かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

石仏・石塔見て歩き(17:動物たち)

2011-03-28 14:27:31 | 田舎の生活


もう絶滅したのではないかといわれている ニホンカワウソ。 
この石仏が作られたころは、そんなことなど予想もしていなかっただろう。
私も剥製でしか見たことはない。

こちらは牛2頭。


「千手観音」とある。

千手観音といえば、我が地区にも似たような石仏がある。


こちらは馬のようで、前脚を上げていなないているようだ。
なぜ牛や馬が千手観音なのか私にはわからない。

もうひとつ馬の石仏。


下半身がずいぶんと苔むしている。
で、苔を取ってみた。


うーん、後ろ脚も宙に浮いている。
駆けている。 

ここにはほかに、牛もいる。

地衣類がサイケな味わいを出している。

そして、これは山羊だろうか?鹿だろうか?

膝を折って座っているが、その背中に人(地蔵?)が乗っかっている。


右に刻まれた文字は「亥之年男」のように読める。
年男が山羊だか鹿だかの背中で手を合わせて祈っている。
亥年なら、なぜイノシシじゃないのだろうか?