秋田のキムカズが贈る気まぐれブログ

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1/3 日本三大○○に学ぶ「あるもの磨き」

2012-01-03 15:50:30 | 企業支援


1月3日(水)、新年三日目。
明日は仕事初め。2012年のスタートが目前です。
仕事始めを前に少々緊張気味?なキムカズです。


ところで、今日も秋田魁新報の「北斗星」から引用させていただきます。


~省略~
「うどんEXPO(エキスポ)」開催は、稲庭うどんの存在抜きには語れない。
日本三大うどんの一つとされ、その歴史は江戸初期にまでさかのぼる。
秋田藩主への献上品や宮内庁御用品にもなった。
イベントを成功に導いたのは、稲庭うどんの全国的な知名度の高さとそれを生かした斬新な企画力であった。


県内で「日本三大○○」に数えられるものは、まだまだある。
秋田杉、比内地鶏、秋田美人、西馬音内盆踊り・・・。
足元をもう一度見詰め直せば、地域を元気にしてくれる新たなアイディアはあるはずだ。
「ないものねだり」はやめて「あるもの磨き」をしよう-。
地域おこしに取り組むリーダーの一人がこう指摘していた。
新春に、いま一度かみしめたい言葉だ。



日本三大○○で思い出したのが、県が毎年発行している「県民手帳」にある「秋田県の日本一」のページ。
改めて見てみると・・・、
湖の深度(田沢湖)や集成材の出荷数、じゅんさいやとんぶりの収穫量、
理容所・美容所の数、持ち家比率、小中学生の学力や体型等々等・・・いっぱいある。

このページを見ていて特に興味深く思ったのが「重要無形民俗文化財の件数:16件」とあったこと。
そういえば、県内であちこちでこの言葉を耳にするように思う。
そこでどこにどんな重要無形文化財があるのか調べてみた。



毛馬内の盆踊り(鹿角市)、大日堂舞楽(鹿角市)、根子番楽(北秋田市)、
東湖八坂神社祭の統人行事(潟上市)、男鹿のなまはげ(男鹿市)、
土崎神明社祭の曳山行事(秋田市)、秋田の竿灯(秋田市)、
秋田のイタヤ箕製作技術(秋田市・仙北市)、角館祭りのやま行事(仙北市)、
刈和野の大綱引き(大仙市)、六郷のカマクラ行事(美郷町)、保呂羽山の霜月神楽(横手市)、
上郷の小正月行事(にかほ市)、小滝のチョウクライロ舞(にかほ市)、西馬音内の盆踊り(羽後町)、
本海獅子舞番楽(由利本荘市)
以上16件が指定されているようです。

知らない文化財がこんなにもあることにも驚きましたが、
これだけの貴重な資源が残っている秋田を誇りに思える一瞬でした。
いつか機会があれば、これの全部を見てみたいとも思いましたね。


何もない秋田か、何でもある秋田か、何かある秋田か。
見方・やり方・落としどころを変えれば、秋田の元気はまだまだ創り出せそうです。
新しい地域振興を創出するよりも、今ある地域資源を生かして地域の元気づくりをしていきたい。
そんなことを感じながら過ごした三が日でした。






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