オホーツク海側のサロマ湖の近くに湧別町があります。ここに「かみゆうべつチューリップ公園」があります。総面積12.5万平方メートル、作付け面積7万平方メートルの広大な敷地に、約200品種のチューリップが約120万本植栽されています。みごとな風景でした。
「鶴ヶ城」は難攻不落の名城と言われ、戊辰の戦役では新政府軍の猛攻を前に籠城一ヵ月、城は落ちなかったそうです。しかし明治7年に石垣だけを残して取り壊されました。本丸は昭和35年に、天守は昭和40年に鉄筋コンクリート造りで再建されました。鶴ヶ城公園内に、千利休の子・少庵が建てたと言われる茶室麟閣(りんかく)があり、観光客もお茶を楽しめるようです。また、二の丸と中心部・帯郭を結ぶ廊下橋があります。明成の改修時に橋の下を窪ませてその上に木橋を架けました。有事の際は、この橋を落とすことによって敵が本丸には容易には近づけないように、防衛機能を持たせた橋なのです。
会津若松市は会津藩の城下町として栄え、鶴ヶ城や白虎隊などで名が知られるようになりました。お城は「鶴ヶ城」「会津若松城」「若松城」などの呼び名があるようですが、地元では「鶴ヶ城」、地元以外では「会津若松城」と呼ぶことが多いそうです。国の史跡では「若松城跡」と言われているようです。豪壮できれいなお城です。白虎隊自刃の地として知られる飯森山からも遠くに鶴ヶ城が見えました。