飯盛山は会津若松市の東側にある標高314mの山です。白虎隊の自刃の地としても知られています。江戸時代後期の戊辰戦争の時に、会津藩では藩士子弟の少年たちで構成される白虎隊が結成されました。戸ノ口原の戦いで敗走し、飯盛山に逃れました。鶴ヶ城周辺の武家屋敷が炎上するのを見て、鶴ヶ城が落城したと思い、自刃した地になっています。そこからは鶴ヶ城を遠望できます。正面の急な階段を上ると、「さざえ堂」という古い木造建築物があります。螺旋状の板の床を上り、同じ道を通らずに下りることが出来るように造られています。国の重要文化財に指定されています。急な石段の横には有料ですがエスカレーターのような設備がありました。