秋田のキムカズが贈る気まぐれブログ

秋田に住んでるキムカズが気まぐれなままに書き綴るブログ。さーて、きちんと更新できるかな??

事業承継を考える(承継方法別のメリット・デメリット)

2008-08-31 16:04:07 | 企業支援
【親族内承継型】 
 ┣メリット
 ┃ ┣ 社内外から心情的に受け入れられやすい
 ┃ ┣ 後継者を早期に決定することができる
 ┃ ┗ 後継者育成のための準備期間を確保できる
 ┗デメリット
   ┣ 親族内に経営者の資質と意欲を持つ候補者がいるとは限らない
   ┗ 相続人が複数いる場合に後継者を決めるのが難しい
【親族外承継型】(従業員への承継等)
 ┣メリット
 ┃ ┣ 社内外から広く候補者を探せる
 ┃ ┗ 長年勤めてきた従業員に承継させる場合は、経営の一体性を保ちやすい
 ┗デメリット
   ┣ 後継者が株式を取得するための資金の不足
   ┗ 個人保証債務を引き継ぐことへの抵抗感
【企業売却型】(M&A)
 ┣メリット
 ┃ ┣ 広く候補者を外部に求めることができる
 ┃ ┣ 清算・廃業に比べて譲渡企業オーナーの手取りが大きい
 ┃ ┣ 従業員の雇用を守れる
 ┃ ┗ 取引先に迷惑がかからない
 ┗デメリット
   ┣ 従業員のモチベーション
   ┣ 経営の一体性を維持することが難しい
   ┗ 手続きを代行する仲介業者への手数料(1,000万円程)等費用負担が大きい。

関連HP:キムカズのホームページ
     小規模事業者の事業承継問題 ~親族内承継を中心とした承継支援策~


マーケティング研究①>製品(Product)戦略について

2008-08-21 23:22:52 | 企業支援
 製品の価値とは、消費者に与えるベネフィット(利益)である。
 このことはよく知られているが、往々にして実践上で意識されない場合が多い。
 T・レビットは、「わが社の4分の3インチ・ドリルがよく売れたが、それは消費者が4分の3インチ・ドリルを欲したからではなく、4分の3インチの『穴』を欲したからである。」という例をあげている。
 つまり、「4分の3インチ・ドリル」は製品であり、「4分の3インチの穴」はその製品が提供するベネフィットだというわけである。
 「製品を売るのではなく、ベネフィットを売る」というこの発想が製品マーケティングにおける基本的な発想であるといえるだろう。
 特に、現在多くの市場は成長市場ではなく、成熟市場にあるので、特にプロブレム(問題・難題)とソリューション(解決・回答)という観点からの製品開発が必要なのである。


消費者のプロブレム(問題・難題)
↓ ┗○○のような生活局面での不満、不便、困ったこと

企業が提供するソリューション(解決・回答)
↓ ┗消費者の不満、不便、困ったことを解決してあげる

それを製品ベネフィットという形で表現する
  ┗そのソリューションを製品(ベネフィット)という形で提供する。

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