昨日は地区恒例の正月行事“大般若”が行われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/47/5bd9dbb345d31707683da0550f7b2aa2.jpg)
三崎の伝宗寺から運んできた経典箱に大根をくくりつけ、その下をくぐる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/3a/e55e299a70687ecb90a6fdfb0b628b0e.jpg)
くぐった後には、“十六善神様”の掛け軸の入った箱で背中をたたいてもらう。
大きな木箱の中には、大般若経の経典がたくさん入っており、
その下をくぐるということは、大般若経の威光をいただくのであろう。
そして、背中をたたいてもらうのは、厄除け、痛い箇所が治りますように、ということだろう。
この後、和尚さんをお迎えして、法要(大般若転読祈祷会)が行われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/fb/544ae2a4877dca7edbd2a2a174f4a44b.jpg)
中央壇上には、先ほど背中をたたいてもらった十六善神様の掛け軸が祀られ、
和尚の「般若心経」が始まる。
そして、地区住民数人が手分けをして「大般若経」を1巻ずつ手に取り、声を出して「大般若波羅密多経第○巻・・・」と唱えながら、蛇腹折りの経典を右へ、左へ、前へとパラパラとめくる(経典の転読)。
その所作の後、「降伏一切大魔最勝成就(ごうぶくいっさいだいまさいしょうじょうじゅ)」と唱えて、地区の悪魔祓いをする。
これを10分間ほど続ける。
ところで、この経典だが、相当古く、表紙などがなくなって、ボロボロになりかけているものがほとんどである。
それもそのはず、江戸時代からのもののようで、一部には寄贈したと思われる方の名前が記されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/6a/cf4025ae93cfac899b6fe75d4617fa40.jpg)
これは甚右衛門さまが宝暦六年(1756年)に寄贈したようだ。
すごい!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dolphin.gif)
それらが終わったあと、和尚が分厚い経典の1巻を手にし、参加者一人一人の背中を数回たたいてくれる。
このたたきは少々痛いが、なかなか気持ちよく、健康になるような気がしてくる。
法要の後は、和尚が持ってきてくれたお札を竹に挿して辻辻に飾る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/09/25c9c6e2f6ac125d9e3b05506cd00c1e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7f/a6f4baa5f69f8ac5b55613bc149286a7.jpg)
これは、災いや疫病など悪いことが地区に入らないように
とのおまじないである。
今年も地区が安泰で、無病息災でありますように!
ご訪問ありがとうございます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/09/48484df33d6d0696675b5309db9659f7.png)
「プチッ」と応援 感謝
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三崎の伝宗寺から運んできた経典箱に大根をくくりつけ、その下をくぐる。
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くぐった後には、“十六善神様”の掛け軸の入った箱で背中をたたいてもらう。
大きな木箱の中には、大般若経の経典がたくさん入っており、
その下をくぐるということは、大般若経の威光をいただくのであろう。
そして、背中をたたいてもらうのは、厄除け、痛い箇所が治りますように、ということだろう。
この後、和尚さんをお迎えして、法要(大般若転読祈祷会)が行われる。
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中央壇上には、先ほど背中をたたいてもらった十六善神様の掛け軸が祀られ、
和尚の「般若心経」が始まる。
そして、地区住民数人が手分けをして「大般若経」を1巻ずつ手に取り、声を出して「大般若波羅密多経第○巻・・・」と唱えながら、蛇腹折りの経典を右へ、左へ、前へとパラパラとめくる(経典の転読)。
その所作の後、「降伏一切大魔最勝成就(ごうぶくいっさいだいまさいしょうじょうじゅ)」と唱えて、地区の悪魔祓いをする。
これを10分間ほど続ける。
ところで、この経典だが、相当古く、表紙などがなくなって、ボロボロになりかけているものがほとんどである。
それもそのはず、江戸時代からのもののようで、一部には寄贈したと思われる方の名前が記されている。
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これは甚右衛門さまが宝暦六年(1756年)に寄贈したようだ。
すごい!
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それらが終わったあと、和尚が分厚い経典の1巻を手にし、参加者一人一人の背中を数回たたいてくれる。
このたたきは少々痛いが、なかなか気持ちよく、健康になるような気がしてくる。
法要の後は、和尚が持ってきてくれたお札を竹に挿して辻辻に飾る。
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これは、災いや疫病など悪いことが地区に入らないように
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今年も地区が安泰で、無病息災でありますように!
ご訪問ありがとうございます。
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