かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(124:オーストリア編-第十二章)

2010-12-09 12:05:02 | 旅行
≪オーストリア10日目≫ 




有名な建築家オットー・ワーグナーの設計によるという アム・シュタインホーフ教会
この教会内のステンドグラスが素晴らしかった。





そして、祭壇のモザイク画





この建物は集合住宅だそうで、色鮮やかなマジョリカ焼きタイルで花の模様をあしらっているところから、マジョリカハウスと呼ばれているそうだ。
これもオットー・ワーグナーによる100年前の建物とのこと。



セセッシオン(分離派会館)
この建物は、オットー・ワーグナーの弟子が設計したそうで、
保守的な美術界からの分離を目指す芸術家たちの活動拠点して建てられた展示館だそうだ。
「それぞれの時代にその芸術を、芸術に自由を」
球形の月桂冠は、まるで黄金のキャベツのようだ。

この日の夜は、学術大会の閉会ということで、ウィーン郊外のグンポルツキルヘンという村で、夕食会が行われた。
この村はワインの名産地のようで、村の至るところにホイリゲがある。
ホイリゲというのは、自家製の新酒を飲ませる農家風の酒場レストランといったところで、主催者側が村全体を貸し切って行うという、なんともおしゃれなものだった。
参加者は、事前に配布されたクーポンを持って、思い思いのホイリゲに入って、飲食・会話を楽しむのだ。
自家製ワインということで、それぞれのホイリゲで少しずつ味が違っており、
ウィンナーを食べながらいろんな味のワインを楽しむことができた。
まことに結構な夕食だった。  
  ≪つづく≫


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