今年はアッと言う間に春満開という感じです。気温が高いのに風が冷たく、梅や桜はまだ先のことだと思っていましたが、もう満開のようです。サイクリングロードの「自転車の駅」が開いたので、さっそく歩いてみました。広々とした自然の中を歩くのは気持ちがいいです。桜が咲いていました。
八幡山の頂上には羽柴秀次の八幡山城があったそうです。秀次は謀反の嫌疑をかけられ切腹し、八幡山城は築城から10年で廃城になったようです。本丸への虎口跡に秀次の菩提弔うための村雲御所瑞龍寺があります。このような場所と「恋人の聖地」とはどうも結びつかないのですが・・・？
近江八幡市に標高283mの八幡山があります。ロープウェイを下りると眼下に琵琶湖・八幡市街・田園水郷地帯が一望できます。ここに豊臣秀次の八幡城があったそうですが、なぜかここは「恋人の聖地」になっています。
近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区に八幡堀はあります。昔の懐かしい雰囲気と建物が旅情を誘います。小樽の運河とは異なる、歴史を積み重ねた風情があります。
小樽は散策するのに楽しい街です。運河があり・石造りなどの古い建物があり、古い市場があり、商店街があり、ガラス工芸店があり、美味しい食べ物屋さんがあります。ちょっと足を伸ばすと旧青山邸や水族館、手宮洞窟などもあります。何度行っても新しい楽しみを見つけられる街です。
お兄ちゃんが笛を吹くのを見つめる少女です。
小樽を訪れる見学旅行生や外国・国内の観光客の方々は、時間的な制約があるためか、小樽運河や堺町通りを散策しています。なかなか坂を上って「都通り商店街」や「サンモール一番街」までは足を運んでくれない気がします。ここは小樽らしい、地元の人にも愛されている商店街のような雰囲気があります。もっともっと活気が出ることを期待しています。
4月の下旬になりましたが、風は冷たく陽春はまだ先です。でも自然界だけは確実に春になっています。私のブログと同じように、ようやく腰を上げて小樽へ行ってきました。運河や街中は雪がありませんが、周りの山には雪が残っています。雪割り草や水仙が咲いていました。自然界に彩があるのは嬉しいです。
