ここ半島は穏やかな陽射しが降りそそぎ、ひたすら静かだというのに、
東北地方は大変なことになっている。
つい先ごろ、ニュージーランドで悲惨な災害が起こったばかりだというのに・・・。
新聞のテレビ欄はほとんど真っ白。
民放もCMを流さずに地震関連のニュースだけ。
TVから映し出された津波の様子はあまりにも生々しく 悲惨だ。
2004年のスマトラ沖地震による津波被害もTVニュースで見たけれど、
それを上回る大規模なものだったのではなかろうか。
しかも範囲が広い。
そして、おさまった後の壊滅状態となったたくさんの町が映し出される。
あまりにも無残だ。
本震の後も数えきれないほどの余震が起こっているようで、
今回の地震を起こした断層は、南北の長さ400キロ以上だという。
東北日本側のプレートと太平洋プレートの境界が大暴れしている感じだ。
無くなられた方々のご冥福をお祈りします。
そして、被災して家を失った方々も大変だ。
孤立している方々も早く救援されることを願うばかりだ。
さらに、原発にも被害が出ているようで怖い。
この半島も原発があるので他人ごとではない。
しかも、半島の北側沖合数キロ(瀬戸内海)の海底には活断層(中央構造線)が走る。
一方、四国の沖合 南海トラフではフィリピン海プレートがもぐりこんでいる。
フィリピン海プレートの西日本への沈み込む速さは、1年間で4~6センチ程度だといわれている。
だとすると、100年間では陸側が4~6mも縮む(沈み込む)ことになる。
これを跳ね返そうとして起こるのが南海地震、東南海地震、東海地震だ。
南海地震の発生周期は100~150年程度だそうで、1946年に紀伊半島沖で発生したのが最後となっている。
想定される次の南海地震の発生確率は、10年以内が10~20%、30年以内が40~60%程度、そして50年以内となると80~90%と予測されている。
いずれにしても、日本列島近傍では4つのプレートがぶつかり、押し合っている。
今さらながらだけれど、日本中どこで大きな地震が起こっても不思議ではない。
【平 朝彦(2002)より】
ご訪問ありがとうございます。
「プチッ」と応援 感謝
東北地方は大変なことになっている。
つい先ごろ、ニュージーランドで悲惨な災害が起こったばかりだというのに・・・。
新聞のテレビ欄はほとんど真っ白。
民放もCMを流さずに地震関連のニュースだけ。
TVから映し出された津波の様子はあまりにも生々しく 悲惨だ。
2004年のスマトラ沖地震による津波被害もTVニュースで見たけれど、
それを上回る大規模なものだったのではなかろうか。
しかも範囲が広い。
そして、おさまった後の壊滅状態となったたくさんの町が映し出される。
あまりにも無残だ。
本震の後も数えきれないほどの余震が起こっているようで、
今回の地震を起こした断層は、南北の長さ400キロ以上だという。
東北日本側のプレートと太平洋プレートの境界が大暴れしている感じだ。
無くなられた方々のご冥福をお祈りします。
そして、被災して家を失った方々も大変だ。
孤立している方々も早く救援されることを願うばかりだ。
さらに、原発にも被害が出ているようで怖い。
この半島も原発があるので他人ごとではない。
しかも、半島の北側沖合数キロ(瀬戸内海)の海底には活断層(中央構造線)が走る。
一方、四国の沖合 南海トラフではフィリピン海プレートがもぐりこんでいる。
フィリピン海プレートの西日本への沈み込む速さは、1年間で4~6センチ程度だといわれている。
だとすると、100年間では陸側が4~6mも縮む(沈み込む)ことになる。
これを跳ね返そうとして起こるのが南海地震、東南海地震、東海地震だ。
南海地震の発生周期は100~150年程度だそうで、1946年に紀伊半島沖で発生したのが最後となっている。
想定される次の南海地震の発生確率は、10年以内が10~20%、30年以内が40~60%程度、そして50年以内となると80~90%と予測されている。
いずれにしても、日本列島近傍では4つのプレートがぶつかり、押し合っている。
今さらながらだけれど、日本中どこで大きな地震が起こっても不思議ではない。
【平 朝彦(2002)より】
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