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サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

因縁/馬場当(脚本家)/84歳

2011年06月30日 | 毎日がメメント・モリ

「復讐するは我にあり」の脚本家、馬場当氏が死去


産経新聞 6月30日(木)19時19分配信

 

 馬場当氏(ばば・まさる=脚本家)6月29日、悪性リンパ腫のため死去、84歳。通夜は7月3日午後6時、葬儀・告別式は4日午前9時半、横浜市鶴見区鶴見中央2の9の20、鶴見ほうさい殿で。喪主は妻、陽子(ようこ)さん。

 映画「泥だらけの純情」(中平康監督)の脚本をはじめ、「復讐するは我にあり」(今村昌平監督)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した。

佐木隆三原作で、今村昌平監督、主演緒方拳で79年に映画化されたのが『復讐するは我にあり』だったが、シリアスな日本映画の系統としては、傑作であった。
その作品で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞したのが、馬場当さんだった。
敬虔なクリスチャンでありながら、詐欺師を自称し、5人の人間を殺害しながら、延べ12万人の警察捜査をかいくぐり78日間の逃亡を続け、43歳で処刑された榎津巌。
昭和38年の事件であり、10歳であった僕も子供心に覚えている日本を震撼させた事件だった。
この映画権を黒木一雄、深作欣二、、藤田敏八らと争って獲得したのが今村昌平だった。
みんな油が乗っていた時期だったから、誰が撮ってもそれぞれの「復讐するは我にあり」が製作されたことだろう。
ちょっと因縁めくが、この作品の製作者は井上和男さんであり、小津安二郎に師事し喜劇ものをはじめ多くの監督作品も残した人だが、数日前の6月26日にお亡くなりになったばかりなのである。
06年に亡くなられた今村昌平さん、08年に亡くなられた緒方拳さんと、井上和男さん、馬場当さんがこぞって、この作品の思い出話に花を咲かせるかもしれない・・・合掌!




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