気ままな老いカメ

平均寿命を超していますが、まだしばらくは頑張れそうです。

開拓の村 旧渡辺商店

2014-02-16 | 日記
北海道のオホーツク海側の稚内寄りに中頓別町があります。中頓別はかつて砂金が採掘されたことで有名な町です。明治30年代、砂金の発見とともに、中頓別には一攫千金の夢を追って全国各地から1万人以上の人々がやってきました。また大正5年の鉄道の開通後は交通の要所として賑わいました。「渡辺商店」はその市街地で雑貨屋として栄えました。この建物は大正初期のもので、漆喰仕上げの土蔵造りで耐火と耐寒に備えた建物です。それにしても、店に吊るされた「竹スキー」や「学生帽」はどうですか?私の子供の頃はスキーを持っている子供は少なかったです。ほとんどが「竹スキー」で遊んだものでした。学生帽も夏は白いカバーを被せていました。明治や大正時代から私の子供の時代はそんなに生活環境は変わっていない気がします。関東地方の大雪で飛行機は欠航が相次ぎました。テレビでは「詳しい情報はホームページでご確認ください」というニュースが流れます。ホームページと言われてもどうにもならない人たちがたくさんいます。今は旧世代と新世代が混沌とした文化・文明の時代なのでしょう。
        
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