小樽運河
2013-10-08 | 日記
小樽の港は北海道の開拓の玄関口として栄えてきました。昔は大きな船を沖に泊め、艀(はしけ)を使って荷揚げしていましたが、取り扱う荷物の量が多くなったので、艀が直接倉庫の近くまで入って来れる水路を作りました。小樽運河は大正12年に完成しました。 内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋立てて造られたので、緩やかに湾曲しているのだそうです。戦後になって港が整備され運河の使命は終わりました。1960年代に運河を埋め立てて、道路として整備する方針が小樽市から打ち出されました。それに対して運河の保存運動が高まり、幅の半分を埋立てて道路に、半分を運河として残すということになったそうです。このような歴史を経て今の小樽運河があります。残ってよかったですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/a2/e7946eaf322730f5be5e50cae64d07b1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6e/0c/8eeda503ff38485e4b55631543ea1b4b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/93/966f37359857afcee1c21f174f3e1c09_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/af/eea4e98bec1ffa4c631b006ea452bad4_s.jpg)