木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

エイズ問題を題材にした演劇「希望の詩」

2006年01月21日 13時04分07秒 | Weblog
今朝の朝日新聞の「ひと」欄に比嘉正央さんという高校の先生が紹介してあった。
昨年12月に沖縄県内14校の高校生ら約60名が、「エイズウィルス感染に直面した人々が感染による苦難を乗り越えていく」舞台を演じられたとのこと。比嘉さんはその脚本を書かれた先生。普段は県立首里東高校で保健体育を教えているそうです。
こんな先生もいらっしゃるんですね。
若い人にこそ知って欲しいエイズの問題に、お芝居を通じて出会えるっていいなぁ。
(当時の朝日新聞の記事はこちら。リンクが切れてないといいんですが…)


<参考>
エイズ正しく知って 高校・大学生が演劇(2005年12月1日琉球新報より)

 エイズウイルス(HIV)感染者とエイズ(AIDS)患者の実体験に基づいた演劇「希望の詩」を通して、エイズへの正しい知識と理解へつなげようと、県内の高校生や大学生らが4日から県内3カ所で上演する。
 生徒らは劇中のせりふを通じて「病気への不安や無知が人から思いやりやきずなを奪い去る。正しい知識を持って差別・偏見をなくそう」と観客へメッセージを送りたいと意気込んでいる。
 「希望の詩」はHIVに感染した女子高校生と、エイズで両親を失った親友を取り巻く物語。HIV人権ネットワーク沖縄代表理事で首里東高校の比嘉正央(まさなか)教諭(44)が脚本を書き下ろした。親や会社からの差別・偏見に遭いながらも、最後まで希望を持って生き抜いた登場人物を通して、命の尊厳の大切さや一人一人の病気への理解が偏見をなくす力になることに気付く内容。
 出演するのは首里東、首里、南風原、真和志、浦添、小禄、那覇国際、開邦、陽明の高校生や短大、大学生ら約40人。11月上旬からけいこを開始。本番を間近に控え、けいこも熱を帯びている。
 小禄高1年の吉永大祐(だいすけ)君(15)は「人の考え方を変えるのは難しいけれど、偏見や差別がいかに相手を傷つけるか、観客に伝わる演技をしたい」と意欲を見せている。比嘉教諭は「性行為の低年齢化で、全国的に10代の感染も増えている。HIVやエイズ、性感染症は生徒にとっても人ごとではない」と話している。
 劇はAIDSキャンペーン2005「人権フォーラム 翼を下さい」の中で上演。フォーラムは4日午後6時半から那覇市民会館、17日午後2時から名護市民会館、22日午後6時半からは沖縄市あしびなーで開く。入場無料。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« books48ダカーポ増刊「新大学... | トップ | スバル360 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事