観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「味いちもんめ」。

2012年06月16日 | 映画・ドラマ
 これは面白かった。まず、2011年の新春スペシャルを観て、もっともっと観たくなり、第2シリーズ「味いちもんめII・京都編」を観賞。中居正広って、若い頃のはこういったキャラの面白おかしく、そしてちょっぴりほろ苦いドラマに良く出ていたものだ。
 懐かしくもあったが、今観ても耳朶遅れでないところが凄い。板前や女将を演じている役者も、「如何にも」的で、臨場感あり。ヒットした理由は一目瞭然だ。
 樹木希林も、「寺内貫太郎一家」を彷彿とさせる台詞の楽しさ。
 

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「忠臣蔵外伝 四谷怪談」。

2012年06月16日 | 映画・ドラマ
 民谷伊右衛門が赤穂藩士だった。そして、一連の浅野内匠頭の刃傷、御家断絶と、伊右衛門の一連の「四谷怪談」の流れがあって、浪人となった伊右衛門が吉良家に仕官する。
 元禄時代のお犬様騒動やらも加味され、「四谷怪談」(これも元禄時代の話)、浅野家浪士の討入りと、この大きな流れは面白いのだが、どうして普通の時代劇として撮らなかったのだろう。
 浪々の身に愛想を尽かし、妻を捨て、吉良家家臣の娘と再婚する。だが、元朋友たちに打ち入られ、苦悩する。切ない話になったのに…。
 どうにもおかしなメイクとおかしな行動。そして、CGを使ったおかしな終わり方。
 役者も良い役者そろいなだけに惜しまれるが、深作欣二監督とあれば、これが深作ワールドなのだろう。残念ながら、私にシュール過ぎて…奇妙に映った。
 ざっと、佐藤浩市、石橋蓮司、蟹江敬三、火野正平、田村高廣、真田広之、近藤正臣、渡瀬恒彦、六平直政、津川雅彦、名取裕子といった名優ぞろい。佐藤浩市が良く受けたと思った。渡瀬恒彦もほとんど脇役。やはり深作監督は偉大なのだ。
 女優陣は、もの凄いおっぱい大きくてビックリの高岡早紀、荻野目慶子、渡辺えりは、まあ受けるだろうなと納得。


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