goo blog サービス終了のお知らせ 

サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

手かざし/岡田斎(世界救世教第3代教主)/86歳

2013年09月12日 | 毎日がメメント・モリ

岡田斎さん(世界救世教前教主)が死去

読売新聞 9月12日(木)8時59分配信

 岡田斎さん 86歳(おかだ・いつき=世界救世教前教主)4日、くも膜下出血で死去。近親者で密葬を行った。教団葬は30日午後1時、静岡県熱海市桃山町26の1世界救世教救世会館。葬儀委員長は渡辺哲男・世界救世教代表役員。喪主は長男、藤枝宗明氏。

 1962年、世界救世教3代教主に就任。2006年からMOA美術館長も務めた。

もともと僕は大本教に関心を持っていたので、その大本教から分離した世界救世教に関しても、調べたことがある。
世界救世教の聖地は、箱根に箱根神仙郷(箱根美術館)、熱海に熱海瑞雲郷(MOA美術館)、京都嵯峨野に京都平安郷があり、国内信者100万人、海外信者200万人と言われるが、ともあれ、その施設の(美術品も含めて)、豪華なことは半端ではない。
たったそれくらいの信者数で、どうしてこれほどの資産を有することになったのか、ということに興味は尽きない。

もちろん、その資産を巡ってか、教義をめぐってかはともかくとして、現在では世界救世教いづのめ教団、東方之光、主之光教団 の三派が緊張を孕みながら、かろうじて共存しているかたちとなっている。

三派によって教義の力点の置き方が微妙に異なるが、世界救世教といえば、除霊を手かざしで行うことと、自然農法を推進していることと、芸術活動を行っていることが特色とされる。
一時期、多くの町で自然食品の店が開かれ、EM農法がもてはやされたが、世界救世教の流れがメインであり、ちょっと入るのに躊躇したこともある。

ともあれ、手かざしやEM運動や芸術運動ぐらいなら平和な新興宗教でしかないのだが、3代目教主の死とともに(現在4代目は就任しているが)、もしかしたら地下でいろんな権力闘争が再燃するかもしれない・・・合掌! 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。