秋田のキムカズが贈る気まぐれブログ

秋田に住んでるキムカズが気まぐれなままに書き綴るブログ。さーて、きちんと更新できるかな??

人材育成②>福沢諭吉の教育論

2008-06-22 17:20:52 | 企業支援
福沢諭吉の教育論(文明論之概略)

教育の目的・・・文明を興起する人材の育成

文明社会の定義
 野蛮社会・・・進歩への志向を持たず人が生きる社会
 半開社会・・・文化の発達はあるが、旧慣に惑溺し、進歩向上への道を自ら閉ざしている社会
 文明社会・・・旧慣に構わず、創造性を尊び、虚より実を重んじる社会

人材育成のあり方
 旧慣に溺れず・・・批判精神を持つ人材を育成する
 創造性を尊び・・・工夫し提案できる人材を育成する
 虚より実を  ・・・評論家ではなく実行が伴う人材を育成する

人材育成①>夢と希望のサイクル

2008-06-22 17:11:13 | 企業支援
夢と希望のサイクル
(関 満博一橋大学教授のエッセイより)

のある人には希望がある
希望のある人には目標がある
目標のある人には計画がある
計画のある人には行動がある
行動のある人には結果がある
結果のある人には反省がある
反省のある人には進歩がある
進歩のある人には希望がある


夢→希望→目標→計画→行動→結果→反省→進歩→希望
覚えていたい。



2008.06.22 秋田県立大学公開講座にて

商品開発⑦>高齢者の身体的特徴を考慮した食品開発

2008-06-21 22:30:49 | 企業支援
【高齢者の心身の特徴と食の関係】
 ・歯が弱くなる>噛みにくい
 ・唾液の分泌低下
 ・消化機能低下>便秘、下痢、胃もたれ
 ・味覚、臭覚、温覚低下>食欲減退
 ・体力低下>食事が作れない
 ・(手)作業能力低下>開封しにく、食べにくい


【高齢者の身体的特徴を考慮したこれからの食品開発】
 ① 動作に配慮する
 ② 噛みやすさへの配慮をする
 ③ 見やすさへの配慮をする
 ④ 消化力への配慮をする
 ⑤ 脳の活性化促進を図る食品開発
 ⑥ 血圧低減へ貢献する商品開発 等々

【まとめ】
『栄養機能』『感覚機能』『生理機能』の3者を合わせ持つ商品開発を検討していくことが大切。



引用:2008.6.21 秋田県立大学公開講座「秋田のイスナを育もう」より

商品開発⑥>秋田の食品産業活性化の方向

2008-06-21 22:22:57 | 企業支援
【秋田の新商品開発の視点】
 ◎ 素性のよい食原料
   (例:山菜…文字通りの有機無農薬食品でありその再認識と訴求が必要。)
 △ 生活者の視点に立った商品設計
 ○ 誠実、確実なものづくり
 △ 流通ネットワークの上手な利用


【期待される商品郡】
案-1 原料立地を活かしたふるさと食品
案-2 機能性の高い高齢者向け食品



引用:2008.6.21 秋田県立大学公開講座「秋田のイスナを育もう」より

商品開発⑤>食の乱れから本来の食を考える

2008-06-21 22:16:10 | 企業支援
『食の乱れ』とは…自らが口にするものの正体が分からないこと。
 ┗「食べ物」の裏には、多くの人智、人情が詰まっている
   ┣それを「聞く」ことによって楽しめる。
   ┗または、自ら「物語」を見つける、探す、創る。
     ┣ものづくりをストーリー化する。
     ┣製品化にかける思いを打ち出し、表現する。
     ┗「物語」が「付加価値化」「ブランドイメージ化」を創出してくれる。

商品開発④>近年の「食品に対する要求」

2008-06-21 22:11:01 | 企業支援
近年の「食の乱れ」を起因とした食品に対する要求
 ┣① 安全性に対する要求の高まり
 ┃  ┣安全…危害を受ける恐れのないこと(客観的事実)
 ┃  ┗安心…安全が保証されているとこの心理状態(主観的状態)
 ┣② 信頼性に対する厳しい評価
 ┣③ より一層の多様性
 ┣④ おいしさ + 楽しさ
 ┗⑤ 納得できる価格

商品開発③>食べるということVol2.『物語』も味の決め手になる!

2008-06-21 22:03:17 | 企業支援
~ある引用文のご紹介から~
91歳の安蔵じいさんは総胆管がんで黄疸が出現。安蔵じいさんの奥様はアルツハイマー病。安蔵じいさんのがんはどうにか快方に向かい無事退院。
退院した安蔵じいさんをかかりつけ医が往診に出向くが、奥様とメロン畑で畑仕事でいつも不在。メロン畑での二人は楽しそうで、集中しているためか、いききとし、心配のネタである「がん」も「アルツハイマー」もここでは息の根を潜めているかのよう。
そんなある日、かかりつけ医のもとにプリンスメロンが届いた。早速そのメロンを口にした医者は「うまい!日本一!」と心底感動。
ところが、安蔵じいさんを知らない職員や入院患者は「少し硬い」「甘みが足りない」などと感想をいう。
ここでいえることに、「おいしい」という味覚刺激は舌で味わわなくても、口に入れなくても反応することがあるということ。

以上のことから、味は『5感』で決まるほかにも、
『物語(ストーリー)』が味の決定要因になりうるということがいえそうだ。

【まとめ】
口にする前に反応する刺激策がある。
具体的には、
 ┣ものづくりのストーリーを告知する。
 ┣製品化にかける想いを伝える
 ┗高級イメージを植えつける 等々が考えられる。


商品開発②>食べるということVol1.『味は5感で決まる!』

2008-06-21 21:45:56 | 企業支援
「食べる」という行為は、
 ① 味覚
 ② 臭覚
 ③ 視覚
 ④ 触覚
 ⑤ 聴覚
を総動員して行う作業です。

逆に考えると、食品の新商品開発にあたっては、
この5感の一つを変えるだけで新たな味=商品を提供できることになるのかもしれません。

商品開発のヒントがここに一つあるようです。

商品開発①>日本の食文化の変遷

2008-06-21 21:41:05 | 企業支援
1950年代(昭和25年~55年)
 製粉、製糖、製油等、主要産業の復興【インスタントラーメン登場】

1960年代(昭和35年~45年)
 欧米型食品>乳製品、蓄肉製品の導入、普及

1970年代(昭和45年~55年)
 量から質への転換、ビッグスーパーの台頭

1980年代(昭和55年~平成2年)
 食の国際化と氾濫、外食産業・ファーストフード・コンビニの定着
 健康志向

1990年代(平成2年~12年)
 基本品質と安全性重視
 多様性・こだわり・無関心
 食のもつ新たな価値化【激辛ブーム等】

2000年代(平成12年~)
 食品事故、事件の多発による「安全性」「信頼性」に対する不安。
 食の生理機能性に対する期待と関心