気ままな老いカメ

平均寿命を超していますが、まだしばらくは頑張れそうです。

ムジナ地蔵

2015-01-14 | 日記
「同じ穴のムジナ」という言葉はよく耳にしますが、あまり良い意味では使われていないと思います。ところで、「ムジナ」とはどんな動物なのでしょうか?漢字では「貉、狢」と書くようです。主にアナグマや、地方によってはタヌキやハクビシンを指したりするようですが、これらをはっきり区別することなく同じように使われていることもあるそうです。日本の民話では、ムジナはキツネやタヌキと同じように、人をば化す妖怪として描かれることが多いそうです。

善光寺にムジナ燈籠があり、それにはこんな話があります。


それを基にして作られた「ムジナ地蔵」があります。あの平城遷都1300年祭記念マスコットキャラクターに「せんとくん」がありました。2つの像は似た雰囲気があります。作者が同じなのでした。






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人生の不条理 炎観音菩薩 

2015-01-13 | 日記
数年前に亡くなった私の友達は世の不条理を嘆いていました。お父さんは放蕩三昧でお母さんに苦労をかけていたようでした。お母さんは家庭を守り子どもたちを立派に育てました。そのお父さんは90歳を過ぎて入院しましたが、我儘放題の入院生活でしたが、ある日ポックリお亡くなりになりました。お母さんは80歳を過ぎて病気になり入院しました。七転八倒の苦しみの中で亡くなったそうです。友達はお酒も飲まず、タバコも吸ったことのない元気な人でした。ある日、ちょっと熱があるようなので病院へ行きました。即入院となりました。末期の肺がんでした。人生の不条理を嘆きながら亡くなりました。合掌

 




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ヘミングウェイ 勇気とは

2015-01-11 | 日記
かの「老人と海」の作者であるヘミングウェイは次のように言っています。「勇気とは 窮地に陥ったときにみせる 気品のことである。」、またこのようにも言っています。「人間の価値は 絶望的な敗北に直面して いかにふるまうか にかかっている。」

これは房総半島の「鋸山」の岩の窪みに置かれた仏像・観音像です。上品に慎ましく置かれていました。





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アラン 現在・過去・未来

2015-01-09 | 日記
現在を精一杯生きること、「われわれは現在だけを耐え忍べばよい。 過去にも未来にも苦しむ必要はない。 過去はもう存在しないし、 未来はまだ存在していないのだから。」


永観堂のお地蔵様です。


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ルソー 生きることは・・・

2015-01-08 | 日記
ルソーにはウルマンと共通する考えがあるような気がします。「生きることは、単に呼吸することではなく、活動することである。 最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。 人生を楽しんだ人間のことである。」


柏弁天のお地蔵様です。

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ウィリアム・サローヤン なんてこった!

2015-01-07 | 日記
ウィリアム・サローヤンはアメリカの作家でもあり劇作家です。彼は庶民の哀歓を明るく綴り続けた作家でしたが、必ずしも温かい夫、優しい父親でなかったようです。ギャンブル好きや家庭内暴力などで、結婚・離婚・復縁・離婚などで幸せとは言えない人生だったように思います。こんな言葉が残されています。「誰でも死ななくちゃいけない。 でも私はいつも自分は例外だと信じていた。 なのに、なんてこった。」

血の池地獄の観音さまです。


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千二百羅漢 愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)

2015-01-06 | 日記
京都の嵯峨野に化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)があります。化野は「あだしの」と読むのですね。さらに清滝に向かって奥へ進むと愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)があります。こちらも「あたご」ではなく、「おたぎ」と読むのですね。愛宕念仏寺には千二百の羅漢があります。羅漢とは十六羅漢と五百羅漢があるそうです。仏の命を受けて衆生を済度する役割をもった16人の阿羅漢(羅漢)、仏陀に常に付き添った500人の弟子を「五百羅漢」と称して尊崇・敬愛されたそうです。愛宕念仏寺の千二百の羅漢は参拝者が自ら彫って奉納することが始まって、千二百の羅漢になったそうです。





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ダ・ヴィンチの言葉

2015-01-05 | 日記
ダ・ヴィンチの言葉にこんな言葉がある。
「あたかも良く過ごした一日が、安らかな眠りをもたらすように、良く生きられた一生は、安らかな死をもたらす。」



世界中の人たちが良く生きられるように、平和な平等な世の中になって欲しい!


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サミュエル・ウルマンの詩 なぜ涙を?

2015-01-04 | 日記
親しくしていただいていた方がお亡くなりになりました。私もそろそろ後期高齢者、最後はサミュエル・ウルマンのこの詩で旅立ちたいと思います。



私が船出するとき
嘆きの涙は欲しくない
永遠の国へ私を急がせる
嗚咽も溜息も欲しくない

私の行く道を悲しくする
喪章や打ち沈んだ喪服を身につけないで欲しい
そのかわりに白く輝かしく よそおって
古い習わしを忘れて欲しい

私が去り行くとき
挽歌は歌って欲しくない
美わしい良き日のために
愛の手で高き調べをかなでて欲しい

私のために このような言葉は言って欲しくない
彼の命の灯は消え 去っていったと
ただ こう言って欲しい
彼は今日 旅に出て 旅を続けていると

別れの涙があふれたら
そっと その日をそのままにしておいて欲しい
私を惜しむことなく 共に過ごした日々を喜んで欲しい
そして こう言って欲しい「満ち潮だ。よい船旅を」

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