ただ売上げを伸ばせばよいのではない。売上げが増えても不良債権や過剰在庫があれば資金繰りはかえって苦しくなる。
売上げのないところに利益は生じませんので、まずは売上げを上げることが大切です。
ただし、資金繰りの改善のためには、ただ売上げを伸ばすだけではダメです。資金的な裏付けのある売上げを伸ばすことがポイントとなります。
資金的な裏付けのある売上げとは、その売上げに伴う売上債権が回収条件どおりに確実に回収されていること、さらにその売上げのために過剰な在庫を抱えていないことをいいます。
しかし、売上げが増えると通常は売上債権は増えますし、適正在庫も増えることとなり、そのために一時的に資金繰りが苦しくなりますが、そのようなケースでは売上げ増に伴う正常な売上債権と在庫の増加であれば問題はありません。
資金的な裏付けのある売上げを伸ばすためには、事業部門ごとの予算と業績評価をキャッシュフロー計算書で行うという方法があります。
業績評価のポイントを売上高や利益ではなく、「営業キャッシュフロー」に置くのです。
売上げの増加 ← ← ← ← ← ←
↓ ↓ ↑
売上債権の増加 在庫の増加 →↑
↓
回収
↓
キャッシュの増加
【資金の裏付けがある売上げとは】
←前へ
資金繰りの改善手法-Ⅵ.損益取引から資金繰りを楽に-63.まず利益を増やそう
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資金繰りの改善手法-Ⅵ.損益取引から資金繰りを楽に-65.コスト削減を見直す
売上げのないところに利益は生じませんので、まずは売上げを上げることが大切です。
ただし、資金繰りの改善のためには、ただ売上げを伸ばすだけではダメです。資金的な裏付けのある売上げを伸ばすことがポイントとなります。
資金的な裏付けのある売上げとは、その売上げに伴う売上債権が回収条件どおりに確実に回収されていること、さらにその売上げのために過剰な在庫を抱えていないことをいいます。
しかし、売上げが増えると通常は売上債権は増えますし、適正在庫も増えることとなり、そのために一時的に資金繰りが苦しくなりますが、そのようなケースでは売上げ増に伴う正常な売上債権と在庫の増加であれば問題はありません。
資金的な裏付けのある売上げを伸ばすためには、事業部門ごとの予算と業績評価をキャッシュフロー計算書で行うという方法があります。
業績評価のポイントを売上高や利益ではなく、「営業キャッシュフロー」に置くのです。
売上げの増加 ← ← ← ← ← ←
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売上債権の増加 在庫の増加 →↑
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