小学生が登下校時に被る通学帽(黄色い帽子)や、幼稚園児の通園バッグや、児童用の雨傘には、黄色一色が用いられることが多いです。これは黄色が「警戒色」の役割を果たしているからだそうです。黄色は視認性の高い色で、特に黒との組み合わせは非常に目立つコントラストとなります。この「黄色と黒」の組み合わせは、交通標識や軽自動車のナンバープレート、鉄道の踏切、工事現場、各種工場などで多く用いられています。そう云えば「阪神タイガース」も黄色と黒の組み合わせですね。生物学的には蜂の黄色と黒の模様のように「黄色と黒」の組み合わせは「警戒色」、俗に「虎マーク」とも呼ばれているそうです。他の動物が避けてくれる効果があるそうです。「阪神タイガース」はどうでしょうか?
紫色の花
2013-08-29 | 日記
紫は寒色系の一つです。「紫」は紫草(むらさきくさ)という植物の名前で、この植物の根を染料にしたことから、染色された色を「紫」と呼ぶようになったそうです。紫(むら+さき)は紫草が群生する植物なので、「群(むら)」+「咲き」が1つになって、このように呼ばれるようになったそうです。紫は気品のある神秘的な色と見られ、また紫草の栽培が当時の技術では困難だったために珍重されました。歴史の中の日本では、紫は高位を表す色とされ、主に皇族やそれに連なる人にしか使用が許されなかったそうです。西洋では巻貝の一種"purpura"(ラテン語)の出す分泌液が紫の染色の原料とされ、この巻貝1個から出る分泌液がわずかであったために貴重なものでした。やはり高貴な身分の人が紫色の衣装を身に着けていたそうです。この語源から英語の「紫」は「purple」なのですね。
猛暑だ、熱中症だと大騒ぎをしているうちに、こちらの今の気温は18度、日中の気温も24度ほどですっかり秋めいてきました。日の入りもだんだんと早くなり、自然界も確実に秋になりつつあります。もうナナカマドが色づき始めました。ナナカマドは漢字では「七竃」と書くそうです。大変燃えにくくて、7度竃(かまど)に入れても燃えない、と云うことから「七竃」だそうです。ナナカマドの赤い実は冬の食べ物のない時期に鳥の餌にもなり、果実酒にも利用できるようです。 強い火力や火の長持ちで人気のある備長炭の材料としても使われているようです。ナナカマドは秋の紅葉や赤い実が美しいことから街路樹としても多く使われ、北海道では多くの町で「町の木」に指定されています。そろそろ収穫の季節です。
「とんぼ」はよく童謡などでも歌われて、赤とんぼや番いのとんぼなど可愛らしく飛んでいます。ところが意外なことにかなり獰猛な肉食性なのです。飛んでいる虫や昆虫など、「とんぼ」でさえも空中で捕えて食べるそうです。脚には太い毛がたくさん生えていて捕えた獲物を逃さないようになっています。口には鋭い大あごが発達しており獲物をかじって食べるそうです。蝶と蛾の区別がなかなかつきません。一般的には蛾は夜行性で夜飛ぶ種類が多く光に反応して集まるようです。蝶は昼行性で太陽が出ている間に飛ぶようです。また止まる時に蝶は羽を垂直に立てますが、蛾は羽を開いて止まりす。でも結論的にはどちらも例外が多く「蝶も蛾も同じ」と考えてもいいという説もあるそうです。最後の写真は「ハイキ―」でデザイン的に面白いかなと思っただけで、写真としては失敗作です(!(^^)!
日米和親条約は1854年(嘉永7年)に江戸幕府とアメリカ合衆国が締結した条約です。その条約の締結による箱館開港に伴い、防衛力の強化と役所の移転問題を解決するため、徳川家定の命により五稜郭は築造されました。大砲による戦闘が一般化した後のヨーロッパにおける稜堡式の築城様式を採用し、堡を星型に配置しています。1857年(安政4年) 工事開始。1864年(元治元年) 組立開始。1866年(慶応2年) 工事完了。1868年(明治元年)佐幕派の大鳥圭介隊と土方歳三隊の両隊が五稜郭を占拠。1869年1月(明治元年12月)箱館政権樹立。1869年(明治2年)新政府軍に敗北し明け渡される。1914年(大正3年) 公園として一般に公開される。1922年(大正11年) 国の史跡に指定される。1952年(昭和27年) 特別史跡に指定される。1964年(昭和39年) 入口付近に五稜郭タワーが建設される。2006年(平成18年)新しい五稜郭タワー(高さ107m)が開館。2010年(平成22年)箱館奉行所の復元工事が完成し、一般公開が始まる。
「松前藩戸切地(へきりち)陣屋跡」は安政2年(1855年)に幕府の命により松前藩が築きました。形は「四稜郭」で盛り土や空掘りがあって函館の四稜郭と同じようでした。郭内には17棟の建物があり120人程で警備をしていたようです。明治元年の「箱館戦争」の時、相手方に陣屋が使われないように焼き払われたそうです。国の史跡に指定されています。この郭内跡には建物のあった場所に説明板が置かれています。函館の四稜郭と同じようにあまり知られていません。
ところで、余話です。この暑さの中、何処に出掛ける気も起きず、マックのパソコンにWindows8を組み込む作業をしていました。今までは仮想的に入れていたのですが、マックとウィンドウズのそれぞれのパーティションを組んで入れなおしをしました。マックの「Boot Campアシスト」を使うと簡単に出来ると思っていましたが、Windows8のパーティションをフォーマットし直すことが解らずに作業が止まりました。たったこのことを知らないばかりに随分と悩みましたが、WindowsもOffice20113も再インストールし更新や設定も終わりました。パソコンはちょっとしたことが解らないと困るものです。
ところで、余話です。この暑さの中、何処に出掛ける気も起きず、マックのパソコンにWindows8を組み込む作業をしていました。今までは仮想的に入れていたのですが、マックとウィンドウズのそれぞれのパーティションを組んで入れなおしをしました。マックの「Boot Campアシスト」を使うと簡単に出来ると思っていましたが、Windows8のパーティションをフォーマットし直すことが解らずに作業が止まりました。たったこのことを知らないばかりに随分と悩みましたが、WindowsもOffice20113も再インストールし更新や設定も終わりました。パソコンはちょっとしたことが解らないと困るものです。