現在、弘前城本丸はこのような状態です。まるでおもちゃのお城といった感じです。
これは本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」がみられ、大地震などが発生した場合、崩落する危険性があると指摘されました。そこで、本丸真下の石垣を修理することになりました。その工事のために、高さ14.4メートル、総重量約400トンの3層からなる弘前城(天守)を建物を解体せず、そのまま移動させたのでした。このような工事を曳屋 (ひきや)というのだそうです。元の姿に戻るには10年かかるそうですが、いつになるのでしょう?私が生きている間には?あ~ぁ!