札幌の「中島公園」は繁華街の「すすきの」の近くにある緑豊かな公園です。その中心に「菖蒲池」があります。昔は豊平川から運ばれる木材の集積場だったそうです。今は大都市の憩いの場となっています。ボート遊びをする人々、池に映る花火を楽しむ人々、桜や紅葉を楽しむ人々などで賑わいます。私が子供の頃は、この池は冬はスケートリンクになり、子供たちの歓声で賑わいました。今は氷が張って近くは立ち入り禁止になっています。賑わいがなくなりひっそりと冬眠に入っています。わずかに氷の張っていない個所ではカモ達が逆立ちをして餌を探しているようです。
12月の中旬が過ぎて間もなく冬至になります。冬至は一年でもっとも太陽の力が弱まる日ですが、それ以降は再び太陽の力が強くなります。この日を境に運が上向くとされているそうです。さらに運に恵まれるようにと「ん」のつく食べ物を食べるようになりました。それが「カボチャ」です。カボチャは「南瓜（なんきん）」と2つの「ん」がついています。北大構内での光景です。何をしているのだろう？と思い、よく見ると「銀杏」を拾っているのでした。「銀杏（ぎんなん）」も「ん」が2つついています。上手に自然の恵みを大切にしているのですね。
真冬日が続きとにかく寒いです。これでも地球温暖化で暖かくなっているのでしょうか？私の子供時分には気温がマイナス15度以下になると学校の始まりが10時からとなったことがありました。今はそのような話を聞かないので暖かくなっているのかもしれません。でも後期高齢者にはこたえます。そんな中、イルミネーションは一段ときれいです。
早くも月暦は残り1枚になりました。自然界はモノクロの世界になりましたが、今は「さっぽろホワイトイルミネーション」と「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」が開催されています。大通会場、札幌駅から道庁、南1条、すすきの方面へと夜の札幌は眩いばかりの光に包まれています。でもカメラ撮影にはあまりにも寒く、指の感覚がなくなるほどです。
