気ままな老いカメ

平均寿命を超していますが、まだしばらくは頑張れそうです。

サミュエル・ウルマンの詩(最終章)

2014-12-16 | 日記
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、
この時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。(end)

サミュエル・ウルマンの「青春」というこの詩は、占領軍司令官マッカーサー元帥の座右の銘として、いつも執務室に飾られていたそうです。日本では松下幸之助があるインタービューでこの詩の事を紹介したことで一躍有名になったそうです。また、ロバート・ケネディーがエドワード・ケネディーへの弔辞にこのウルマンの詩の一節を引用したそうです。サミュエル・ウルマンが晩年に過ごした家が見つかり、作成した他の詩も発見されたそうです。その家は「ウルマン記念館」としてJASA(日本協会)が運営しているそうです。
他の作品も読んでみたいと思いました。

ニッカウィスキーの「旧事務所」の建物です。この門の入って左側に「醗酵棟」があります。巨大なステンレスのような筒が並んでいました。ニッカの名札の前では観光客が記念写真を撮っていました。

      

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サミュエル・ウルマンの詩(つづき)

2014-12-15 | 日記
つづき:
苦悶や、狐疑(こぎ)や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰(あたか)も長年月のごとく人を老いさせ、
精気ある魂をも芥(かい)に帰せしめてしまう。年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(きんぎょう)、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探究心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
希望のある限り若く、失望と共に老い朽ちる。(to be continued)

ニッカウィスキー余市蒸留所です。ウィルキー作りに大切なものは、「清冽な水」・「澄んだ空気」・「冷涼な湿潤な気候」で、余市はウィスキーづくりの理想郷なのだそうです。


キルン塔はビートを燃やした煙で麦芽を乾燥させる所です。


蒸留棟は石炭直火焚き蒸留でアルコールを取り出す所です。

  

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サミュエル・ウルマンの詩

2014-12-14 | 日記
サミュエル・ウルマン(1840年~1924年)というドイツ出身のアメリカの詩人がいました。我々の今の生き方に示唆を与えてくれる詩があります。
青春の詩です:
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない、理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。(to be continued)

ニッカウィスキーの「竹鶴政孝とリタ」の生き方も正にこの詩のごとくです。



竹鶴政孝が妻の為に建てた家があります。「RITA HOUSE」です。



その他にも二人のゆかりの品や写真などが展示されています。

  

「thimble(シンブル)」をご存知ですか?裁縫などで使う「指ぬき」のことです。イギリスのウェッジウッド、ドイツのマイセンなど多数の有名陶磁器ブランドの「thimble」もあり、多くのコレクターがいます。実用品というより芸術品のようです。リタさんも持って来ていたのですね。



thimbleの見本です。





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漢字について

2014-12-12 | 日記
漢字検定などでは難しい出題がありますが、日ごろ使う漢字にはかなりいい加減なものがあります。例えば、「施行」は「せこう」でも「しこう」でもいいようです。「早急に」は「そうきゅうに」でも「さっきゅうに」でもいいそうです。昔は「駿馬」を「しゅんば」などと読むと教養がないように見られましたが、これも「しゅんめ」でも「しゅんば」でもいいようです。まだまだこのような例はたくさんありそうです。漢字でも、「せいこうり」を漢字で書くと、「成功裏」・「成功裡」のどちらでもいいようです。「裏」と「裡」は同じ漢字なのだそうです。「衣」の「亠」の下に「里」を入れると「裏」になります。「衤」に「里」を加えると「裡」になります。どちらも「ころも」+「り」なのです。ちょっと面白いですね。このような基本的な読み方や漢字は統一したほうがいいと思うのですが・・・?

木の上の松笠は黒くなっています。1部には茶色の松笠も混じっています。全てが寒そうです。


    

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モノトーンと彩りのある自然 トリムコース

2014-12-11 | 日記


トリムコースを日課的に歩いている人も多いです。健康維持のために歩いているのでしょう。でも歩きながらでも花々や野の草花や木々の花などを楽しめますが、雪が降るとただ歩くのが目的になってしまいます。

  

これはナナカマドの木ですが、ちょっと色があるだけでも違うものです。


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彩り トリムコース

2014-12-10 | 日記


モノトーンの世界の中での彩りは、ナナカマドの実など色のある木の実の他は、公園にある遊具の色です。まだ深く雪が積もっていないので、白い雪の上に鮮やかな色を見せています。これらもそのうちに雪に埋もれてしまうのです。

    

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雪の庭 トリムコース

2014-12-09 | 日記


本州では大雪で雪害が酷いようです。こちらはまだ「雪がないな~」と思っていたら一夜で周りは雪景色でした。各家の庭の木は雪囲いされて枝が折れないようにしています。木の枝から吊るされた「植木鉢」も雪を被っていました。鳥の餌台も屋根に雪が積もっていました。これからが雪本番でしょう。しばらくは日暮れが早く、暗く、寒くなります。3月までの辛抱です。

    

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モノクロの世界の色(1) トリムコース

2014-12-08 | 日記


寒い日が続き、雪は何時になるのだろうかと思っていたら、昨日ですっかり辺り一面が雪景色に変わりました。自然界はすぐにモノトーンの世界に変わりました。その中でナナカマドの赤い実が鮮やかな赤い彩りを添えてくれます。ナナカマドの実もこの寒さですっかり萎んでいますが・・・。

    


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ニッカウヰスキー余市蒸溜所の「旧竹鶴邸」

2014-12-07 | 日記


当初は工場の敷地内に自宅を建てて住んでいたそうですが、夜中でも工場の様子が気になって休まらないということで、余市川を隔てた山田町に家を移築したそうです。現在、敷地内にある旧竹鶴邸は2002年に再移築されたもので、登録有形文化財に認定されています。洋風建築の外観に、内部には和室をはじめとした和風の意匠が取り入れられているそうですが、公開されているのは玄関ホールと庭園のみです。玄関ホールには夫妻愛用のハイティーセットやリタ夫人の聖書をはじめとした品々がエピソードを添えて展示されています。

    

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竹鶴政孝邸

2014-12-05 | 日記


ニッカウィスキーの創業者「竹鶴政孝」の「竹鶴邸」を復元したものです。当時の姿が残ります。銅像もありました。



  

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マッサン&エリー NHK連続テレビ小説

2014-12-04 | 日記




余市にある「ニッカウィスキー」工場へ行ってきました。何度か行ったことがあるのですか、NHKの連続テレビ小説「マッサン」の舞台になってからは初めてです。雰囲気的に余市全体が華やかにあったような気がしました。




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ふきだし公園 京極

2014-12-03 | 日記


つり橋の右側は大きな池のある広い公園になっています。きれいに整備された公園です。左側に水の吹き出しがあります。突き当たりの水取り口はポリタンク用、他の水取り口にはコップがついていました。これを下りると小さな公園になっていて、池があり中央にこのような苔むした岩があり、水が流れ落ちていました。なかなかいい公園でした。

    

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京極のふきだし湧水

2014-12-02 | 日記


京極の「ふきだし湧水」は日量8万トンも湧き出ているそうです。近隣自治体の水源や市販のミネラルウォーターまで幅広く利用されているそうです。湧き水が流れ落ちるのを下から撮ってみました。苔むした滝のような感じですが、2枚目の写真を見ると、ちょっとした段差なのです。

    

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ふきだし公園 京極町

2014-12-01 | 日記


水が滾々(とうとう)と湧き出ています。ここは京極町にある「ふきだし公園」です。羊蹄山の伏流水が湧出するところで、1日に8万トンもの湧水があるそうです。「羊蹄のふきだし湧水」として名水百選の1つに、「生活を支える自然の水」30選の1つに、「名水の里きょうごく」として 水の郷百選にそれぞれ選ばれました。この名水を求めて、ポリタンクや大き目のペットボトルを何本も持って水を汲みに訪れる人の姿が見られます。この水で調理をしたり、コーヒーを淹れたりすると、さぞ美味しいことでしょう。湧き水のうえに「不動明王」がありました。

    

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