羽黒山頂の中心に建つのが羽黒山、月山、湯殿山の三神をあわせて祀る三神合祭殿です。月山や湯殿山は冬の間は雪で参拝も祭典を行うこともできないので、三山の祭典はすべてここで行うこととなり、ここを参拝すれば三山を巡ったことになるとされています。今回は出羽三山を訪れる予定でしたが、天候が悪く出羽一山(羽黒山)だけになりましたが三神合祭殿に参拝したので、「まあよし!」です。建治元年(1275)の銘がある鐘は、中世以前のものとしては東大寺鐘に次ぐ大きさで、国の重要文化財に指定されています。三神合祭殿のすぐ前に「鏡池」があります。平安・鎌倉、江戸時代中期までの鏡が発掘され、そのうち190面が出羽三山歴史博物館に収蔵されて重要文化財に指定されているそうです。