感じ、CDのジャケットそのものじゃないですか~!
コメント読まずに見たら私もきっと間違えてたわ‥期待してただけに。
え~~ん
いやいや、気持ちを込めたメッセージ あらわしてくださったジュリーに感謝です
・・あらためて、
forget-me-not
勿忘草ですね。
可憐な花で伝える意味は、花言葉から「ずっとこれからも 3.11を忘れないで」でしょうか。
これまで、忘れることなく・・むしろ深まる想いを毎年新しい曲として届けてくださいましたものね。
それだけに、10年目の今年どんな曲が聴けるのかすごーく期待していたし、ずっとお逢いできずナマのお声が聴けない状態の「今」だからこそとってもとっても聴きたかったんだけど・・レコーディングすることが難しい状態だったのかなぁ
花言葉そのまんまだと「私を忘れないで」そして「真実の愛」。
もちろん!ジュリーを忘れるはずはありません~。むしろ
Forget me! と言われたって忘れられない! 忘れませんよー
そしてそしてこちらも更新されてたのね。
令和3年3月11日。
余談ですが・・私、「forget-me-not」にちょっとした思い出があります。
確かあれは中二の最初の授業だったか、先生が「なんでもいいから自分の好きな英語の言葉、文を書いてみて」と、小さな紙片を配りまして。
なんでもいいって、何を書けばいいの?
ん~~、と考えた結果書いたのが foget me not ・・花言葉だったよね?
紙片を集めて、先生がそれらを読み上げて・・ Hello とか I like ~ みたいなのが多かったなか、
「forget me not・・これ書いた きんぴらさんは?」と探されて小さく挙手。
ちょっとざわつく教室。
「forget me not・・私を忘れないで。 ほぅ~。文学的だね。うん。」と言われ
いや~、何を書いたらいいんだかで「ぽっ」と浮かんだこの言葉。
実は大好きなマンガに出てきた英語を思い出して書いてしまったんですよね。
花言葉だからいいかなーと。
しかし先生は
「foget me not・・うん。うん。」
とかなんとか、なんだかとても感心してくれちゃって勝手に文学少女だと思われちゃったみたいです。ははは。若気の至り。
そんな私の愛読書は「悪魔の花嫁」でありました
(あのころはジュリーよりデイモスが好きだったのねー)
ほんとどうでもよい余談でした
それにしても・・今年は新曲出ないのかなー。
ジュリー様、3.11から遅れてでも ぜひー。